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2ヵ月で英検1級を取得する方法(2次試験編)

こんにちは。ろんです。

今回は、2ヵ月で英検1級を取得した勉強法(2次試験編)です。

前回の記事では、本番苦しみながらもなんとか1次試験に合格することができました。
合格の通知を受けてから2次試験までは約3週間あります。
3週間の準備で足りるかどうか分かりませんでしたが、仮に落ちた場合でも翌年度の同回まで一次試験免除資格を使用できるので、今回の試験に必ず合格する特別な事情等なければ、一次試験の結果を待ってから準備するのも良いと思います。

英検1級の2次試験は、面接官2人(日本人と外国人のペア)との英語面接で、自由会話→スピーチ(2分)→Q&A(4分間)の順に進んでいきます。


実際に私が使ったテンプレート、解答をお見せする関係で、有料公開とさせていただきます。

自由会話

ネットの情報では、入室すると面接官から簡単な自己紹介をしてくださいと案内があるとのことでした。
氏名、年齢、職業、英語を勉強している(英検1級に挑戦している)理由、会場までどうやって来たか、英語でスムーズに紹介できるよう準備して臨みました。

スピーチ(2分間)

過去問を使い、5つのトピックが書かれた「トピックカード」を1つ選び、1分間準備のあと、2分間スピーチの練習をひたすら繰り返ししました。
やり方は、2分間スピーチをしている間、Googleドキュメントの文字起こし機能で文章にしておき、終了後に文章の見直しを行いました。

スピーチの内容ですが、テンプレートを作り、トピック毎にオリジナルな内容を当てはめていく方法を取りました。
1分間の準備時間で、2分の間に明確に理由を述べるためには、これが常套手段でしょう。
純ジャパの自分はアドリブの余地がない、この方法でいくしかありませんでした。

トピックは多種多様です。

印象的だったのは、

「スポーツ選手の多額の報酬は正当化できるか」
「会社は終身雇用をなくすべきか」
「日本の低い出生率は国家の危機と見なすべきか」

といったトピックです。
1次試験の英作文のお題に似ていることから、1次試験対策の英作文の練習で蓄えたストックを使うこともできます。

テンプレートは、初めに賛成、反対の立場を取り、理由を二つ述べる形にしました。

前述のトピックを例に、

私はスポーツ選手の多額の報酬は正当化できると考える。
理由は二つある。
一つ目は~
理由①を補う実例や解説等
二つ目は~
理由②を補う実例や解説等

これで約2分間のテンプレートとしました。
これ以外には、理由を相手からの反論を含めて3つにする方法、理由2つに最後に結論パートを加える方法等ありますが、私のスピーキングスピードを鑑みると、強固な理由2つをしっかり考えクリアに話す方が得策だと考えました。

過去問には1分で考え、2分で話しきれるとは到底思えない模範解答が示されていますが、自分のテンプレートを優先し、スピーチ後に理由①~②の参考にする程度にしました。


日本人の目指すレベルとして、英検公式がYoutubeに出している動画が目安になると思います。このレベルのスピードと内容で話せたらかなり上出来だと理解しました。

Q&A(4分間)

他人にスピーチを聞いてもらい、質問してもらうのが良いと思います。
英会話サービスについては、後日記事を作成予定ですが、手ごろに利用できるオンライン英会話の先生にみてもらうのが良いと思います。
本番さながらの練習ができます。

本番当日

上記の準備を3週間行い、本番を迎えました。

当日は午前9時30分集合だったと記憶していますが、会場には9時前に到着しました。少し早すぎる気もしましたが、これが正解でした。
到着した順に教室に通され、右前方から座っていきます。
同じ教室には50人程度入り、9時30分からの試験の説明後、10時頃から別室に5人1組になって向かいます。
私は3グループ目でしたが、教室に残された受験者は英語面接の前に特段することもなく、待ち時間が苦痛だったと思います。

別室の前で5人待機し、前の受験者が終わると、一人ずつ教室に通されます。
私の面接担当は白人のおじさんと日本人の女性でした。

まずは挨拶をし、年齢、職業、英検1級を受けている理由を話します。
1-2問、職業関連の質問が双方からあったと記憶していますが、話の流れの質問で特段難しい内容ではありませんでした。

トピックカードをめくるように言われ、1分間の準備時間が始まります。

私が選んだトピックは、「政府は規制を強化すべきか」。
もっと易しいトピックもありましたが、これ以上の規制強化はやめるべき理由と実例がすぐに浮かんだので、そのままテンプレートに沿ってスピーチを考えました。

スピーチ、Q&Aの出来について、細かい表現ができていないように感じましたが、スピーチや受け答えの流暢さについては自信がありました。

結果は、

発音に課題が残りましたが、その他のパートは3週間の準備にしては上出来だと思います。
中学生の時に英検3級を取得して以来、今回、日本の英語検定の最上級を取得したことは少なからず達成感がありました。
英語ができるかは分からないけど、少なくとも英検1級を保有しているという自信が生まれました。

以上、今回は2ヵ月で英検1級を取得する方法(2次試験編)を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ろん

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