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「ママやって!」やってほしい息子とやらせたい私

麦原ひろみです。
3歳の息子は、4月に幼稚園入園を控えています。

迫る幼稚園入園

息子にとって初めての集団生活。
お友達と楽しく遊びたいな!と息子はとても前向きに楽しみにしている様子です。

1歳の娘がいて、思うように遊べないときもあるので、同年齢のお友達と力一杯遊ぶ経験は息子にとってものすごく嬉しいことだろうなぁと想像します。

ただ、心配症な私はついつい心配してしまいます。

‥うちの子、大丈夫なのかな!?

例えばトイレ。パンツやズボンの上げ下げ一人でできるのかな。
靴の履き替え。玄関で困って泣いてしまうのではないかな。
給食。自分で食べられるのかな。

などなど、心配をあげたらキリがありません‥。

子どもは子どもの力で乗り越える

小学校で一年生の担任をしていたとき、入学してすぐの保護者の方から
「学校生活が心配で‥。」
とお話されたことがありました。

そのときは、
「初めての学校生活ですから、できないことがあって当然です。私が一緒に一つ一つやりますし、きっとできるようになるので大丈夫ですよ!」
と明るく答えていました。

実際、入学したては戸惑っている子どもたちも
しばらくすれば学校生活に慣れて、友達と協力して様々なことをこなしていけるようになります。
また、もしできないことがあったとしても
担任としてサポートするので何も心配いらない!と思っていました。
子どもは子どもの力で乗り越えるということを目の当たりにしました。

しかし親になり、その場に自分がいないときの息子がどんな風に過ごすのか‥とっても心配なのです。

我が家の息子は自称「甘えん坊」

妹が産まれて、お兄ちゃんになった息子。
寝る時も「○○(妹)ちゃんが寝たら、ぼくのほう向いてね。ままぁ。」と毎日言います。
健気に妹が寝るのを待っている息子。

たまに2人になるととっても嬉しそうに笑います。妹をとても可愛がってくれているから、あまり心配していなかったのですが、やっぱり我慢しているのだなぁと感じました。

だからこそ、「ママ、あーんして。」や「お着替えさせて〜」と息子が言う時は、必ずやってあげてきました。
息子にとって、「○○して!」と言うのは、楽をしたいのではなく、甘えたいのだと感じていたからです。本人も「ぼく本当は甘えん坊なのだよぉ。」と。笑

しかし、2023年が始まって私の頭に
幼稚園入園
の文字がちらつくようになりました。

自分でやらせたくなった私

「ママやって〜。」と言われたときに
今までのように、「いいよ。」と笑顔で言えなくなってしまいました。
「うーん、自分でもやってみな?幼稚園に入ったら全部自分でするんだよ。」

先日もそう言って、靴を履かせてほしがった息子の手伝いをしませんでした。

幼稚園に入って、靴の脱ぎ履きが出来なかったら息子が困るだろう‥という思いから、手伝わなかったわけなのですが、、、

なんだか心にひっかかってしまいました。

靴を自分で履く事は大事。
でも‥でも‥
息子の心が「甘えたら、ママが受け止めてくれた」と満足する方が大切なのではないか。

その夜、すやすや寝る子どもたちを見ながらそんな風に思いました。

今度は、「やって!」と言われた時じゃなくて、遊びの中で「靴の履き方練習しよう♪」と誘ってみようと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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