浦和戦 なぜ神戸が試合を支配していたのに勝てなかったのか???
4月20日に埼玉 スタジアム 2002で行われた、2019 明治安田生命J1リーグ 第8節 浦和レッズ VS ヴィッセル神戸の試合について振り返ろうのコーナーです。
はじめに 試合の流れ
前半10分神戸のバックパスのミスで興梠 慎三がボールを持つとゴール前までドリブルで運ぶもペナルティーエリア内でダンクレーに倒される。審判はPKのジャッジをした。興侶は冷静にゴール右隅決めた。浦和はその一点を守り切り今季リーグ戦ホーム初勝利を挙げた。
本編 なぜ神戸が試合を支配していたのに勝てなかったのか???
さて本編に入っていこう。まずこの表を見てもらおう。
浦和 神戸
30% ボール支配率 70%
6 シュート 13
3 枠内シュート 6
233(66%) パス(成功率) 723(86%)
圧倒的に神戸が試合を支配していることがわかる。だが、結果は見た通り試合を支配していた、神戸が負けている。なぜ神戸が試合を支配していたのに浦和が勝てたのかを考えていこう。
1、ひとつのミス
神戸の失点シーンを振り返ろう。まず神戸がボールを保持しているときだった。バックパスが大崎の元に来たときに大崎が滑ってしまいバックパスを追っていた興侶にボールが渡ってしまい、浦和ボールになってしまった。そのままペナルティーエリアまでボールを運び、ペナルティーエリア内で興侶がダンクレーに倒されPKになる。PKのキッカーは興侶。そして興侶はキーパーの逆を取りゴール右隅に決めたシーンだ。サッカーはひとつの出来事で結果は変わる。それをものにした浦和が勝ったという試合だ。
2、神戸お得意様のサイド攻撃
神戸は攻撃時3トップだった。その3トップには真ん中にウェリントン、右サイドは小川、左サイドには古橋という両サイドにはスピードのある選手を配置した。両サイドにスピードのある選手を配置したということは、神戸が得意とする、サイド攻撃をすると考えられた。その予想は的中した。前半はサイドから中のウェリントンをクロスポインターにして、崩そうというシーンが多かった。だが浦和の守備が立ちはだかる。浦和は自分たちがボールを保持しているときは、3バックだが神戸のボール保持時は5バックになって今回は古橋のサイドで考えよう。古橋サイドでボールを持たれたときは、浦和は5バックの今回は古橋サイドなので、左サイドの2人が今回は橋岡と森脇が2で守備に行きはさみうちみたいな感じで守備をしていた。しっかりクロスを阻止出来ていてその守備方法は良かったと思った。
まとめ
なぜ浦和が勝てたのかズバリ神戸のミスをものにした浦和とサイド攻撃対策の守備方法が良かったから勝てた。
【試合結果】
浦和R 1-0 V神戸
【得点者】
浦和R:興梠 慎三10'
V神戸:無得点
試合ハイライト
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/042002/live/#recap