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<第9回>Step3-3.書くための題材が集まったら、文章全体の構成(=組み立て)を考えよう〜③文章の構成に便利な『カード法』のススメ【文章の書き方入門講座】
こんにちは。
戦略マスター頼朝です。
第7回と第8回に引き続き、今回もStep3.文章構成のやり方についてご説明していきます。
戦略マスター頼朝@文章術でブランディング/リーダーシップ論(@6VQGPJH3FHYoZn6)さん / X (twitter.com)
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1.文章構成をする場合には『カード法』がお勧め
「文章の構成(=組み立て)」とは、題材をどういう順序で並べれば、読み手に伝わりやすい流れ(ストーリー)になるのかを考えることでしたね。
そのためには、取材して集めてきた題材カードの各内容を見ながら色々と並べ替えをしてみて、最も伝わりやすい流れを考えていく必要があります。
そこで、最適な文章の構成を考えるために、『カード法』を活用するのがお勧めです。
「カード法」とは、取材して集めてきた題材を1つずつカードに書いていき、そうして集まった題材カードの並べ替えをしながら、最適な文章の構成を考えていくやり方です。
ポイントは、ノートではなく、1枚のカードに1つの題材をメモしていくことです。
ノートに色々な題材を一緒にメモしてしまいますと、自由自在に並べ替えができないからです。
カードの最大のメリットは、自由自在に並べ替えがしやすいことであり、また、追加や削除がしやすいことです。
文章の構成作業では、集めてきた題材の比較や分類と適切な配置の仕方が中心になります。
題材カードを色々と並べ替えてみることで、それぞれの題材の比較や分類、配置がしやすくなります。
また、題材カードの並べ替え作業を繰り返すことで、最も伝わりやすい文章の流れが自然にイメージできてくるメリットもあります。
カード遊びの感覚で並べ替え作業を楽しみながらやってみると、文章の構成作業がはかどります。
さらには、題材カードを机や床の上に並べて適切な配置を考えてみることで、構成(型)の各部分で書くべき分量が立体的に分かるメリットもあります。
したがって、文章の構成をする時には、カード法を大いに活用して考えていきましょう。
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2.題材カードの書き方
それでは、取材の時や構成を考える時に、どのようにして題材カードを書くのが良いのでしょうか?
そんなに難しい話ではありませんが、いくつかのルールを知っておくと、取材や構成をやりやすくなります。
そこで、題材カードの書き方についてのちょっとしたルールをご説明します。
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2-1.最適な題材カードの大きさとは?
題材カードは、大きすぎず、小さすぎないのがポイントです。
まず、書き込めるスペースが適度に狭い方が、余計なことを書き込まないで済むためです。
つまり、要点だけをメモする習慣が身につくからです。
そのため、題材カードには、あまり長いメモにならないように、簡潔に要点だけを書くようにしましょう。
次に、別々の題材を1枚の題材カードに一緒に書き込んでしまいますと、ノートと同じになってしまい、並べ替えがしやすいカードのメリットが失われてしまいます。
したがって、余計なことを書き込まないで済むように、題材カードは大きすぎず、小さすぎないものを使うようにしましょう。
手ごろな大きさのものがなければ、いらなくなった紙を自分で適当な大きさにハサミで切って作ると良いでしょう。
2-2.題材カードに書くべきメモの内容とは?
2-2-1.取材対象に対する自分の心の動きをメモする
取材した時に取材対象に対して自分の心が動いた内容をカードにメモするようにしましょう。
取材対象とは、出来事や人、モノ、景色、本で読んだ内容などのことですね。
自分が見たり、聞いたり、感じたりして、自分の心が動いた内容をどんどん題材カードにメモしていきましょう。
文章を書こうと最初に決めたテーマに関係するものであれば、メモする内容は何でもいいです。
題材カードにメモするべき内容として最も大切なのは、取材対象に対してどのように心が動いたのか(結論)と、なぜそのように心が動いたのか(理由)を書いておくことです。
読者が何よりも読みたいのは、筆者の心の動き(=題材に対する自分なりの解釈)だからです。
また、同じ出来事に遭遇しても、それに対する解釈は人それぞれ違う以上、自分の心の動きをきちんと書くことで独自性が生まれるからです。
2-2-2.メモしておくと後で役に立つもの
まず、題材カードには、日付と時間と場所をメモしておきましょう。
後で文章の構成を考える段階になった時に、カードの内容を思い出しやすくなるからです。
次に、出来事やニュースなどの、見たり、聞いたりした事実の内容です。
例えば、人との対話であれば、相手の方の名前や会話の内容をメモしておきましょう。
本であれば、その本のタイトルや気になった部分のページ番号、さらには引用箇所などをメモしておきましょう。
後で思い出しやすいように、その本の簡単な要約もメモしておくと便利です。
なお、図書館から借りた本であれば、どこの図書館で借りた本なのかもメモしておくと良いでしょう。
ウェブサイトで調べたデータであれば、そのURLやリンク先をメモしておきましょう。
最後に、その題材カードの内容をひと目見て理解できるように、カードの中身を要約したタイトルを一番目立つところに書いておくと良いでしょう。
いわば、カードの内容に対するあだ名付けですね。
以上のものは全て、後から題材カードを見た時に内容を思い出しやすく、かつ、追跡しやすくするための工夫になります。
2-3. 1枚の題材カードには1つの内容だけ
前述しましたように、カード法の最大のメリットは、自由自在に並べ替えができることです。
これによって、文章の構成を考えるのがかなりやりやすくなります。
ノートにはないメリットがまさにこれです。
したがって、そのメリットを活かすためには、1枚のカードには1つの題材だけをメモするように約束することです。
ただし、1つの題材に直接関係する内容であれば、それを一緒に1枚のカードの中に書き込むのは大丈夫です。
要は、別々の内容を1枚のカードに一緒に書き込んでしまうことで、並べ替えが自由自在にできない状態にならなければ良いのです。
そして、1枚のカードに書いた題材の内容は、章や小見出しのタイトルといった目次を形作る文章のもとになります。
2-4.題材カードを書く時のその他の注意点
まず、題材カードを書く時には、鉛筆ではなく、ボールペンで書くと良いでしょう。
鉛筆で書いてしまいますと、保管や移動、並べ替えをしている時に擦れて字がにじんでしまうからです。
次に、題材カードにメモをする時は、カードの表側だけに書くようにしましょう。
裏側にも書いてしまいますと、いちいちカードをひっくり返して読まなければならず、並べ替え作業がスムーズにしにくくなるからです。
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3.カード法の具体的なやり方
取材活動によって題材カードが貯まってきましたら、いよいよ文章の構成作業の始まりです。
カードの最大のメリットである並べ替えのしやすさを活かして、最適な文章の流れを考えていきます。
文章の構成作業の最も大事な点は、自分が一番伝えたい内容が読み手にきちんと伝わるように、前後のカードの意味のつながりを作っていくことです。
つまり、カード同士の関係性を考えて、前後の意味が自然につながるようにしていきます。
そうすることで、文章全体の伝わりやすい流れ(ストーリー)を作っていくのです。
それでは、カード法の具体的なやり方を順序よくご説明していきます。
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3-1.題材カードの断捨離をする
取材活動によって集めてきた題材カードの全てを使う必要はありませんので、まずは使うカードと使わないものを選び出すための断捨離作業をします。
選別基準は、書こうとするテーマと自分が伝えたい結論に合う題材か否かです。
この選別基準から外れた題材を文章に盛り込んでしまいますと、最も伝えたい内容がぼやけてしまいますので、使わないようにしましょう。
したがって、テーマと結論に関連性が強いもの、つまり、自分が伝えたい内容を伝えるための題材(部品)として欠かせないカードを選び出すようにしましょう。
ただし、選別基準から外れたカードも、将来別の文章を書く時に使うこともありますので、捨てないでとっておくと良いでしょう。
3-2.重なりの無駄と補足すべき穴を見つけ出す
断捨離によって不要な題材カードを外したことで、とりあえず必要なカードだけが残ったことになります。
次に行うのは、各カードの内容を読み込みながら、同じ内容が書かれているカード同士を新たな1枚のカードにまとめ直すことです。
重なりの無駄になっているものを新たな1枚のカードに統合することで、文章の構成作業がやりやすくなるからです。
また、読者にとっても同じ内容を読まされる手間を省くことができます。
なお、統合し終わったら、もとのカードたちは紛らわしくならないように捨ててしまいましょう。
そして、重なりの無駄を発見すると同時に、補足すべき穴になっている箇所も見つけるようにしましょう。
論理的な文章とは、言葉や文章の前後の意味のつながりが自然に流れていることです。
したがって、言葉と言葉や文章と文章の間をつなぐべき部品が欠けていると、非論理的な文章になって、読み手にとっては意味が分からないものになってしまいます。
そのため、自分が伝えたいことを読み手に分かりやすく伝えるには、不足している部分を取材し直して(追加取材して)、題材カードを付け足すようにしましょう。
そうすることで、論理に穴がないようにするのです。
3-3.題材カードを内容ごとにグループ分けする
3番目にやるべきことは、同じ内容の題材カード同士を仲間としてまとめ、1つずつのグループに分けていくことです。
つまり、内容の種類が全く同じではなくても(全く同じ内容のものは新たな1枚のカードに統合しているはずです)、似た内容同士のカードを同じグループにまとめましょう。
このグループ分け作業によって作られた各グループが各章や小見出し、意味段落のもとになっていきます。
そして、同じ仲間(グループ)になった題材カードの内容を見て、そのグループにふさわしい名前をつけていきましょう。
そして、名前を考えたら、新しいメモカードにそのグループ名を書いて(タイトル名カード)、同じ仲間同士になった題材カードたちの先頭に置いておきましょう。
新たにタイトル名カードを作ってそのグループをひとまとまりにすることで、文章全体の構成をより考えやすくなるからです。
そのため、グループ名は、そのグループの内容が一目で分かるようなものにするのが良いでしょう。
ちなみに、このタイトル名カードに書かれた名前が章や小見出しのタイトルの原案になります。
3-4.タイトル名カードを見て文章全体の中における役割や関係性を考える
カード法の4番目の作業は、それぞれのタイトル名カードを見て各グループを並べ替えながら、読み手に一番伝わりやすい順序を考えていくことです。
この時こそ、並べ替えが自由自在にできるカードのメリットが発揮されます。
具体的には、タイトル名カードを見て、各グループの文章全体の中での果たすべき役割やグループ同士の関係性を考えていきます。
例えば、「はじめ」「中」「終わり」の三部構成の型で文章を書くのであれば、型の枠の中のどの位置に各グループを配置すれば、文章全体の意味の流れが通りやすくなるのかを考えていきます。
また、最もフォーマルな論証の型であれば、
①問題提起
②反対意見の紹介
③反対意見に対する批判
④自分の意見の理由や根拠
⑤自分の意見の結論
のどの部分に各グループを配置するのがふさわしいのかを考えます。
物語文やエッセイを書くのにふさわしい構成である起承転結の型を使う場合であっても、やり方は同様です。
題材カードのグループ同士の役割や関係性を考える時のポイントは、逆から考えていくことです。
つまり、三部構成の型であれば、「はじめ」から順序良く適切な配置を考えていくのではなく、最も伝えたい内容を表すための「中」に何を配置するべきかを真っ先に考えるのです。
この考え方は家の建築と同じです。
家の建築では、何よりもまず中心となるべき柱とその配置を決めます。
それらを決めてからでないと、その他の柱の配置も決められないからです。
大学院の修士論文レベル以上の大論文を書く場合であっても、先に本論を書いてしまうことが普通であり、序論と結論は最後に書かれることが多いです。
したがって、まずはどのグループの題材を中心に書きたいのかを考えて、それが決まったら、他のグループの役割や関係性を考えていくと良いでしょう。
平たく言ってしまいますと、どんな内容(結論)を書きたいと思っているのかによって、中心部分を先に決めれば良いのです。
ただし、文章全体の中心になる題材カードのグループだからこそ、適切な配置がどこなのかをしっかり考えるようにしましょう。
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4.文章構成の仕上げ
4-1.仕上げ作業としての構成メモ(=目次)作り
題材カードをグループ分けして、それぞれのグループ名を表すタイトル名カードを作り、そして、グループ同士の役割や関係性を考えましたね。
ここまで来たら、いよいよ文章構成の仕上げの段階に入ります。
仕上げの段階では、構成メモ(=目次)を新たに作ります。
これは、文章全体の組み立てメモと言ってもいいものです。
カードの最大のメリットを活かした並べ替え作業が済みましたので、その成果である最適な順序を構成メモに記録していきます。
この構成メモに書かれるものは、章や小見出しといった実際の目次の内容になるものです。
構成メモ作りは、いわば、文章全体の設計図であり、地図でもある目次を作る作業になります。
4-2.構成メモを作るメリット
仕上げとして構成メモを作りますと、自分の頭の中が整理されていきます。
自分が書きたいことが整理されることにより、文章の全体像が見えてくるといったイメージです。
構成メモという設計図をしっかり書くことで、自分が伝えたい内容が改めてくっきり浮かび上がってくるのです。
言わば、構成メモ作りをすることで、自分の本当の心の声に気づくことができます。
逆に、構成メモを作らずに見切り発車で文章を書き始めてしまいますと、後から重なりの無駄や論理の穴が次々と見つかって、追加取材や余計な部分の削除などの無駄な作業をする羽目になってしまいます。
そうなりますと、手間と暇が倍以上かかることになります。
また、後からグループ同士の関係性が上手くつながらないことにも気づいて、文章全体を初めからやり直すといった最も深刻な失敗にも陥りがちです。
そのため、文章を書き始めてからの構成のやり直しは極力避けるようにしましょう。
手間も暇も倍以上かかるために効率が悪すぎる上に、支離滅裂な文章になりがちだからです。
前回の記事(第8回)でもお伝えしましたが、構成メモ(=目次)ができれば、文章全体の7割はできたも同然です。
これは、論文書きのプロである大学教授たちが口を揃えて、大学院生時代の私に教えて下さったことです。
したがって、構成メモ作りは、伝わりやすい文章を書くための大切な下準備として、時間をかけてでもしっかり練るようにしましょう。
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4-3.書き出しと結びの文もメモカードに書いておこう
構成メモ作りまで終われば、文章構成作業は完成したと言って良いでしょう。
前述した通り、文章を書く作業全体の7割は終えたも同然です。
ただし、付け足し作業として、文章全体の冒頭部分の書き出しと最後の部分の結びの文章も構成カードに書いておくと良いでしょう。
いざ執筆作業に入ってから迷わなくて済むからです。
読者に興味を持ってその先まで読んでみようと思ってもらわなければ意味がありません。
そのため、書き出しの文章は色々なパターンを考えてみるのも大切です。
一般的に、書き出しの文章の役割は、出会いの挨拶と本題へ入るための自然な流れを作ることにあります。
出会いの挨拶と本題へ入るための導入の書き方も、色々なパターンがあります。
したがって、書き出しの文章は、読み手に興味を持ってもらえるようなものを色々と考えて、テーマと結論にふさわしいパターンを選びましょう。
ただし、書き出しの文章が長くなりすぎると、早く本題を読みたい読者を飽きさせてしまいます。
そこで、短く簡潔に書くように留めて、早く本題に誘うような書き方をしましょう。
他方、文章全体の結びの文章も、読者にとって良い読後感になるように工夫した書き方をすると良いでしょう。
そうすると、また別の記事を書いた時にも読んでもらえる可能性が高くなるからです。
一般的には、結びの文章の役割は、文章全体の簡単なまとめと別れの挨拶をすることです。
したがって、結びの文章の書き方としては、一番伝えたい結論を簡潔にまとめ直し、かつ、読んでくれた人への素敵な別れの挨拶を書くようにしましょう。
4-4.文章構成の最終チェック
最後に、完成した構成メモとそれぞれの題材カードを見ながら最終チェックをしましょう。
◯その文章で自分が伝えたい内容が全て盛り込まれているか(抜けている穴がないか)
◯無駄な重なり部分はないか
◯話の流れがどこへ行こうとするのかが不明な堂々巡りになっていないか
◯色々な話題を言い放し、投げっ放しのタコ足論議になっていないか
◯グループの中やグループ同士の間で論理的な矛盾はないか
◯接続語を適切に使って、グループ同士を上手くつなぎ合わせているか
◯全体を通して読者が理解しやすい前後のつながり(ストーリー)になっているか
以上の最終チェック項目をクリアできていれば、その文章構成作業は成功したと言えるでしょう。
きっと読者にとって読みやすい文章構成になっているはずだからです。
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5.文章構成は自然発酵を待つのが大事
読者に伝わりやすい適切な文章構成ができるまでは、題材カードを色々と並べ替えながら考え続けていく必要があります。
そのため、意味が伝わりやすい自然な文章の流れがストーリーとして浮かび上がってくるまで、常に題材カードに親しみ、焦らずに並べ替え作業に取り組むようにしましょう。
常に題材カードを持ち歩き、暇を見つけてはカードの内容を見て、必要に応じてカードを付け加えたり、見出しを修正したり、不必要なものを外したり、並び順を変更したりするのです。
構成メモ(=目次、アウトライン) は、考えが進むにつれて成長・発展していくものだと思ってください。
その都度、新たに更新を繰り返すのが構成メモなのです。
演説の名手と言われたリンカーン大統領やケネディ大統領も、演説の本番までに何回も原稿を書き直したと言われます。
したがって、第7回記事の第4章でもお話ししましたように、カード遊びをする要領で、文章構成作業を楽しんでやるようにしましょう。
良いストーリーが出来上がるまで自然発酵を待つのです。
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最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
今回の記事の内容が、文章を書きたい気持ちはあるにもかかわらず、文章構成作業のやり方についてお悩みの方のお役に立てていれば幸いです。
頼りになる構成メモが出来上がれば、それを地図・設計図として、いよいよ「執筆」作業に取り掛かります。
次回の記事からは、文章の書き方Step4.として執筆作業のやり方をご説明していきます。
これからも、文章を書くことについてお悩みの方向けになるべく有益な情報をお伝えしていきたいと思います。
共感して下さる方は応援していただけますと大変ありがたいです。
それでは、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
戦略マスター頼朝