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ゲームやったことない女が熱中している話
みなさん『スプラトゥーン』というゲームをご存知だろうか?
CM等で見かけたり、耳にしたことは少なからずあると思う。やった事ない方はスプラトゥーンと聞くとカラフルなインクを思い浮かべるはず。
現在3まで発売しており、私は3から始めて一年経つがめちゃくちゃハマり込んでる。
寝ようと思ってまぶたを閉じると派手なインクの中でバトルが始まってしまうぐらいに。
そもそもスプラトゥーンとはどんなゲームなのかここで基本的なルールをご紹介しよう。
人の姿をしたイカとタコがオンライン上で4人の即席チームを作り、インクの入った武器で相手チームと撃ち合いながら地面を塗っていき、より多くの地面を塗ったチームが勝利するナワバリバトルゲーム
意外とルールはシンプルなんだよね。
ナワバリバトルの応用をして、ラグビーっぽいルールがあったり、玉入れ要素があるゲームだったり、他にも様々なルールがあるので飽きずに楽しむことができる。
武器について
戦うためには武器が必要になり、大きく分けると11種類ある。武器によってインクの塗り方が違うので、塗りに特化した武器や敵を倒すのが得意としている武器等、用途に合わせて様々だ。
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亜種など含めると50種類以上の武器があるため、自分に合う武器が必ずあるし、使ってて楽しい武器が見つけられるとこも魅力の一つになっている。
その中でも私の持ち武器はスプラトゥーン界きっての嫌われ者、オーバーフロッシャーだ。
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壁や床でバウンドする泡に4発当たると敵がデスする仕様の武器だが、この武器はとにかく嫌われている。
オーバーフロッシャーと検索するだけで上位の関連に『うざい』が出てくるし、
スプラ甲子園という大会の勝利インタビューで
『オフロ◯ね』と言われるほどだ。
なぜこれほどまでに嫌われるのか…。
調べれば調べるほど悲しくなってくるので
気になる方は嫌われっぷりをググって楽しんでください。
それでもこの武器は私にとっては可愛い、可愛い相棒なんだけど。
着せ替えの楽しさ
スプラトゥーンではゲーム内でバイトをしてお金を稼ぐことができ、バトルしてもお金がもらえる。その貯めたお金で服や靴を自由に買うことができるのよ。
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ただオシャレを楽しむわけではなく、身につけるアイテムによって武器の性能を強化したり、バトルする上ではコーデに頭悩ませるのも楽しみの一つ。
たまにとんでもないコーデになってしまったりすることもあるけど。
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バイトが楽しくてバイト専門でやってる人もいれば、私みたいに常にバトルに取り憑かれてるタイプもいて楽しみ方は人それぞれ。
なぜハマるのか
色んなコーデでおめかししたり、武器変えてバトルしたり、それも楽しいがそこにハマっているわけではない。
スプラトゥーンをやる一番の理由はめちゃくちゃ腹立つからだ。
どういうこと???と思うはずだが、
スプラトゥーンは3〜5分間のバトルの間に喜怒哀楽の全てが体験できる。
30超えた大の大人が負けたら発狂したくなるほど悔しいのだ。
確かにルールはシンプルなんだけど、めちゃくちゃ難しいんだよこれが。
異次元クラスのプレイヤーがわんさか存在していて、小学生キッズにもプロがいる世界。
子どもだろうがバトル中は鬼舞辻無惨に見えてくる…。
私は全然強くなくて腕前はようやく人並みになってきた頃だけど、たまに勝ちを味わうと脳汁バシャバシャ出てしまう。
スプラトゥーンの中に哲学
スプラトゥーンって実際の友達と一緒にチームを組んでプレイをすることもできるが、一匹狼の野良としてオンライン上でマッチングした仲間と一緒にも戦える。
プレイしてて気付いたことは、このゲームは社会で生きていく上での教訓になるということだ。
仲間のうち一人だけ強くても意味がない。
一緒に協力したり、自分の役割を考えたり、今やるべきことの優先順位をつけたり。
短時間の間に様々なことを判断しないといけないし、時には判断を大きく見誤ることも。
それに凄い頑張って誰より活躍しても報われないことなんてザラだ。
"自分だけ"では生きていけないのだから、
周りへの視野を広げて、自分のできることで精一杯貢献していく。
一人よがりではなく、誰かために考えて行動する必要があるのではないかと、この一年通して実感することができた。
最後に
私は人の姿では前田ロマーシアという名前だが
イカの時は『DJうみぶどう』と名乗っている。
暇さえあればMCきゃべつたろうと一緒にイカになっているので、スプラトゥーンやっているイカ、タコのみんな、一緒にインクの海を泳ごうぜ。
スプラトゥーンやったことはないけど興味あるそこの君、これを機にあなたもイカになってみなイカ?
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