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「季節」と「竜」と「旅」のファンタジーTRPG『りゅうたま』のルールブックを買った。
紙とペンと数種類のダイス、複数人で卓を囲んで遊ぶTRPG。(オンライン上で遊べるように作られた専用サイトもあります)
タイトルにもよると思いますが、オリジナルなキャラクター、ストーリーを組み込んで遊ぶ事ができ、ストーリーとダイスの目によるランダム性によっては高難度にもお散歩のようなお気楽難易度にもなる、変幻自在な憧れのゲーム……!(※外部から見た、私個人の持つ印象です)
TRPG、自分にとっては憧れのゲーム
なぜ「憧れ」と書いたのかというと、私自身、TRPGは『片道勇者TRPG』という、原作のターン性横スクロール型ローグライクのゲーム『片道勇者』をTRPGのルールに落とし込んだ作品をオンライン上で1度だけ遊んだ事があるだけなので、実は詳しくない。遊んだのも、まだ Switchが発売するよりも前の話なので、何年も前だ。(当時はWii UとPSvita、3DSでよく遊んでいた記憶)
ゲームの公式サイトで「システム」を真っ先に見るのが好きな私は、TRPGのシステムや世界作り構造にも興味が湧いて、3冊のルールブックを買っている。
もちろん、時間と、オンラインセッションをするという勇気がないので、「読み物」としてですが……。
そしてTRPGの存在を知った、その当時から気になっていた1つのTRPGがあった。
「季節」と「竜」と「旅」のファンタジーRPG『りゅうたま』!
色んなテーマのTRPGがあるんだ!
TRPGと聞いて、最初に知ったのは『クトゥルフ神話TRPG』。ダークな世界観、YouTubeでストーリー仕立てにアップされたセッションを観て興味を持った。
1冊目:片道勇者TRPG
この時、PSvitaでハマって遊んでいたゲームがある。
スパイクチュンソフトが発売していた『不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ』という、ターン性横スクロールローグライク。『片道勇者』のリプロデュース作品だ。
元となった作品の『片道勇者』を検索する過程で、なんとTRPGにもなっている事を知り、ゲームで世界観をちょっと知ってるから手を出せそう! とルールブックを買ったのが1冊目。
2冊目:小さな勇者の冒険 ウタカゼ
次に見つけたのが『小さな勇者の冒険 ウタカゼ』
あなたは身長20cm前後の小さな種族“コビット族”の選ばれた勇者“ウタカゼ”になって冒険を繰り広げる!
そんな可愛い世界観のTRPGもあるんだと知ってワクワクした。
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カエルやイタチとも言葉を交わせる世界観。
公式の紹介ムービーも可愛くて好き。
絵本な気持ちで自宅に置いてあります。表紙の色合いも可愛くて好き。
3冊目:ソードワールド2.0
TRPGの中でも有名タイトルな印象を持っていた『ソードワールド2.0』、たまたま書店で見つけてしまい、単行本サイズで持ち歩きやすく、電車でも開けるし、当時 、寮生活していた部屋にもこっそり置きやすいぞ、と買ってしまった。敵のステータスや職業ごとの特色など見たりして楽しんでいた。
どのルールブックも情報量が多くてすごいなと感心する。
これらのデータを元に1つのセッションを支えるストーリーやイベントを組むゲームマスターさん達も。
4冊目:りゅうたま
そして4冊目が今回購入した『りゅうたま』である。
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「旅」をテーマにした作品と、温かいタッチのイメージイラストに心惹かれた。
「竜」が世界設定の前面にあるのも、ファンタジーRPG好きの私の好みにもストライクだった。
自分や誰かが作った世界を作って旅をできるゲーム(TRPG)なんて、心惹かれるでしょ!!
とは言って言っていたものの、知ってから5年以上が経っていた。
なぜ何年越しに購入? と思われたかもしれない。書店で見かけなかったもそうなのだけど、こちらのルールブック、公式でPDF版が無料公開されていたので、データを少し覗きたいなってだけなら、購入しなくても大丈夫だったんです。
が、先日、仕事中にふと『りゅうたま』の事を思い出して、また読みたいなと調べていたら……。
PDFを配信・公開していたマンガ図書館Zが2024年11月26日にサイトを停止していた!!(印刷もダウンロードもしていませんでした)
「な、なんて事だー! これはもう、ほしい物リストに眠らせていた書籍版を迎え入れるしか無い」と理由をつけてAmazonに販売されていた書籍版(ペーパーバッグ版)を買ってしまった。
ペーパーバッグ版とあったけど、マットな手触りな表紙にイラストも綺麗に印刷された、しっかりした本が届いた。
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「旅人」となるキャラクターのクラスを紹介するページや、ゲームマスターであり旅を見守る「竜人」、世界の地形と天候を司る竜たちもイメージイラストと共に紹介されていて、やっぱりパラパラとページを眺めて見られるのは楽しい。(一部カラーイラストもあり!)
ここから色んな物語が生まれていくんだなぁ。また合間に読んで楽しみたいです。
今のところ物語を作るような大それた予定はない……。
素敵な世界観のルールブックを持っているけど、今のところセッションに参加してみたり、ストーリーや世界を作ってみたりという予定はない……。
いや、「やってみたい!」という気持ちはあるけど、まだまだ「難しそう」という気持ちが大きい。
今のところは「読み物として」。
でもいつか、こっそり旅物語を想像してみたいな!
ではでは。