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非モテだった私が理想の女性とお付き合いするまでの話 ~第4話 服を買いに行こう!~

【前回までのあらすじ】
第3話 理想の女性像を描く
第3話振り返り ~なぜ理想の女性を描く必要があるのか?~

自分がお付き合いしたい理想の女性像を定義し、紙にしたため、モチベーションを高ためた私(ロンべ)。
女性像を恋愛コンサルの友人ジャック(仮名)に伝えると、いよいよ服を買う店を教えてくれることになりました。

服を買うお店を紹介してもらう

私が理想の女性像をジャックに伝えると、ジャックはだいたい理解してくれた様子でした。

ジャック:「なるほど、大体わかりました。いわゆる、"バリキャリ"でキレイ目の女性がターゲットということですね。」
私:「うむ。その理解で合っている」
ジャック:「であれば、キレイ目で、男性として魅力的な服が必要ですね。そういう服が買えるお店を紹介します。」
私:「よろしく頼む。」


次の週末にジャックと、もう一人のルームメイトである「ケイト君」と一緒に3人で新宿に向かいました。※ケイト君のステータスは後ほどご紹介します。

この時、アパレルのセレクトショップを3つ紹介してもらいました。

1.UNITED ARROWS
2.STUDIOS
3.EDIFICE

恋愛コンサルのジャックはお店に入りながら特徴を丁寧に説明してくれました。
EDIFICEはキレイ目でありながら、比較的カジュアル目の服を揃えやすい。32歳というロンべの年齢や性格を考えると、カジュアル過ぎる可能性もある。

UNITED ARROWSでは、キレイ目の服が多く、30代の私に合わせて服を選びやすいだろう。

STUDIOSは、独特の服を取り揃えているため、着こなすのが若干難しいが、1、2着持っていても良いだろうが、
選ぶときは店員としっかり相談して買うこと。などなど。一通り3店舗を紹介してくれました。

ジャック:「3店舗紹介しましたが、これらのお店は今日のメインではないです。今からメインのお店を紹介します。」

そう言い、ジャック、ケイトと共に新宿の街をさらに進んでいきます。


伊勢丹のメンズ館へ足を踏み入れる

◆場違いな感覚
到着したのは、伊勢丹メンズ館でした。
私は32歳まで生きて、伊勢丹に足を踏み入れたのは、実は初めてでした。

行ったことのある方はご存知でしょうが、伊勢丹メンズ館には、紳士用のかばん、時計、財布、スーツなど有名ブランドが取り揃っており、一通り男性に必要な装備を入手することができます。

ジャック、ケイト、私の3人はメンズ館のエレベーターを上がって行きます。4階以上には、紳士用のシャツやスーツを取り扱うハイブランドのフロアになっています。

フロアを上がっていく時の正直な感想をお伝えすると、私は"場違いな所"に来てしまったと感じました。

私のその気持を察したのかわかりませんが、ジャックは私に話しかけます。

ジャック:「メンズ館だと服だけじゃなくて、靴、財布やカバンもいいアイテムが揃っているので、少しずつ揃えましょう。今日は1着服を買いましょう。」
私:「伊勢丹メンズ館は来るの初めてだ。ハイブランドが揃ってるね。」
ジャック:「さっき紹介したようなセレクトショップもいいのですが、ロンベにはハイブランドも着こなせる"ダンディ"な男になってほしいのです。」
私:「ダンディ??」
ジャック:「そうです。ダンディです。ダンディとは?」
ケイト:「やせ我慢である」
私:「え?ケイト君!? "ダンディ"の意味分かっているの?」
ジャック:「映画『ラブ・アゲイン』以外にも必修科目としてダンディ講座を受ける必要がありますね。後で一緒に勉強しましょう。」

ダンディの意味がわからないまま、伊勢丹の4階 メンズラグジュアリーフロアに到着しました。

◆Be Better then GAP!

ジャック:「まずは手始めに、このフロアでシャツを一着買いましょう」

そう促され、周りを見るとブランドに詳しくない私ですら聞いたことある有名ブランドが揃っていました。シャツの価格をみると、安いものでだいたい4万円~、高いものだと10万円するもの置いてありました。

今までシャツに1万以上使ったことのない私にとっては、信じられない価格設定です。

ジャックはニコッと笑うと私の顔を叩いて言います。

ジャック:「Be Better then GAP!」
私:「『ラブ・アゲイン』を俺に見せたのは、このためだったのか!本当に買うのか・・・」
詳細は第2話参照。
※該当シーン:『ラブ・アゲイン Be Better then GAP!』


「言われたことを全部やる」を条件に恋愛コンサルを依頼していたので、私は腹をくくりました。


ブリオーニのシャツを購入

私はフロア内のブランドコーナーを見て回りました。
すると、一つのシャツに目が止まりました。紺色で光沢があるが、いやらしさがなくそれでいて肌触りもいい。
ジャック:「ブリオーニですか、良いのに目をつけましたね。ジェームズ・ボンドもブリオーニですよ。(当時)」

早速試着してみて鏡を見ると、たしかに自分で言うのも恥ずかしいがなかなかかっこいいと思いました。

ジャック:「いいですね。」
ケイト:「なかなかダンディなシャツですね。」

このシャツを購入しようと値札を見ると、7万円でした。

ジャック:「クレジットカード」

にこっと笑い、一言だけ口にするジャック。

値段を気にせず購入しようと決めていた私は、無言でクレジットカードを取り出し会計に向かいました。

7万円は私にとって安くない買い物でした。
つい最近まで、ファッションに全くこだわらず、「人間性の中身で勝負」とも考えていました。

しかし、いざブリオーニのシャツを着ると、”身が引き締まる”思いがするのも事実。アイテムによって自分の行動を良い方向に変えているのも、強力な手段だなと感じました。


服は女性店員に女性目線で選んでもらう

3人でシェアハウスに戻った後は、服の選び方講座が続きました。

ジャック:「良いシャツが手に入ってので、次はパンツを揃えましょう。」

ジャックはパンツの選び方を説明してくれました。
要約すると以下4点に集約されます。

1.パンツに合わせる服があると選びやすいので、ブリオーニのシャツを
  着て、セレクトショップに行く。
2.選ぶときは、自分で選んではならない。ターゲットで設定した女性と
  同年代の女性店員に選んでもらうこと。

3.使いまわしを意識し、最終的にグレー、ブラック、ベージュの
  3色を揃えること。
4.「フォーマル」と「カジュアル」のバランスを考えることが
  重要なので、フォーマルなブリオーニに合わせて、
  若干カジュアルさが含まれるパンツを選ぶこと。

ジャック:「ブリオーニのシャツを着て、紹介した3つのセレクトショップに行ってシャツに合うパンツを選びましょう。選ぶときは、女性の店員に選んでもらってください。」
私:「自分で選ばないのか?」
ジャック:「そうです。オシャレかどうかは、見ている女性が決めることです。服選びに自信が無いなら、自分で選ぶのではなく、必ず20~30歳代の女性店員視点で選んでもらってください。」
私:「なるほど。女性店員に選んでもらうだけなら、それほど難しくなさそうだ。」

自分の服を女性店員に女性目線で選んでもらう。

これはファッションに対する理解が浅い私にとって、極めて有効な手段でした。自分でファッションを短時間で習得することも難しいし、勉強する時間を捻出するのも一苦労。でも女性目線で、しかもプロであるアパレル店員に選んでもらうなら、ただただ相手からのアドバイスを受けながら服を買うだけなのでとても簡単。しかも、”女性から見て”オシャレに仕上がるので、非常にお勧めです。
(※もっと言えば、女性と話す練習にもなる!)


そして、翌週の週末も私は一人で新宿で服を買いに行き、
2着のパンツを購入し、戦闘準備を着々と整えていきました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

服が一通り揃ったところで、いよいよ次回は狙うべき女性にどこで出会うのかを考える時が来ました。
どこに行けば理想の女性にであることができるのか、、、。
ターゲット像から出会いの場所を検討します。

次回: 第5回 マッチングアプリは有効か!?

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