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HOTEL SHE, KYOTOはインスタ映えホテルではない。
HOTEL SHE, KYOTOのマーケティングをされてる田中さんのツイートが流れてきました。
今や世界的にインスタを使って目的地を検索する時代になったと感想を抱くと同時に、それを見越してHOTEL SHE, KYOTOの社内体制が整っているのがすごいと思いました。
普通のホテルは、こんなことに社内リソース割けないですよ。
今日話した台湾からのゲストがHOTEL SHE, KYOTOをめっちゃ気に入ってくれてて「なんでうちのホテルを選んでくれたん?」と質問したら「Instagramで "kyotohotel"と調べて写真が良かったから来た」と…海外からもインスタ経由で泊まってくださるのは嬉しすぎる!完全にUGCからの本アカ世界観の勝利。 pic.twitter.com/hDKVF1Jqfq
— 田中幹人 | 𝘔𝘪𝘤𝘬𝘦𝘺 (@mikito_tanaka) June 16, 2019
ユーザーがコンテンツを創る時代
HOTEL SHE, KYOTOのインスタグラムを見ると、素敵な写真が並んでいます。
日本人の若い子ならHOTEL SHE, KYOTOの名前をどこかで聞いて、京都旅行の際は、指名検索でこのインスタにたどり着き、予約することもあるでしょう。
一方で海外からのゲストは情報量が少ないので、なかなか指名検索に繋がらりません。
実際このツイートの台湾の子も、HOTEL SHE, KYOTOの指名検索ではなく、
①インスタで「kyotohotel」と検索
②検索結果から「HOTEL,SHE」の写真を気に入る
③HOTEL,SHEのインスタに遷移
④自社サイトで予約
の順番でHOTEL SHE, KYOTOにたどり着いています。
(③はもしかして飛ばしてるかもしれないけれど)
で面白いのは、②の検索結果の写真が、ホテル側が撮った写真じゃなくて、ユーザーが撮った写真がほとんどなんです。
↓以下がスマホの検索結果の画面です。
上から2段目の真ん中と右のアイスクリームの写真、4段目の真ん中のネオンの写真がHOTEL SHE, KYOTOの写真で、それぞれユーザーがインスタに#kyotohotelを付けて上げています。
断然目立ちますね。
https://www.instagram.com/explore/tags/kyotohotel/
最近勉強したんですが、ユーザーが勝手に創り上げるコンテンツのことをUGCと呼ぶみたいです。(User Generated Contentsの略)
詳しくは、こちらを読んでください。
大事なところを抜粋しました。
あくまでマーケティング施策全体を見て売り上げを伸ばしていくという考え方であれば「どこかのSNSにアップしてくれればいい」という考え方は重要です。
企業がソーシャルメディアを活用する際に「どのソーシャルメディアを活用しよう」「ケーキだからInstagramかな」って運用は本当に正しいのでしょうか?そんなのはユーザーに委ねれば良いのです。7000万のパーソナルメディアを活用するとはこういうイメージです。
というわけで、HOTEL SHE, KYOTOもインスタ映えだけを狙って、マーケティングしているわけでなくて、背後にはLINE映えやtwitter映え、口頭映えもあるんでしょう。
出典:https://marketeer.jp/jigen_1_fourth/
とくに海外の旅行者に向けたマーケティングって膨大にありすぎて、すべて潰していくのは難しいです。
そこで、自社でコントルールすることを捨てて、ユーザーに委ねるというのは、正しい戦略なのかと思いました。
おわり。
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