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ひとりになりたいの
実を言うと、昔からキャンプが好きだ。
前に書いたように、今年はまたアウトドアを楽しみたいと考えている。
ただ、私はInstagramでよく目にするような“オシャレガチキャンパー”さん達と比べると、キャンプスタイルに関してこれといった“こだわり”というものがない。
正確に言えば、こだわりがないということ自体が、ひょっとするとこだわりなのかもしれないけど。。
ψ(`∇´)ψ
ただし——
できれば、ソロキャンプが良い。
てか絶対ソロだ。
できれば大げさな装備は避けたい。
ホント避けたい。
公共交通機関を使って、徒歩で行ける場所が理想だし、荷物も自分で背負える範囲に絶対におさめたい。
車に何でも積み込んで「至れり尽くせり」で行きたいならグランピングにするか、いっそのことホテルに泊まれば良い。
キャンプは1人で不便を楽しむものなのだ。
うん、そうそう、、
“不便を独り占めするのがキャンプの目的”と言っていい。
だから、とにかくひとりになりたい。
で、不便を感じることで、更に“ひとり”を実感したい。
だから自分にとってはファミキャンなんかは、“なんかキャンプっぽい感じのもの”程度にしか思えない。
あんなもの法律で禁止すれば良いのに。。って思うぐらいだ。
うるせぇし。。
先日のキャンプでも自ら縛りを作った。
敢えてライター、マッチ、ガス缶等は持って行かなかった。
たまにやるのだ。
敢えて不便をつくるんよ。
ファイヤースターターで飛ばした火の粉で、麻紐に、続いて枯葉に、そんで小枝、薪にへと手こずりながら、また途中失敗も楽しみながら火をつけて大きくしていく。
飯なんか、「ん!ウマイ!」なんて思いながら毎回満足して食っているが、あんなもんホントは同じものを他人が作って出してきたら胸ぐら掴むレベルでまずいはずだ。
だけど、
私はバカボンのパパではないが、それでいいのである。
キャンプは人それぞれ楽しみ方があるが、私はこうなのだ。
これは、逆に言えば普段の生活で、どれだけ人に至れり尽くせりで頼っているかを思い知るための確認作業みたいなものでもある。
これがピンとこないという人には、ぜひ試してもらいたい。
私が敢えてライター等を持たずにキャンプに出かけるように、連休明けに、一度ノーパンで出勤してみて欲しい。
きっと、不便を独り占めする感覚が味わえるはずである。
パンツを買って用意してくれる人、洗ってくれる人に感謝できるはずである。
そうすれば、わざわざソロキャンプなんてしなくてもお手軽に不便さを独り占めする感覚が味わえるかもしれない。
自分ではそんなこと絶対にしないけど。。