どうしてもエビフィレオが食べたかった
エビフィレオが好き。
ハンバーガー屋の、定番のお肉が挟まれたものではなくて、あの小エビが揚げて成形されたやつが挟まれてるエビフィレオが好き。
7月の終盤。悪ふざけのように暑い。
家を出るために着替えることにした。別の話ではあるのだけど、近い場所に出かけるにしたって、最低限のおしゃれはあると思うようになった。着飾るということではなく、整える。
あんまりにもボサボサボロボロのまま家を出ていると、最低限の用事しかできないまま帰ってくることになる。
例えば新しい店ができているのを見つけたとしても、お京ちゃんが爪を立てて穴のあいたTシャツで初めましてはしたくない。結局、次に入ってみようと保留にしてしまって、まあ保留にした行先に向かうことなんて結局はない。Googleマップには長期保留のピンばかりが立っている。
さて、エビフィレオのセットを買うだけでも、やはり整えては行きたい。穴あきTシャツを脱ぎ捨てる。Tシャツは山ほどある。でも一軍のTシャツなんて2、3枚ぐらいしかない。二軍三軍の陣容はとんでもないことになっているというのに。さながら寝屋川のソフトバンクホークス。
とりあえず赤く燃えるようなアガベがプリントされたTシャツに着替える。ズボンは黒いハーフパンツ。まあ、暑さゆえにこれは目を瞑ろう。
さて、靴を履くや履かざるや。靴を履くことすら高いハードルの日本の夏。ビーチサンダルが心の友。
結局、夏休みの小学生スタイルで自転車を漕いでいた。帽子にTシャツ、半ズボン、ビーサン。虫網を持っていないのが不思議な始末。自転車も立ち漕ぎしちゃう。
さて、そんなこんなでエビフィレオはやっぱり美味しい。
美味しい美味しい美味しい。嬉しいね。
エビフィレオはアチアチなほうがいいよ。
久しぶりにポテトを食べたら眠くなって寝ました。おわり。