今日のピアノレッスン。11月30日の日記

昨夜は21:15に寝る。2:40に目が覚め眠れなくなり、3時に起きる。

コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンのアルペジオ三和音♯系、減7の和音、属7の和音。リズム練習する。ツェルニー40番21曲目は何度か通して苦手箇所練習。『フランス組曲』第3番2曲目は2回通す。メンテ曲のメンテ。『悲愴第三楽章』は苦手箇所練習しながら3回通す。『メヌエット』は苦手箇所練習しながら2回通す。最後のゆっくりのグリッサンドのコツを掴めた。『バラード1番』は13ページ2小節目まで一度通して苦手箇所練習。2時間弾く。

ピアノの途中でRomiが起きる。「おはよう。いい夢見れた?中野区は今日、晴れみたいだよ」とのこと。

寝ようとしたが眠れず起きる。ご飯を炊き、小松菜と厚揚げの味噌汁を作って朝ご飯。TVerで『無能の鷹』の最終回を観る。まずいきなり営業部が閉鎖となり営業部の全員が解雇されるという始まり方。転職先を探すメンバーたち。そんななか、鷹野が発案(?)した「鷹ロボ」という「何もしないロボット」がヒットし、鷹野はヘッドハンティングされてアメリカへ・・・という展開に。なんか急展開というか、あまりにも漫画的。まあ、漫画なのだけど。このドラマ、リアルなお仕事ドラマとはかけ離れた内容だったけど、まあギャグとして観るとそれなりに面白かった。出演者もよかったし。

後片付けしたら眠くなり、1時間だけ寝た。起きて部屋に掃除機をかけ、用意して出かける。

クリニックへ。今日は薬だけもらう。薬局で薬を受け取り、食事も何もせずまっすぐ帰る。レッスン前に少しでもピアノを触っておきたかった。

帰って軽く食事をしたあと、小一時間ほどピアノを弾く。ツェルニー40番21曲目を何度も通す。『悲愴第三楽章』もやる。久しぶりにメトロノームに合わせてみた。すると、以前より20メモリも速いテンポで弾けるようになっていた。それはいいのだが、テンポが冒頭から全然メトロノームに合っていない。なにこれ!?思いきり走ってしまっている。全体的にテンポが速く弾けるようになった分、あちこちでテンポが乱れている。レッスン直前でこんなことがわかり、真っ青になってしまう。もう時間がない。なんとか冒頭部分だけでもメトロノームに合わせる。考えてみればこの3週間、全くメトロノームを使っていなかった。もうテンポは大丈夫だと思ったのだ。甘かった。私は甘すぎる。

ピアノレッスンへ。発表会の写真ができたとのことで封筒を渡される。

レッスンは、最初にツェルニー40番21曲目。最初両手で、次に片手ずつ、次にリズムをつけて弾く。いろいろな指摘をいただき、弾けていない箇所を何度も弾かされる。「もっとテンポを上げられませんか?」と、ツェルニーをやると必ず言われることをまた言われる。この曲は右手が速いだけなのでいけるかもと思い、「やってみましょうか」と言って、練習でも弾いたことのない速いテンポで弾く。すると、案外弾けた。それで合格となる。一発合格だ。うれしい。

次に『悲愴第三楽章』。一度通して弾く。冒頭から細かい指摘をいただく。装飾音の弾き方、力を抜いて弾く箇所、テンポ、リズム。速い箇所は音が抜けがちだからしっかり練習してくださいと言われ、弾けていない箇所を何度も弾かされる。「しっかり歌ってください」と言われる。いつもこれを言われるのだ。私は楽譜通りに弾くことに必死で、歌うことができていない。歌う余裕がないというか。楽譜通りには当たり前に弾けるようになって、かつ歌えるようにならなければならない。引き続き練習してきてくださいとのこと。

次は『メヌエット』。最初両手で、次に右手だけで弾く。この曲は全然弾けなかった。そこそこ弾けるようになったと思っていたのだが、大きな間違いだった。右手だけで弾いてみて、全然弾けていないとはっきりわかった。この曲の難しさもわかった。先生は一言、「弾きにくいところがたくさんありますね」とだけ言った。この曲の指摘はこれだけだった。これだけで私には十分だった。この曲はまず右手だけでしっかり練習しなければならない。なんとなく通し練習だけしていてはダメだ。通し練習をすると、なんとなく弾けているかのように錯覚してしまう。でも弾けていないのだ。今日のレッスンでよくわかった。

そして『バラード1番』。13ページの頭までやってきたと言うと、先生は「すごいですね」と言ってくれた。一度通し、いくつか指摘をいただき、もう一度通す。あんなに練習した甲斐があって、この曲はそこそこ弾けた。先生にも「きちんと弾けています」と言われた。もちろん難しい箇所は全然弾けていないが、先生もそれはわかっている。弾けていない箇所を何度かやりつつも、「難しいところも練習すれば弾けるようになりますよ」と先生は言ってくれた。私は練習すればこの曲を弾けるようになるのだ。先生はこの曲の構造やテンポの移り変わりについて説明してくれた。テンポがコロコロ変わる曲だけど、とりあえず今はまだテンポのことは考えずにゆっくりで練習してくださいとのこと。テンポは弾けるようになってから調整すればいいからと。そして、次回までに最後までやってくるよう言われる。次回のレッスンって1週間後なんだけど・・・最後までできるだろうか。まあ、やれるところまでやるしかない。

レッスンのあとは美容院へ。1ヶ月ぶりに髪を染め、スッキリした。そのあと、豚骨ラーメンの店で味玉豚骨味噌ラーメンを食べて帰る。

家へ帰って、発表会の写真を見る。集合写真のほか、弾いているときの写真もあった。プロが撮ってくれた紙焼きの写真は、やっぱりすてき。これは部屋に飾りたい。写真立てを買わなくちゃ。写真を見ていると、発表会がすごく懐かしくなった。たった2ヶ月前のことなのに、はるか昔のことのよう。やっぱり発表会に出られるって、ピアノ教室の魅力の一つだよね。発表の場ってすごく大事。来年も絶対に出よう。

2ヶ月前はプロコフィエフの『悪魔的暗示』を発表会で弾くため、必死で練習していた。発表会が終わったあとは、ショパンの『ノクターン8番』に必死で取り組んでやっとのことで合格になり、そして今は『バラード1番』に必死になっている。来月は『悲愴第三楽章』と『メヌエット』の仕上げに必死になり、レッスンで合格になるかならないか大いに気が揉めることだろう。

ピアノをやっていると日々の密度が異様に濃い。2週間に一度のレッスンを目指して練習するので、週単位で、できなかったことができるようになる。一つクリアすると、また次がある。そうやってどんどんやっているうちに、どんどん積み重なっていく。結果、数ヶ月の間で信じられないほど前に進んでいたりする。あと2ヶ月もしたら、どうなってるんだろう。そのころはもう新曲に入っているはず。『バラード1番』はどこまで進んでいるだろうか。

今日のレッスンで、たくさん練習した『バラード1番』がそこそこ弾けて、全然練習しなかった『メヌエット』がボロボロだったように、ピアノはやればやっただけ、やらなければやらなかっただけ、自分に跳ね返ってくる。そこがピアノの面白いところであり、やめられないところだ。さあ、明日からまたがんばるぞ。


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