香水をつけない女性に 未来はない。 -Rina side-
香水をつけない女性に未来はない。
- ココ・シャネル -
私の女としての未来はないようだ。
そう、私は香水をつけていない。
日本にいるときは仕事以外のときはつけていた。
友達からもらったCloeの香水と
お母さんからもらったDiorの香水。
そう、自分で香水を買ったことがない。
買ったことがあるのはヘアコロンくらい。
そりゃあ私だっていい女っぽい香水つけたいと思ってはいる。
香りがものすごく重要なことはわかっているつもりだけど、
結局いつも優先順位が低くなってしまう。
そして香水に関しては彼氏にボコボコに言われたことがある。
男くさいから、「香水とか使ってみたら?」
と提案したのだけど
「匂いには気を使っているよ。部屋の3か所くらいにリセッシュ置いてあるじゃん。昔は香水つけていたよ。でも香水ってファッションによって香りを変えるのが真のオシャレだよ。知らないでしょう?別にそれが正しいとかそういうことではないけど。そういうことを知らないでただいい匂いだからって何も考えないで1つの香水をつけ続けている人もそれはそれでいいけど、俺はそういう理由があるんだ。昔は香水が好きだったから日によって変えていたくらいだったけど、もう一周回って面倒くさくなったから何もつけてないだけだよ。まだ"わたしのために大人の男になってほしいから香水つけて"って言ってくれた方が可愛い。」
という風に論破された。
何も考えずに放った一言でこんなに言い返されると思ってもいなかった。
こんな感じだから私はあまり匂いにこだわりがない。しかしいい香りはいい女の条件として必須だと考えている。
五感の中で嗅覚だけが、海馬に直接情報を送ることができるらしい。
嗅覚以外の五感による情報はいったん大脳新皮質を通って海馬に運ばれるけど、匂いの情報だけは大脳新皮質を介さない。
そして海馬は古皮質にあるから、本能的な行動と記憶に関わっている。
つまりよく言う" 匂いが好きな人とは本能的に相性が良い "とは、きっとそういうことだ。
そして、匂いは、目よりも耳よりも
最も情報を覚えているということである。
その匂いはその匂いを嗅いでいたときの感情をも呼び起こす。
だから万人受けの香水をつけるよりあえて誰も使っていないような香水をいつもつけていれば
周りの人からはその香水の匂いがそのまま私の匂いとしてブランディングできる。
そしてその自分の匂いは
相手の本能に直接刺激できる色気だ。
相手にとって初めての匂いになる。
賢い女は当たり前のようにしている。
...とまで考えているにも関わらず私はもはや香水さえつけていない。
メイクにも無頓着な私は24歳。
思春期の方が自分の見た目を美しくすることに興味あったし努力していた。
今は自分の中身にばっかりフォーカスしている。
気が付いたら" 女性 "というより" 大人 "になることばかり頑張っていた。
海外に住んでいると全然気にならないのも問題かもしれない。
これを機に見た目の美しさも改めて見直そう。
女を1番成長させるのはやはり恋だ。
いい恋しようぜ、みんな。
そろそろいい女になろうかな。