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就活後、卒業までにやるべきこと

こんにちは。ろんです。

今回は、卒業を半年後に控えた大学生に向けて卒業までにやるべきことを書いてみたいと思います。

今の時期、大学4年生、院2年生の方は10月1日に内定式を終え、4月からの社会人デビューに向け、ソワソワした気分で過ごしていることだと思います。

当時、私は社会人になるのが突然怖くなり始め、このモラトリアムをなんとか余すことなく満喫しようと、意味もなく満喫やカラオケでオールしたりしていました。
社会人になった大学の先輩に聞いていた定番の質問は、

「大学生活残りの時間、何をした方がいいですか?」

この質問には決まって、「旅行」と返ってくるわけです。

今回は、この質問に対する私なりの見解を書いていこうと思います。

初めに、旅行という選択肢について、否定はしません。
しかし、社会人になってからでも有休を使って2泊3日の国内旅行は毎月行けますし、1週間を超える海外旅行も年に1回は行けます。
社会人になればそれなりのお金を使えるわけで、ヨーロッパでもハワイでもマチュピチュでも効率的に周れるわけです。
1ヵ月単位の貧乏旅行は学生ならではかと思いますが、旅行好きなら、既にこれまでの学生生活で貧乏旅行しているはずです。

そこで私は、旅行については卒業までに気の合う仲間と2回くらい短期で行けたらいいのではないかと思います。

私がオススメする過ごし方は、以下の3つです。



①彼女を作る


就活の次は、婚活が待っています。
私の周囲では30代が近づくと、突然マッチングアプリをダウンロードし、
周りに紹介して恥ずかしくないパートナーを選定し、結婚するのを目にします。
「愛」はどこにあるのでしょうか。
駆け込みでの婚活にしないためにも、この時期から恋人探しはしておいた方がよさそうです。
残念ながら人生のパートナーがすぐに見つかる可能性は低いです。
まだ20代前半ですし、付き合って別れるケースばかりでしょう。
そもそも人は自分のポテンシャルを信じ、自分を過大評価しがちなので、
本当に納得のいくパートナーと付き合える可能性は低いでしょう。
それでもいいので、現時点でMAXの彼女を作りましょう。

理由は、30代、20代後半で彼女と行くディズニーは意味合いが変わってくるからです。もう20代前半のテンションでデートはできません。
彼女とダラダラ過ごす日常のデートができるのは最後かもしれません。
生産的でない人生の思い出をたくさん作りましょう。
労働力の再生産を目的とした恋人づくりとは違った人生のハイライトになるでしょう。

彼女ができない方は座学から始めてみましょう。
恥ずかしいことではありません。
恋愛の能力はルックスや育った環境で大きく変わるので、努力で後天的に能力を補うべきです。
入門書は有名ですが、以下を読むといいでしょう。
まずは恋愛市場に参加するうえでのルール、プレーヤーの取るべき戦略について考え方のフレームワークをインプットします。
バイブルとして、持ち歩くにはkindle版がオススメです。
恋愛工学の話は、また後日記事にしたいと思います。

②資格勉強(TOEIC・簿記)


私の過去の記事を参考に、TOEIC800点くらいは取得しておきましょう。
大手企業に内定をもらっているのであれば、TOEICの点数を上げれば上げるほど、地方配属のリスクを低減できます。英語が得意な人材を地方配属にするほど、リソースの無駄遣いはありません。
TOEICで満足の点数を取得できたら、(日商)簿記にチャレンジしましょう。3級から受験して、可能であれば2級まで取得しましょう。
国際会議では英語をベースに意思疎通するように、ビジネスシーンであれば会計をベースに議論が進められます。
Open AIがなぜ今赤字なのか、商社が減損を計上した、アセットライトな経営を志向するメリット等、簿記が分かるとその意味がよくわかります。
簿記の話は、また後日記事にしたいと思います。

③教養を学ぶ

どのシーンにも通用する教養などないのかもしれませんが、日本の近現代史については復習しておくといいかもしれません。
ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの対立に続き、
インド太平洋エリアの地政学リスクは相応に高まっています。

前編は、近代化に成功した日本が領土拡大の野心を見せ、大国と戦争をし敗戦するまで。真珠湾攻撃後のマスコミの報道や、消耗戦のなかで安価に醬油を作る裏ワザの紹介等、当時の人々の息づかいが聞こえてきます。

後編は、日本を含めた敗戦国の戦後処理のなかで、アメリカと上手く付き合いながら経済成長を第一優先する舵取りを決断した日本。言い換えれば、経済成長のトレードオフには目を瞑った日本。今の日本が抱える課題は、この時代の政治判断に端を発したジレンマでしょう。日本という国も、中国もロシアも、過去があって今の状況にあるのだと再認識させられます。

この本を読むと、社会人は大変なことも多いですが、何事もなく毎朝起きて通勤できていることは幸せなことだと思えます。
過去の戦争における多くの人たちの犠牲があって、我々は今日を生きています。

最後になりますが、私が学生生活の最後に書いた日記を紹介します。
学生の方々は卒業まで残りの生活を後悔ないよう、存分にご活用ください。

「今日で学生生活が終わりを迎える。一つの時代が終わるようで、なんだか寂しい気持ちだ。色んなことがあった学生生活。一つ一つを振り返りはしない。だけど、もっとできたのではないか。社会人になってからの課題にしたい」

以上、今回は就活後、大学卒業までにやるべきことについて、私の見解を紹介をさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ろん

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