振動数について

師匠は言葉の定義にうるさくて
例えば「波動」という言葉は絶対に使わなかった。必ず「振動数」と言った。

振動とは、実体があるものの揺れ、波のこと。
波動とは、もともと「実体のないもの」の波のことを言った。

スピリチュアルなどは目に見えないエネルギーを波動と言うが
そのつもりではなくても、「実体のないもの」という概念が乗った言葉を使っていると、本当はないのだから結局はイメージだけで終わってしまい、エネルギーを使っても使っても結果が出ないなんてことになる。

しかし、エネルギーは肉眼で見えないだけで実体はあるのだから、あるものとして使うからこそ「使う」ことができる。

さて、その振動には「細かい、粗い」があり、振動数は何秒間にどれくらいの揺れ幅でとかを測れば何ヘルツかの周波数として現せるが、何ヘルツまでを細かいと言うのですか?なんて決まりはない。

ここで言う振動数の細かい粗いは
五感で認識できる振動数を粗い
五感では認識できない振動数を細かいとする。

そして、五感で把握できる粗い振動数の世界を現実世界
細かい振動数の世界をエネルギーの世界と定義している。

なので、個人差があり
世界は一律ではないのだ。

エネルギーはオーラでも気でもなんでも、見える人にはとっては現実世界のものであり、現実側に出てきて
五感で認識できる時点で粗い振動数のものということになる。

もっとも細かい宇宙エネルギーは絶対に見えないし感じることはできない。
体感がある方を人は喜ぶし、それは悪いことではないが、あなたにわかるまで振動数を落としてきたものであり、エネルギー界のものではない。

その見えない世界で作られたものが、あなたに見えるように振動数を落としてこっち側に出てくるときに、どんな形でくるのかを楽しみに待つ、そこを遊ぶのだ。


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