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友人「転職見据えてTOEICの勉強開始したんだが、シャドーイングが良さげ?」

こんにちは。ろんです。

先日、日本に一時帰国した際、大学の友人からタイトルの質問がありました。

今回は、その質問に答える形でTOEICのリスニング勉強方法について、まとめてみようと思います。

私のリスニングレベル
現在、私は英語を使って国際機関で仕事をしているため、当たり前かもしれませんが、ネイティブの話をほぼ100%聞き取れます。リスニングはかなり自信のある分野で、TOEFLでは満点、TOEICや英検1級でも今受ければ満点近く
取れると思います。

友人からの質問への回答
結論シャドーイングはやらなくていいと思います。理由は、あまり楽しんでやれる気がしないからです。「英語は言語だから継続すれば誰でもできる。継続できる方法こそ最良の手段」だと思います。

ずばりTOEICの面白さとは、スピード感もってクイズに答えていくスリル、テトリスやパックマンのようなミニゲーム性のある刺激だと思います。そこでリスニングの点数を上げたい場合、できるだけ多く問題を解くのが面白いし、結果的に点数が伸びました。

当初、私はTOEIC公式問題集を難しく感じたので、まず初めこちらのリスニング教材を1周し、その後公式問題集に取り組むとスムーズに解けるようになりました。

やり方は少し工夫しました。

①問題を解く
②間違えた問題を確認し、その理由を確認する
③解答に必要な語彙で、分からなかったものをAnkiに登録する
④問題のスクリプトを精読する
⑤分からない語彙をAnkiに登録する
⑥完璧に理解できるまで音声を聴く(2~3回通しで)
⑦翌日も確認のため音声を聞く(1~2回)

リスニングの勉強ではありますが、第一段階として大切なのは問題のスクリプトを読めるかどうかだと思います。読んで分からないものは聞いても分からないからです。一方で、分からない語彙がゼロになることはないので、1問につき2~3個分からない語彙があるのはしょうがないと思います。極論、問題が解ければ語彙がわからなくても問題ないです。

第二段階として、語彙や文法がある程度分かっており、スクリプトを読めば概ね理解できるものの、(特に1回目の)音声を聞いて意味が理解できない場合、英語のリズム(抑揚)に慣れる必要があります。TOEICの英語はネイティブが日常話す英語に比べ、スピードはゆっくり、クリアに発音されています(NHKの日本語みたいな感じ)。それにも関わらず、速く感じたり、聞き取れない場合、量を聞く必要があります。先ほどの①~⑦の方法で同じ音声を4~5回聞くことになるので、良いトレーニングになります。

TOEICの解答テクニックは、以前の記事で紹介しています。

発展的な勉強方法(TOEIC900点以上を目指すには)
TOEIC800点くらいまでは、前述の方法で到達可能ですが、どこかで頭打ちになると思います。900点を目指す場合、新形式の問題やイレギュラーな問題にも9割の正答率を目指す以上、対応しなければなりません。

このタイミングでは、より難易度の高い、高負荷のリスニング練習をしておいた方が良いと思います(TOEIC難化について思うこと)。逆説的には、9割取る人は、TOEICというテストを超えて、日常的に英語でインプットするレベルに到達しているはずです。

TOEFLの教材を使ってもいいですし、海外ドラマを観るのもオススメです。今更ですが、「プリズン・ブレイク」のシーズン1はどのドラマと比較しても傑作だと思います。以降のシーズンは、ネタ切れ感、どうやっても死なない、無敵感が出てしまって評価が分かれると思いますが。

以上、今回はTOEICリスニングの勉強方法を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ろん

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