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Trip.com導入で中国市場を攻略!宿運営の新戦略

どうも、こんにちは!
吉岡ライズです。

今年はあらためてnoteを書いていこうと思います。
目標8投稿!
とういうわけで、今年の一発目の投稿はTrip.comについてです。

実は昨年の秋くらいにTrip.comというOTAに参画しました。Trip.comについて知らない方向けに簡単に説明すると、

Trip.comは以前はCtripと呼ばれた中国本土生まれのOTAです。

ホテル予約だけでなく、航空券、レンタカー、ツアーやアクティビティなど、旅行に関すること全てをワンストップで予約できるのが特徴で、やはり中国やアジアの市場に強いです。

Trip.com導入理由4つ

理由①:対中国人向け集客

コロナ禍が終わり、しばらくは中国人観光客の戻りが他国と比較して遅かったですが、ようやく戻ってきましたよね?!!

少々安易ではありますが、中国人を集客したければ中国のOTAをやらない手はないです。

理由②: 民泊飽和&価格競争到来!

最近の民泊ブームのせいか、新規の宿が増えまくっています!

わたしは職業柄、新規開業のご相談や運営に携わることが多いのですが、増加数は三木谷曲線です!(知らない人はググってください)

なので、エリアによっては供給過剰により価格競争が起き始めています。(主戦場の金沢の冬は辛い..)

基本的にみなさんAirbnbは絶対やるし、少し知識がある人はサイトコントローラー導入してBooking.comもやる。もしくはAgoda。日本人集客したいなら楽天トラベルとじゃらん、高単価宿なら一休。

しかし、小規模宿泊施設でTrip.comやっている宿は、2024年時点では本当に少ないです。なので、競合に先駆けてTrip.comに取り組むことで半歩先に出ようという作戦です。

理由③: リスク分散

集客と同様に宿経営者として考えなければならないのは、OTA依存リスクです。

あるOTAが好きだからといって、そのOTA1つだけで集客していて、仮になんらかの理由でそのOTAでの販売が止まったら恐ろしくて夜も眠れなくないですか?

過去の恥ずかしい話ですが、低評価レビューの連続でAirbnbでリスティング停止を喰らったこともありますし、そういえばBookingの未入金問題みたいなのも怖いですよね。

そんな訳で何があるか分からないOTA界で、1つのOTAに依存せず、複数OTAで実績を残しておくことで、仮にどこかがポシャっても他のOTAで生きていくことができるわけです。

理由④: 新しいものに触れろ!

もう何だかんだ宿業界に浸かって10年になります。まだまだ若輩者ですが、何とか生き残っている理由の1つが、とりあえず色々なサービスを使ってみているからだと思います。

OTA、サイトコントローラー、PMS、セルフチェックイン、スマートロックなどなど、宿運営に関係するサービスがたくさんある訳ですが、常に新しいサービスが出てきて、消え、また生まれています。

わたしが新しい物好きということもありますが、とりあえず新サービスが出たら、多大なコストが不要であれば、ノールックで使ってみることです。

うまくいったらラッキーだし、うまくいかなくても触ってみた経験は残る訳です。絶対にどこかで面になりますよ。

というわけで、OTAではまだまだ新しいTrip.comを触ってみたかったということです。

結果

まだ本格的に販売を始めて1,2ヶ月ですが、少しづつ予約が入ってきました。

毎年1,2月はアジア系の観光客が増えるので、Trip.comの力が発揮されているのかもしれません。

直近28日間のOTA比率で5%まで来ました!
(しかしBookingへの依存さよ..)

最後に

次回か次々回にTrip.comの管理画面やプロモーションについても書いてみたいと思います!

それでは本年もよろしくお願いいたします🎍


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吉岡ライズ
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