のとじま水族館に行きました

9月10日、彼氏と石川県の能登島にあるのとじま水族館に行きました。

島といっても石川県本土からデカめの橋を渡ってすぐ行けるところで、その橋(能登島大橋というらしい)がまあほんとにデカくて(デカいというより海の上にドカーンと渡してますから、スケールが)デケーと思いながら渡って、そこからぼくの夏休みとかに出てきそうな典型的ないい田舎の訳のわからん道を通って、のとじま水族館につきました。

途中でウケた喫茶店の名前です

ここ数ヶ月というもの、私も彼氏もそもそもが出不精な上に、仮にどこか遠くへ出るとなっても一度乗ったらぜってえに車から降りたくねえという気概の元、隣の県まで片道1時間かけて行って30分で昼飯を食って帰ってくるみたいなキチガイじみたことばかりしていたもんですから、なんか飯食ってばっかじゃない?そろそろあれちゃうん?なんかイベントないとあかんのちゃう?マンネリなんちゃう?と互いに焦り始めたようで、大汗をかきながら「水族館、行こか。」ということになったわけであります。定番でしょ、映画館、動物園、美術館、遊園地、水族館。カップルが行く場所は館か園でなければならない。

それで水族館に着いたんですが腹が減っていて、腹が減ったままイベントをすれば当然のことながら喧嘩しますので、まずは飯を食おうということになりまして、海鮮丼を食べました。美味しかったです。

漁師丼というらしいです


そのあとは、ご飯屋さんから帰ってくる道中でイルカショーのアナウンスが始まって時刻は14:20頃、開演は14:30ということでしたので、デブっ腹を抱えてヒィヒィ言いながら入場。まずはイルカショーを見ました。イルカショーのイルカがどういう原理でわざを身につけるのか知りませんが、とにかくかしこく、海をバックに高らかにジャンプする身体(しんたい)はとても美しく、飼育員さんに甘える仕草は愛らしく、こんなに美しい生き物がいるのかと感動して泣いてまいました。あとから水槽で間近のイルカを見たら人間みたいな目をしていてキモかったです。

海のデカいいきものが怖いので、このジンベエザメも遠巻きに眺めることしかできませんでした。今見てるだけでもゾッとします。

それから、すごかったねえと言いながら、深海とか熱帯とかに分けられたブースを回ったんですが、めちゃくちゃ体のデカいオタクが4人組で回っていたのを目撃して呆気に取られてしまい、なんでそんな特殊な見た目の奴が4人揃うんだよとかいろいろ文句を言うのに夢中になってしまって、あまり魚のこと覚えてないです。チンアナゴとクラゲが可愛かったです。

チンアナゴ

あとは岩と同化して全然動かない深海魚にウケたり、そう大規模な水族館ではないはずなのに喫煙所が随所にあることにありがたがりながらウケたりして、いい時間になって帰りました。若い男女らしいアクティブなデートを努めてしないのが私たちのいいところだと思っていましたが(それは今も別に思っていますが)、ド定番も外れなしに面白いことがわかり大変有意義でした。

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