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大学受験を控えた高校生へ

こんにちは。ろんです。

今回は、18歳の自分に向けた大学受験のアドバイスを書きたいと思います。

私は高校3年生の時、受験勉強による睡眠不足とストレスからメニエール病を発症し、突然片耳が聞こえなくなりました。平衡感覚が保てず、授業中、椅子から落ちてしまい、すぐに病院へ行きました。
投薬の結果、すぐにメニエール病は完治しましたが、私の家庭は高学歴ではなかったので、周りに大学受験の相談をできる大人がおらず、このやり方でいいのか、常に不安と戦いながら受験に臨みました。
結果は、第一志望の学部には受かりませんでしたが、希望していた大学に行くことができました。大人になった今の自分が、当時の自分にアドバイスするつもりで大学受験の戦略について紹介します。


志望校選び

文系であれば迷ったら偏差値の高い大学、学部を志望しましょう。興味を持ったユニークな大学、学部は色々出てくると思いますが、興味関心は成長する過程で変わるものです。世間的に評価されている=偏差値が高いところに入学しておくと、就活に有利ですし、興味関心が変わったとしても偏差値の高いところからであれば、転部や編入により、希望する学部や大学へ軌道修正がしやすいです。ほとんどの方は、研究者にはならないので、就活を見据えてできるだけ偏差値の高い大学、学部に入りましょう。商学、法学、経済学、国際学部を選んでおくと、働くうえで有利になることが多いです。

偏差値の高い大学とはどこか、これは人それぞれです。いわゆるMARCHに入りたい人もいれば、東大以外はあり得ない人もいるでしょう。育った家庭環境、通っている高校によりけりですが、自分が将来、出身大学として誇れる大学を志望しましょう。

何校受ければよいかは、本人の気力と体力、家庭の経済力次第です。ある程度まで学力が到達したとしても、受験は確率です。上記で行きたいと思った大学・学部を受けられる限り受験しましょう。私は4つの大学、7学部受験しました。資金面のサポートは親や祖父母に事前にお願いしましょう。
私立大の出願料3万円×7でも、大人の月収でカバーできる範囲です。子どもが大学に合格すれば、親孝行という形で将来何倍ものリターンが返ってきます。

浪人という選択肢

「量より質」という言葉を信じ、より良い参考書を買い、暗記の仕方等、様々な工夫をしましたが、勉強量こそが重要です。私は運よく受験当日の勘が当たり、数学の問題を満点近く取れたため、現役合格できましたが、他の大学・学部は全滅だったため、そもそもの勉強量が足りていませんでした。
部活動を引退したのが6月、そこから本格的に受験勉強を開始しました。寝る間を惜しんで勉強したところ、メニエール病を発症しました。今振り返るとあの時、無理をせずに最低6時間は睡眠時間を確保すればよかったと思います。自分の頑張りが足りていなかったのではなく、1,2年生時を含む受験勉強の計画づくりに失敗していました。
友人が卒業した中高一貫校は6年かけて、高校2年時で学習課程を終える等、受験に特化した準備をしています。私の通ってた高校は3年の秋ごろまで新しい単元をやっていました・・・

現役合格までの時間が足りなければ、浪人すればいいと思います。同じ高校の友達の目もありますし、+1歳周りより歳が上になるのってどうなんだろうと不安に思うかもしれません。
結論からいえば、何の問題もないです。浪人したほうが大人っぽく見えてモテますし、就職に関しても+1歳は誤差の範囲です。私も浪人すればよかったなと思うことがあります。第一志望の学部に行けたかもしれませんし、1年間でより高みを目指せたかもしれません。

私の友人は、2浪+2留、3浪+1留でもしっかり大手企業から内定をもらっています。

最後は就活で勝てればよい

どこの大学へ入学しても、次は就活が待っています。大学受験と同じくらい就活を頑張れるでしょうか。大学生活の過ごし方は人それぞれですし、就活で逆転する(される)ことはよくあることです。自分が受験勉強を頑張れたのであれば、結果を受け入れ、大学入学後に学業や資格試験、国際的な活動等に尽力しましょう。学歴は大切ですが、学歴に執着して自分の選択肢を却って狭めてしまうことがあります。

以上、18歳の自分に向けて書いた大学受験のアドバイスです。

受験生の皆様は勉強大変だと思いますが、自分の人生を賭けて戦える日々は後々振り返ると素晴らしいものです。納得できるように頑張ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ろん


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