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「個人塾」を開いた主婦の今年の抱負
こんにちは!麦原です。
新学期のそわそわ感から少しだけ離れられる…そんな3連休ではないでしょうか。
個人塾「むぎわら教室」を開いてもうすぐ3ヶ月。
少ない人数で、温かみのあるやりとりを、オンラインで重ねていきたい…
という希望でスタートした教室です。
これは偶然なのですが、メンバーは小学校の高学年から中学生までの女子です。
毎週、先生(わたしです)との授業があります。
隔週で、教室の生徒さんみんなが集まる「ホームルーム」という会を行っています。
平日を自宅で過ごしている、同世代の存在を感じる機会があれば…
そんな想いから「ホームルーム」を始めました。
ほどよい距離感で、安心して定期的に同世代と関われるように。
家族以外とのコミュニケーションによって、集団の中の自分も心地よく感じるような居場所となるように。
初めはどの子も「緊張するかも」と言っていましたが、回を重ねるごとに
チャットでのやりとりも増え、
「他の子と関わることが初めて楽しいって感じました」
という声も教えてもらいました。(全麦原が泣きました…!)
安心してコミュニケーションがとれるということは
「自分が認められている」という実感があるのが第一条件ではないかなと個人的に思っています。
いきなり小集団の場を用意するのではなく、週に一度の授業にて私と1対1のやりとりから「先生もいるなら大丈夫そう」という気持ちを少しでももってもらうこと。
私自身が安心できる存在になれたらなと思い、日々の授業に臨んでいます。
そうして迎えるホームルームの場で
私は彼女たちの優しさや相手を大切にしようとする思いをすごく感じています。具体的には以下のような姿でした。
言葉をじっくり選んで発してくれる
残り時間などを考えながら質問をしてくれる
だれかの発言にスタンプで反応してくれる
そして、そんなだれかからの反応に「うれしい」と気持ちを伝えてくれる
彼女たちの勇気に胸が熱くなります。
ただ、それら一つ一つに大感動していることがだだもれになってしまうと
もしかしたらそれがみんなのプレッシャーになってしまうかも…と思うので
麦原は必死に平静を保ちながら
「うんうん。…あ、いいね。ありがとう。」
と対応するように頑張っております。
柔らかくて繊細な感性を持つ子どもたちは
周りの大人が求める自分であろうと無意識にがんばってくれるのを、
教員時代から私は知っています。
だからこそ、「どんなあなたのことも知りたい」の気持ちを
あらゆる場面で伝えていきたいなと書きながら改めて感じました。
「またね」
「ひさしぶりだね!」
「今年もよろしくおねがいします」
それらは、ありふれた挨拶の言葉かもしれません。
しかしそれを家族以外と交わすことの価値は、子どもたちにとってとても大きなものだと信じています。
不登校の子が「家族以外とのコミュニケーションで自信や楽しさを味わう」ために…私には何ができるのかを考え続けていきたいです。
教え子たちとの関わりから、私自身も成長させてもらっていることを実感します。
今年も、関わる子どもたちのどんな姿も知りたい、大切にしたいという姿勢でお仕事に取り組んでいきたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
麦原ひろみ👒