マーケティングに強くなる
マーケティングはファッションと同じで流行り廃りがあって、
どんどん変化していきます。
その変化に対応しているのがお客様で、
そのお客様に合わせて対応しないといけないのが
集客方法(マーケティング)です。
マーケティングに強くなるためには、
先ずはマーケティングの基礎知識と、
マーケティングが変化してきたことを知ることが大事です。
では、早速時代の流れをみていきましょう。
マーケティングの変化
<1990年> 『多く売るための値下げの時代』
一律生産(物がない時代で物を作れば作るほど売れる時代)
しかし、
値下げしてもしなくても販売枚数が変わらなかった為、
「値下げる」というマーケティングが間違っているという認識に
変化します。
↓
2P(製品とプライス)の時代から
4P(製品、プライス、流通、広告宣伝)概念が誕生します。
何を、いくらで、どこで、どうやって売るのか。
<1970> 『物の値段勝負から物の差別化』
一律生産からターゲット生産に変わり、
STP分析モデルなのど思考が生まれます。
STPとは、
どういう風に出すか(市場のニーズを明確に分ける)
誰に向けて出すか(人を分ける)
どこの市場をセグメントして出すか(市場でのポジショニング)
<2000年> 『物の差別化から印象の差別化』
物が溢れて人々が満足していて、
好きなお店や物が明確化されている時代になり、
物の差別化だけでは人は動かない時代になる。
<2010年> 『お客様が広告になる時代』(5A)
売るまでが勝負だったのが、
推奨するようになる。(SNS、インスタ映え、ダグ付など)
購入後のプロセスも考慮する時代へ。
5A
Awave 知った!(認知)
Appeal 好きだ!(訴求)
Ask 確信した!(調査)
Act 購入した!(行動)
Advocate 推奨した!(推奨)
<2020年> 今後はどうなるのでしょうか?
・お客様からサポーターを創る時代
好きなお店を見つけるから、好きなお店を作る(サポートする)
・ファン時間の争奪戦(囲い込み)
今までは、お客様のお金の取り合い
今は、お客様の時間の取り合い
・企業から個人に
どれだけサポートしてくれる時間を他社よりも奪えるか!
どれだけサポートしてくれる施策を作れるか!
『エンターテイメント性が重要な時代になりました』
マーケティング=統計学
ここまで時代の流れを見てきましたが、
結局、マーケティングとは何か?
マーケティングとは心理学なのですね。
そして、
心理学とは統計ベースの学です。
よって、
マーケティングとは統計学であるということです。
感覚的に感情的に捉えるのではなく、
数字を追って、統計を取ることが大切になります。
だから、
フレームワークが重要であり、
フレームワークを用いることで効率が上がります。
3つのフレームワーク
AIDMA(アイドマの法則)クリエーション変化を持たせる
Zの法則(視線動向)クリエーション改善
AISCEAS(アイセアス)広告戦略の変化
AIDMA オンラインとオフラインの心理行動を表した指標
A:attention 広告に気づく
I :interest 興味が湧く
D:desire 欲しくなる
M:memory 記憶する
A:action 購買する
Zの法則 心理行動と視線動向
気付くーーーーーーーーーーーーーーーー興味
A ー I
ー
ー
ー
ー
ー
ー
欲しくなるーーーーー記憶ーーーーーーー購買
D M A
AISCEAS オンライン購買は購買までのプロセスが長い
A:attention 広告に気付く
I:interest 興味が湧く
S:search 探す
C:comparison *比較
E:examination 検討
A:action 購買
S:shear 共有
*オンラインでの購買動向は特に比較がポイントです。
まとめ
・マーケティングは時代によって変化していく
・価格を安くする以外にマーケティングが必要
・マーケティングは統計学であり
フレームワークは統計的に作られている
接客の際にも、クロージングに持っていくための手法として、
比較してみせるのは重要ポイントです。
比較させないと、購買決定にいかない確率は100%と
言っていいです。
ただ、比較は沢山するとお客様は逆に余計に悩んでしまい、
ちょっと考えます。と言って購買に至りません。
オフラインでは、本命1つに対して比較は2つまでが比較しやすいです。
逆にオンラインでは、2つでは少ないかもしれません。
私はオンラインでは口コミ含め沢山比較してからでないと
購買しません。なので、
行動までの過程が長いので、途中で疲れてしまいます。
気をつけることは、ホームページは自社情報の前に
他社情報を入れてダブルメディア戦略が必要です。
次回は、STP分析は古い!についてです。