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非モテだった私が理想の女性とお付き合いするまでの話 ~第3話 理想の女性像を描く~

【前回までの話】
第2話 身だしなみの大切さを痛感する編
友人の恋愛コンサルタントであるジャック・テイラー(仮名)に身だしなみを整えることの重要性を徹底的に諭されたロンべ(私)は、オシャレと身だしなみを整えることを決心。
しかしながら、どんな服を買うか、デートでどのような店を選ぶのかも相手の女性次第といわれ、ロンべはお付き合いしたい理想の女性像を描くことにしました。


1.自分が求める理想の女性像を決める地道な作業を始める

ロンべ(私)は前職からマーケティングに関わるお仕事やプロジェクトマネジメントを経験させてもらっていたので、「理想像を描く」もしくは、「ターゲットを決める」ことの重要性は骨身に染みて理解していました。
かなり地道ですし、答えの無い問いに答えを出すのは精神的に労力がかかる作業でもあります。
しかし、これまでの記事でもお伝えしたとおり、
「1年以内に理想の女性とお付き合いすること」を目標に設定し、そのためなら何でもやろうと決めていたので、仕事でやっているように「ターゲット定義」を大真面目に、そして全力でやろうと考えたのです。

容姿、身長、スタイル、好み、性格、行動パターンなどなど、一つ一つ丁寧に自分が理想とする女性を決めることにしました。


2-1.「自分の好み」、「人生の価値観」、「ステータスバランス」の3つの視点から女性像を描く

私は、理想の女性像を3つの視点から考えました。

1.「自分の好み」
 どんな容姿、性格の人が感情的に好きか?

2.「人生の価値観」
 自分の人生の価値観と合っているか?

3.「ステータスバランス」
 相手の女性に求めるステータスと自分のステータスレベルがマッチしているか?

「人生の価値観」を取り入れた理由は、
私は当時32歳で、結婚も視野に入れた長期的なお付き合いを目指していたためです。
単純に感情的な好みだけでなく、自分の人生やライフスタイルとマッチしそうかどうか、という観点も取り入れる必要がありました。

また、「ステータスバランス」を考えるというのは、理想の女性と自分の現状を「客観的に」比較する作業です。自分の理想像を描いたところで、相手の女性に高い要求をするばかりではなく、自分が理想の女性と付き合うに相応し人間である必要があります。
理想の女性と現状の自分のギャップを明らかにし、それを埋めるための行動規範や成長するための目標を新たに立てました。
これをやらないと、非現実的な「空想」を設定してしまうことになりかねません。現実性のある「理想」を設定するためにも必要ですね。

2-2.自分の好みを書き出す

実際に書き出す出す作業は結構楽しかったです。
実現できるかどうかは考えず、ゼロベースで自分の好きなタイプを書いていきます。

過去の自分が好きだった人、好きな芸能人、知人で魅力的と感じる女性のどこが好きなのかを、
思い返しながら条件を書いていきました。

この作業は精神的にしんどかったです。
それはなぜか?単純に恥ずかしいからです!
自分がモテるわけでもないのに、ひたすら理想だけを書き続けるのは気恥ずかしいし、高望みしているような気分になってしまうからです。
しかし、誰かに見せるわけではなかったので、恥ずかしい気持ちを、グッと堪えて条件を書いていきました(笑

2-3.人生の価値観との整合性を見る

次に自分の人生の価値観と照らし合わせて整合性が取れているかをチェックします。

例えば、

・私は尊敬できる人から積極的に学んでいきたい。
 だから、
 → 職業意識が高い女性
 → 自分の意見を持っている女性

・自分はコンサルタントとしてたくさん価値ある仕事をしたい。
 どうしても夜遅くまで仕事をせざるを得ない時がある。
 だから、
 → 仕事を理解してくれる女性
 → 自律していて、一人でも人生を楽しめる女性

のような感じです。


自分の価値観や達成したいことは、2018年のお正月にまとめていたので、その時の記録を照らし合わせながら書いていきました。
(第1話参照)

当時私が書いた女性のターゲット定義書をなくしてしまいましたが、日記に一部の記録が残っていました。
理想の女性像として以下のような内容を書いていました。

2-4. ターゲット像となる理想の女性像

【ターゲット人物像】
どんな状況でも、その人らしく、愛らしく、内面に自身がある。
かつ、美人である。

【必須条件】※必ず満たしたい条件
 ・人生に対して前向きである
 ・美人(見た時に美人と自分が思えればOK)
 ・職業意識が高い
 ・自律して行動、生活できる
 ・自分の意見をもっている
 ・凛としている
 ・オリジナリティがあり、自身を持っている
 ・スタイルがよい
 ・自分の能力を知りつつも、男性への配慮ができること
 ・しっかり者
 ・タバコを吸わない

【推奨条件】※満たしているといいな条件
<見た目>
 ・身長160cm前後
 ・黒髪

<生活面>
 ・料理が得意
 ・運動ができる
 ・知的レベルが高い
 ・生活習慣が規則正しい
 ・家族と仲がいい


自分の条件を書き出してみて、私は思いました。
「条件高すぎ。こんな女性この世にいるのかよ(笑)」


しかし、この考えは一旦脇に置いて、この理想像の女性とお付き合いすることを目標に設定しました。
目標を達成する上で非常に大切な考え方で、目標を設定する段階で実現方法が分かっている必要はありません。
私はついつい、目標と一緒に実現方法も考えてしまいがちなのですが、
方法も考えようとすると目標達成意欲が削がれてしまうため、何も行動できなくなります。
真面目な人ほど、目標設定のときに達成方法を考えがちになるのですが、
目標達成の段階で方法を考えるのはやめましょう。


2-5.女性と自分のステータスバランスを考える

理想像を描いた後、このような女性が自分を好きになってくれそうか?、と自分自身に問いかけてみました。自分が女性とお付き合いしている自分をイメージした時に、足りていない点や学ぶべきことが無いかを考えてみました。自問自答すると、現状と理想の自分とのギャップが見えてきました。

例えば、

・美人でスタイルの良い女性と付き合いたいと思っているのに、自分は十分スタイルは良いのだろうか?
・職業意識の高い女性とお付き合いしたいと思っている自分は、プロ意識を持って仕事に取り組めているのだろうか?


そこで私は、「理想の女性とお付き合いする」目標にさらに2つを追加しました。

 1.次のトライアスロンの大会で上位15%に入ること
 2.プロ意識を持って仕事に臨み、次の昇進でシニア・コンサルタントになること

理想の女性とお付き合いするのであれば、これぐらいの目標を達成しなければならないだろうと、自分自身に言い聞かせました。

週末や平日の夜の時間も使いながら、地道な検討を行い、1週間ほどの時間をかけて理想像の設定を行いました。

理想の女性像をジャック(恋愛コンサル)に伝えると、ターゲット像を大体理解してくれたようで、さっそく服を購入するべく、ジャックは洋服を購入する場所を紹介してくれることになりました。


今回はひたすらやったことのご紹介でした。

当時を振り返っての教訓や改善すべき点については、文字数が多すぎてしまうので別記事で整理いたします。

次回はいよいよ、師匠とともに服を買いにいきます。次回もロンべはモテるための軽い試練を受けることになるのでした。

次回 第4話 服を買いに行こう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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