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ほめるBarに行ったら言葉が変わった話


インスタで面白い広告が流れてきた。

大人だって褒められたい。

バビバビバビバビー!!!!!

10万ボルトを撃たれたんかってくらいの衝撃。

常日頃から褒められたいと思いながら家事育児をしている私は、寝転んでいた姿勢から正座になり公式サイトへ。

こんなに大変な育児してるのに誰も褒めてくれない。
こんなにしんどいならやめてぇよぉ。
育児ってしんどいもんなん?聞いてないっすよ…

と、日々半べそになりながら1日1日をワンオペで必死に過ごしている私にぴったりの企画じゃあないか。


たくさんいる褒める人の中から褒めてくれそうな人を吟味。

1枠20分で1,000円。
せっかく行くんだし二人に褒めてもらおうとプロフィールを読みながら選ぶ。


選ぶ基準を考える。

私は仲間意識というか、同属意識が強いのかも。自分と似ている人に惹かれる。

なぜかというと価値観やバックボーンが似ている人、分かち合ってくれる人と話すのを好む傾向があるから。

前提条件を話す手間が省けたり、なんとなくで会話が通じるのが楽に感じる。
英語で『THE』の部分を省略して話をしがち。


でも今回は全然違う生き方の人に触れたい!!と思い、ヒゲが素敵な男性2名を指名。

単純に私があごひげフェチであるからと言うのは内緒にしておこう。


開催日まであと1週間。デガラシの私がそこにいた。

予約は3週間前にしていたのだけれど、
なんせ今月は夫の激務で二人の子供をおやすみからおはようまで一人で世話していた。

しかも上の子は進級して二日目から不登校に。

正直に申し上げると不登校の子どもがいると言うのは信じられないくらい精神的ダメージがでかい。まるで精神を削る怪物だ。
あまりにもデカすぎて、私の体と怪物とどっちが本体かわからなくなる。


  • いつになったら学校に行けるようになるんやろ

  • 勉強に遅れてしまうんじゃないか

  • 給食のような栄養のあるお昼ご飯を作らなきゃ


などの不安や心配が常に影分身のようにつきまとう。そしていつのまにか不安が増殖しているから厄介だ。
もしも私にNARUTOの忍術が使えたなら、里一番の影分身使いになれただろうよ。


開催一週間前はワンオペ育児が佳境を迎えていて

一週間まるまる夫不在で、おはようからおやすみ、そして寝かしつけ後の家事も全てまるっと引き受けだ。

HPもMPも瀕死寸前でゲージが真っ赤な状態。
お酒という名のポーションを浴びて生きながらえた。

一人目のほめる人

第一章 Aさん。

結論から言うと、相性ってめっちゃ大事。

仮にAさんとしよう。

Aさんには育児相談(と言う名の弱音吐き)をしてしまったのだが、失敗した。

「頑張りすぎ」
「あなたの愛情は子供達に伝わっているよ」

なんだかその言葉って頼りないなぁ。
と思ってしまった。

だってさ頑張りとか愛情って目で計れるものじゃない。
仮に私が頑張りすぎだったとしても、
受け取り手がそう思わなかったら

完全に自己満足の世界やん?と

思っていた『褒める』じゃなかったから心に刺さらなかった。

その経験を経て、私は共感を求めているのではなく

前に進むエネルギー…要するに私は『もっとできる子!』
と背中を押して欲しかったのかもな…

スタバでディカフェのラテをすすりながら思ったのであった。 〜fin〜

二人目、出会うべくして出会った人なのかもしれない


第二章 Bさん。一回で大好きになったので、翌日に夫に子供達を託しておかわりしに行ってきたw
二日連続なんて前代未聞なのでは?笑

さて
人生で『この人に出会うために生まれたのかもしれない!!!』

経験はしたことある?

私はそういう人に何人か出会ったことがある。

(ちなみに夫はそういう人ではないw)

電撃にうたれるような出会いではなくて、心のUSBケーブルがガチっとハマる感じ。

私の心の充電差し口がtype-cだとしたら
一人目のAさんのがtype-aでハマらなくて充電が出来ない。

二人目はtype-cみたいな。

似てるようで似てない。

だから、私はたくさんの人に出会って自分を充電していくんだなって思った。


その上で私も誰かの心の充電を満タンにしてあげれる人になりたいとも思った。

私の中で形がない言葉や思いは外に出たがっているのに

子どもが不登校だからとか

子どもに手がかかるとか

子どもがまだ小さいからとか(私の中で8歳はまだ小さいうちに入るんだけど、世間的には大きいやん!って思われそう)
(でも実際は体は大きくても発達特性でめちゃめちゃ手がかかる、と思っている)
(じゃあその手がかからないようにするにはどうすればいいか、解決しようと奮闘した話はまた別の機会に綴るとしよう)

言い訳と理由を並べ立てたけど。

Bさんは私の行動をすごく褒めてくれたのよ。

私が『子供達に手がかかるし、ワンオペやし、やりたいことが出来ない。勇気もない』

と言ったら

『次の日も来れたじゃないですか!出来てる、出来てる!出来てるよ、すごいことだよ!』

と言ってくれて。

夫が爆睡してたとしても、子供の安全が確保されて私が家を出れたという事実

を見てくれて。

あぁ、これも小さいけど一歩は一歩なんだぁ。と

そうだよな。
夫が休みの日は家族がダンゴになって一緒にいなきゃって 無意識下でそう思っていた。
それを疑わずにいたから、今まで謎のストッパーが作動して

何処にも行けない!!!

とフンガー!していたんだよな。



私のこれからの生き方

  1. 「疑ってみる」

  2. 「自分自身の意識を変えていく」

  3. 「私にとって他愛のないことでも周りの人にとっては価値のあること」

  4. 「行動するって決めたらそのためにどうにか動こうとするんだぜ」

  5. 「すべき、じゃなくて。〜〜したほうがいいかもしれない。に変える」


会いたい、話したいと思った人にはもっと会いに行きたいな。
言い訳とか理由は何してても出てくるから、
『会えるかもしれない!じゃあどうやって時間とお金を工面しよう。』

って考えれたら最高やんな!?

さっそく言葉を変えてみた

帰ってから、今までだったら爆睡かましてる夫にブチギレてたけど

夫に「家にいてくれたから、外に出かけられたよ。ありがとう」

って伝えたんよ。
そしたら夫も「寝かせてくれてありがとう」

ってお互いが気持ちよく、心地よくおれてハッピーやん。

私はこれからも、自分自身を取り戻してハッピーに生きるぞぉぉ!
オタクな自分も、母である自分も、言葉を紡ぐ自分も満喫するぞぉ!オー!


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