二番煎じ

そうそう、いつもあの子みたいになりたいで生きてるから自分がない。個性の欠片もない。欠片くらいはほしい。
自分がずっと誰かのコピーとか何かの二番煎じにしか思えなくて、それが嫌で嫌で仕方ないけど、変わる方法が分からなくて、
でもその方法を誰かに聞くわけにもいかないし、聞いたところでまた次の二番煎じの私が生まれるだけで。
答えが分からない問いにヒントなしで挑んでるよ、今日も生きててえらいよ
顔のパーツとかメイク法だけじゃない、私の生き方すべてが二番煎じにしか見えない。
だって、考え方は周りの人の影響でしかないし、口癖とか仕草とかそういうのも自分の好きな人から移ったり真似したりして身についたものでしかなくて、歌い方だってその歌手の真似した歌い方ばかりでいつまでも自分の歌い方が見つからない。何もかもそうなんだ。
何も自分の手や頭で作ることができない。
今書いてるこの文章だって、好きなあの子がブログ書いてるのを見て始めたし今日も好きなあの子になりたい。
たくさんの人の色に染まって、混ざって、どれが本当の自分なのか、どこに本当の自分がいるのか分からなくなっちゃった。

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