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こっちは男でも女でもありませーーん!
突然ですが、私は覚悟を決めました。
今まで、自分が安心して話せる環境・場所でしかジェンダーの話をしてこなかったのですが、、、
今回、大勢の前で自分の性自認の話をすることにしたので、ここでも公表します🙌
まず、ジェンダーとは,,,と細かく書いていきたいところなのですが、解説は次回ゆっくりまとめるとしてささっといきます(笑)
まず、自分の性自認は「Xジェンダー」です。ここでいうXジェンダーは、男女に当てはまらない流動的なポジションを指します。
もともと、○○らしさに縛られてきた背景から、自分を女性だと思うことがとても窮屈でした。学校の制服が女子はスカートということで3年間嫌な気持ちで耐え続けたのは印象深い思い出です。
私がXジェンダーという言葉に出会ったのは高校1年生の時。部活でジェンダー平等の勉強をしたことがきっかけです。(模擬国連部って知ってますか?気になったら調べてみると面白いと思います!)
当時、自分が女子として扱われることに違和感はあったけれど、それが何なのかは全く分からずそのままモヤモヤして生きていました。
そんな中、この男女にあてはまらない性があると知った時の衝撃はすさまじいものでした。
🐥「え、男女以外にあるの?しかも性別って要素が4つもあるの?!」と驚いたのちに憑りつかれたようにジェンダーの勉強をし始めました。
私はこの言葉に出会ったことで、自分を肯定できたし何よりとても安心したんです。今までの悩みがすーっと消えていくような感覚で、私にとって大切な居場所となりました。
性自認を公言することの悩み
えー、ではなぜXジェンダーだと公言することに覚悟が必要かという話ですが、、
まず、日本には男女二元論が根強く残っており、性別的役割分業意識なんかも日々感じている状況です。
そんな中、ジェンダーについて勉強する機会が無かった人たちにとって私は未知との遭遇なのです。
LGBTQ+と発言するだけで暴言を吐かれることもありますし、最悪の場合自死を選択する人もいるほどとても繊細な内容です。
実際私は、大学という不特定多数の前でジェンダーを公表したことで受けた差別もあります。
出る杭は打たれると言いますが、私は打たれまくって強くはなったけれど打たれて痛くないわけではありません。
自分を守るために言うべきところと言うべきでないところがあるのです。それを踏まえて私は人と場所を選んで公表してきました。
ただ、目標として
「私が心から安心して生きられる環境をつくりたい」という思いがあり、それを実現させるために覚悟を決めたという次第です。
ただ、最後に伝えたいのは
”ジェンダーはあくまで私の1部分でしかなく、今まで貴方が接してきた私は、今までもこれからも何も変わらないよ”ということです。
是非、これから私と関わって生きていくみんなが、一緒に向き合ってくれたらうれしいです。