冬にオンライン塾を開室する主婦@不登校支援
こんにちは!麦原👒です。
先日Xで、不登校の子のお家の人に向けてある質問をしました。
「あったらいいなと思うサポートとは?」
たくさんの…本当にたくさんのお返事をいただきました。
お忙しい中、時間を割いて教えてくださったことに感謝でいっぱいです。
一つ一つのお答え、大切に受け止めて拝読しました。
そうしているうちに、心に一つの思いが沸き上がってきました。
「・・・こんなサポート、してみたい!」
教員として約10年間、授業や学級経営に燃えてきました。(結婚前は土日も模擬授業や学級経営のサークルに通っていました💦)
不登校の子どもとそのお家の人に「何かできないか」の気持ちと「担任の立場の限界」のはざまで悩んでいたことが、今に繋がっています。
子育てを機に退職し、SNSでの不登校についての発信をしている中で
「オンラインで不登校の子のサポートがしたい」と考え、今年からお仕事を始めました。
オンライン家庭教師(ココンで先生をしています)、不登校親子のサポート等をする中でさらに様々な状況の子やそのお家の人と出会うことができました。(ご縁に感謝でいっぱいです…!)
そうして日々過ごしている中で、だんだんと「自分がやれること」と「不登校の子どもとお家の人が本当に求めていること」がそれぞれ見えてきたように感じます。
後者の「不登校の子とそのお家の人が本当に求めていること」は、それぞれ違っているので、ご縁があってサポートすることになった子とじっくり関わりながら探り続けていきたい部分ではありますが…
元教師の自分では気づけなかったニーズが確かにあることに最近気が付きました。
Xのアンケートでも、多数のお答えをいただき
不登校の子(のお家の人)が「同年代の子との関わり」や「家族以外のおだやかな大人との定期的なコミュニケーション」、「同じ境遇の大人同士の交流」があったらいいなと思われていることが分かりました。
「カウンセリング」や「再登校のアドバイス」「学習進度」などよりも、お子さんが「他者との関わりの中で」様々な経験や自信をもてるような場が求められているのかな、と感じました。
また、私の個人的な思いに共感してくださった方に真心こめてサポートをしたいという想いが募りました。
そこで冬ごろに
【麦原オンライン塾】(仮)を開室することにしました。
今の私にできる精いっぱいの伴走。
平日の昼間をお家で過ごす子どもとそのお家の人が
次の一歩を踏み出すまでの間に
寄り添うような支援を実現したいと思っています。
具体的には以下の4つをします。
その1、定期的な授業(コミュニケーションと学習)
これは今現在もオンライン家庭教師や不登校親子支援で行ってることです。
おしゃべりやクイズなど、その子の興味に合わせた授業をすることは私にとって本当に楽しいことです。チャットやスタンプでのコミュニケーションから始まり、音声や画面オンでの対話まで。様々なパターンがありますが、「その子のことが知りたい」という気持ちで授業を組み立てるのも、その子が授業の中でふと見せてくれる一面に気づけるのも…授業の楽しさの一つです。定期的に関わることの良さは、その子が「安心」して挑戦できたり,達成感を味わえたりするところかなと感じています。
その2,定期的な同世代との関わりの場(ホームルーム的な場)
私との1対1の授業とは別に、子どもたちが少人数でテーマトークする場を創りたいなと考えています。そこでは私が担任の先生のようなポジションで話題を提供し、集団の中でも安心して発言できるようにしたいです。(もちろん、聞いていたい子やチャットがいい子、スタンプで意思表示する・・・などなどそれぞれの方法での参加です☺)
同年代の子との定期的な関わりを、私の管理下で行うことで(管理下ってなんだか嫌な言葉ですが…安心安全な場でのコミュニケーションのために、管理下でと書きました。)普段自分を責めがちな不登校の子の心がすこし軽くなったり、世界の広がりがあったりしたらいいなと思っています。
その3、テキスト(チャット)でのやりとり
お家で学習する子にとって「毎日の予定を決める」とか「決まった時間に学習を続ける」ことは本当に難しいことだと思います。私自身、目標を立てるときはやる気に満ちていてもいざ始めると「ま、いっか・・・」と後回しにしがちです。
不登校の子が、日々の暮らしで「やった!」の気持ちや「できた」の気持ちを見つけやすい環境づくりを目指して「チャットのやりとり」をしたいなと思っています。たとえば、オンライン授業は週に一度ですが
そのほかの日も一日一回程度「漢字ドリルを一文字やりました~」とか「今日はなにもしてません~」とかを先生(わたしですね👒)に送ると、先生から「すごい!」とか「そんな日もあるよ~チャットを送ってくれたことがうれしいよ。」とか返事がくるというものです。
家族以外の大人との安心感のあるやりとりを日々の中で実感してもらえたらいいなと思っています。
その4、お家の人同士の交流の場づくり
わが子の前でどっしりと構えたり、笑顔を心掛けたり…お家の人は本当にすごいです。日々、不登校のお家の人と関わらせていただく中で痛感しているのは「お家の人すごい」ということです。
葛藤を乗り越えて(日々葛藤の中で)お子さんにとってのよりよい選択肢を考えていらっしゃるお家の人たちが
「あ~、わかる!」とか「うちもそうです!」とか「そういうパターンもあるんだ~」なんて共感や発見がある会を定期的に実施したいです。
以上が、わたしが今後やっていきたい!と考えているサポートです。
イメージしているのは
田舎でひっそりと佇む個人塾。
少ない人数だからこそできる、少しゆったりして優しい雰囲気の習い事。
子どもたちが安心して「分からない」と言える教室。
‥そんな環境をオンラインで創るのが今の私の夢です。
ご縁があった子やそのお家の人と
まごころ込めたやりとりができたらいいなと考えています。
「学習をどんどん進めたい!」「効率的に学習をして、進学したい」と考えられている方には、合っていない支援の形だと思います。
「安心感のある他者との関わりで、自信をつけてほしい」や「日々の暮らしの中で少しだけも学習の時間をとってほしい」という状況、お考えの方にとってぴったり(自分で言うのもあれですが…💦)なものではないかと思います。
オンラインでのサポートを探している方や、麦原👒の支援を受けてみたいという方、もっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら
コメントやXのDMで教えてください♪(XのDMの方が早く気づくことができるので、可能でしたらそちらでお願いします…💦)
5名さまほどの枠で、やっていきたいと考えています。
冬の開室までに数回説明会を行う予定ですので
よかったらそちらも合わせてチェックしてください‥!
長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
9月のこの時期、
お家で過ごす子もお家の人も
のんびりした気持ちで過ごせますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?