レッスンのスタイル。12月7日の日記
昨夜は21:15に寝る。いろんな夢を見て何度も目を覚ます。3時に起きる。
コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンの音階♯系全調。ツェルニー40番22曲目は片手ずつ2回通したあと両手で2回通し苦手箇所練習。『フランス組曲』第3番3曲目は片手ずつ2回通し、両手で2回通す。メンテ曲のメンテ。『悲愴第三楽章』は苦手箇所練習しながら通したあと、メトロノームに合わせて1回通し、最後にメトロノームなしで1回通す。『メヌエット』は右手だけで練習したあと両手で合わせ、苦手箇所を練習しながら2回通す。『バラード1番』は最後まで通したあと、13〜15ページを練習する。2時間弾く。
ピアノの途中でRomiが起きる。「おはよう。中野区は今日、晴れときどき曇りみたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。
寝る。2時間半も寝て9時に起きる。部屋に掃除機をかける。パルのさばを焼いて朝ご飯。TVerで『ライオンの隠れ家』を観る。あ〜、DVやるような人は改心なんてしないんだから、完全に逃げないとダメだよ・・・。一瞬映った愛生の姿が痛々しい。暴力を受け、拘束されて。ライオンは無事なのだろうか。次回最終回。どうなるのだろう。
1時間ほどピアノを弾く。『悲愴第三楽章』の練習。いい感じで弾けている。これなら合格になるかもしれない。
用意してピアノレッスンへ。最初にツェルニー40番の22曲目。いつものように最初両手で、次に片手ずつ弾く。弾けていない箇所を弾かされ、指摘をいただく。引き続き練習してきてくださいとのこと。
次に『悲愴第三楽章』。一度通して弾き、また冒頭から弾く。途中ちょいちょい止められて指摘が入る。また「歌ってください」と言われる。だいぶ弾けるようになってきたけど、まだ歌えていないということで、合格にはならず。
次は『メヌエット』。最初両手で、次に右手だけで弾く。和音をきれいに弾いてほしいから指を立てて弾くようにと言われる。それで指を立てることを意識してもう一度通す。だいぶよくなったと言われる。引き続き練習してきてくださいとのこと。
最後に『バラード1番』。最後までやってきたと言うと、「すごいじゃないですか!」と先生が声を弾ませたので、「いや、きちんとは弾けていないんですけど・・・」と言葉を濁す。これは二度通す。13ページ以降は譜読みに毛が生えた程度しか弾けなかった。でも先生は「最後までできましたね」と言ってくれた。次回までにペダルを入れてくるよう言われる。楽譜には書かれていないペダルを入れる箇所などを聞く。
『悲愴第三楽章』が合格になったら今日のうちに収録しようと思っていたけれど、合格にならなかったので、酒を飲んで帰ろうと思い、新しくできたネパール料理の店へ入った。ところが、ここには生ビールとハイボールしかなかった。えー。赤ワイン飲みたかったよ。仕方なくハイボールを頼む。カレーはマトンカレーにした。おいしかったけど、カレーの量が少ない。ナンは大きいのに。スーパーで買い物して帰る。
ほかの方々のnoteを読んでいると、ほんとに先生の数だけ、そして生徒の数だけレッスンの形があるのだなと思う。私の先生は、曲の解説とか講義めいたことは一切せず、弾き方の指導のみだ。あと雑談もほとんどしない。レッスンに乗せている曲が4曲あり、それぞれの曲を先生がかなり丁寧に見てくれるので、雑談している時間がないということもある。何より、私自身がそれほど雑談が好きなタイプではないので、先生がそれに合わせてくれているのだと思う。雑談をしないので、先生がどんな曲を好きなのかなどはわからない。けど、レッスンを受けていると、だんだんわかってくる。
たとえば、今やっているベートーヴェンの『悲愴』、先生はたぶんこの曲が大好き。『悲愴』が勉強になると勧めてくれたのも先生だし、レッスンもとても熱心。私が弾いていると一緒に歌ったり、弾いたり。『悲愴』を教えている先生は、とても生き生きしていて楽しそう。アドバイスもとても細かい。その分、この曲は点数が辛くなっているんじゃないかという気もする。でも、ちょっと弾けるようになってすぐ合格になるよりも、徹底的に細かく見てもらってあれこれ指摘をいただいたほうが、勉強になる。この曲はじっくり取り組みたい。
次のレッスンは2週間後。それまでに『悲愴第三楽章』を仕上げ、今度こそ合格にならなくては。『メヌエット』は、年明け最初のレッスンでの合格を目指そう。そして『バラード1番』はまだまだ弾けないところが多いので、時間を取ってきちんと練習しよう。さらに時間があれば、次の『テンペスト第一楽章』の譜読みだけでも進めておきたいところだ。
明日はリサイタルで、プロの演奏する『バラード1番』を聴いてくる。じっくり楽しみ、そして勉強するつもりだ。