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世の中で一番つらいこと、それは自分の無力を知るとき

人は年を取るとだんだんとチャレンジするのが億劫になる。年を取ると新しいものを学ぶ能力が下がってくることもあるだろう。私も記憶力は落ち、老眼になり、耳も遠くなった。先日も、スターバックスの店員の質問が聞き取れず2回ぐらい聞き返した。

しかし、能力の低下以上に大きいのは「自分の実力はこんなもんだ」となんとなく分かってくることだ。どうせ自分なんか頑張ったってしょうがない、そんな気持ちが沸き起こってくるのはある意味必然かもしれない。

自分が1流になれない2流であることが分かったとき、それでも1.5流や1.8流を目指して頑張れるのか?少しでも上を目指して努力するのか、それとも3流人間をバカにして溜飲を下げるのか、そこで、人生の豊かさは大きく変わってくるのではないだろうか?

少し前の話の話になるが、バフラジオのオフ会に参加してきた。非常に熱気溢れる会で、疲弊している自分に新たなエネルギーをもらえるようなそんなオフ会だった。

元気をもらえた理由は、このオフ会に集まる人の多くは自分の弱さを認めながらも、そこを卑下することなく、少しでも上を目指す成長意欲にあふれた人が多かったことだ。これは簡単なことのようで、結構難しいことだ。自分の弱さに向き合う、ということは結構大きな苦痛が伴うからだ。これはおそらくジェイさん自身が、圧倒的な能力で他人をねじ伏せるのではなく、自分の弱さをさらけ出しながら一歩ずつ上を目指している、そんな人間性を持っているからだと思う。自分に限界が見えたな、そう感じた人ほど、是非一度ジェイさんのVoicyを聴いてほしいと思う。

私も40代に入り、ある程度人生の先が見えた感はある。しかし、あと一歩でも一段階でも上を目指して努力を続けていきたい。決して、過去の小さな栄光をもって若者にマウントを取るような老人にならないように。


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