はえぎわ『サティスファクション』

2005年05月16日


はえぎわの『サティスファクション』を観た。
はえぎわを観たのは初めてだった。
立ち見、動く舞台、移動する観客、そして客席へ飛び散る水&血糊。
ゴキブリコンビナートに似ているが、そこまで過激でもない。
なんというか、ゆる~い内容。
いろんな歌にのせて綴られるある男の思い出話をベースに、様々な人物が登場し、サイドストーリーが展開される。
だが、特に印象に残ったシーンもなければ面白いと思った役者もいない。
ラストの、奥から河童が出てきて舞台がバラバラに壊れ、登場人物が次々と水や血を吐きながら死んでいく(?)のはちょっと面白かったけど、そこへいくまでが長すぎる。
立ち見だから長く感じるのかな・・・と思ってたが、実際2時間半もかかっていた。
いろいろ問題点(?)もあるが、次になにが出てくるかわからない、ドキドキの展開の舞台作りは、ゴキコンに近いものを感じるので結構好きかもしれない。
次作に期待したい。



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