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【不登校ビジネス・・・私も。】
麦原です。
この冬に個人塾「むぎわら教室」を開室する主婦です。
9月ごろに最初のお知らせをしてから、想定していた以上にお問い合わせをいただき
とても嬉しく、そして身の引き締まる思いで準備を進めております。
個人で塾を始めようと思った理由は、いくつかあります。
まず「不登校の子にオンラインでできること」を考え続けたいと思ったからです。教員を退職し、オンラインでの不登校支援をいくつかの場所でやらせていただくうちに「もっとこんなサポートができたらいいな」という思いが出てきました。
家族以外との「人と人」の繋がりや温かさを、お家で過ごす子どもたちが感じることのできるような支援。私が目指したいところはそこだなぁと確信したって感じです。(かっこよくいってしまいましたね、お恥ずかしいです・・・💦)
次に自分の働き方について決めるタイミングがきた、という理由もあります。
末娘の入園が4月に控えており、週5で働ける環境が実現します。
自分がその状況になったときに、どんなことを「お仕事」として取り組んでいたいかイメージしてみると
やはり「お家で過ごす子どもたちと学習したい」
という気持ちが強かったです。
現実的なお話しをすれば、「非常勤講師」や「パートしながらオンライン家庭教師」などの選択肢がありました。
悩んでいたところ、夫から「ひろみちゃんが一番やりたいことに力を注げるのはどれか?って考えてみたら」「それがだれかのためになるなら、やる意味あると思うな」とアドバイスをもらいました。
(普段は家庭内で圧倒的力をもつ私ですが、こういうときの夫の言葉には重さがあります)
自分がやりたいこと・・・できること・・・
4月から始めたオンラインの活動で出会った子どもたちとそのお家の人たちの顔が浮かびました。
本当に多くのことを私に教えてくれた教え子たちと、今まさに一緒に学んでくれている教え子たち。
みんなのおかげで、4月には想像もしていなかった「やりたいこと」が私の中で育っていたんだなと実感しました。
そこで、「不登校の子どもたちとオンラインで関わること」をお仕事のメインとして取り組んでいくと決めました。
ただ、お仕事としてやっていくとなると「お金」の問題が出てきます。
ボランティアで行うサポートではなく、仕事としてやっていく。
そうすると担当のご家庭から直に「お月謝」をいただくことになります。
そこについて実はすごく悩みました。
正直、今も葛藤があります。
SNSでみかける「不登校ビジネス」という言葉。
詳細を知らないので、あまりそれについて発言することは控えてきましたが
やっぱり思うところがあります。
わが子の不登校について悩んでいるお家の人が
「不登校ビジネス」という言葉でさらに不安になったり嫌な気持ちになったりすることがあると思うからです・・・。
また、さまざまなサービスがあっても
実際にそれを利用できる環境や、その子の気持ちの状態であることはなかなかフィットしないとも感じます。
そんな状況に対して、お家の人は焦ったり「このままでいいのか」と余計に不安になってしまったりするかもしれません。
実際、自分が「カモ」にされそうなときってすごく嫌ですよね。
私も退職したときに「転職」をキーワードにいろいろ勧誘されたとき、なんだかすごく嫌でした。
自分の気持ちを無視して自分の立場だけで、決められてしまう雰囲気がありました。
でも
私がSNSで「個人塾をします!」と言うことって、
自分が嫌悪感をもった「不登校ビジネス」と同じことなんじゃないかなって
思ってしまいました。
お家の人に自分のサービスを勧めているからです。
綺麗事かもしれないし、甘い考えかもしれないけれど
今でも結構悩んでいます。
そんな中、ある保護者の方からこんな言葉をいただきました。
「先生が元気でいてくれることが、何より子どもたちのためになります。だからしっかり月謝をとってほしい。」
本当にありがたいお言葉で、涙が出ました。
ボランティアでなく、一過性のものでなく
一生懸命な姿勢でその子が必要としてくれる間お仕事を続けられるように。
そんな視点で「仕事」について考えてみようと思うきっかけになりました。
・SNSでのお知らせは最低限にし、ご興味ある方へ具体的なお知らせは個別にする。
・不安を煽ったり、焦らせるような言葉は避ける。
以上のことに留意しながら、個人塾のお知らせをしていこう、と自分の中で決めました。
それでも、今まで私のアカウントをずっと見てくれていた方が
「なんだか宣伝っぽくて見ていて苦しい・・・」と感じることがあるかもしれません。
そんなときは無理せず、見ないようにしてもらえたらと思います。
こちらからできることがなく、本当にもどかしいけれど
何を見るか、見ないかを選択していける世界だと思うので(それが難しいのですが・・・)
負担のないようにしてもらいたいと心から思っています。
また、できるだけ優しい言葉で
自分がもつ最大限の誠実さでお仕事に取り組んでいきたいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
お家で過ごす子どもたちが
10月もそのままの自分でいられますように。
麦原ひろみ👒
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