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パリ旅2020①それが当たり前にあることの幸せ
こんな時だからこそ、能天気な旅行記を書いてみたくなったのです。
寝ても覚めても、
仕事のことと家庭のことと、それを覆うコロナのことを考えざるを、意識せざるを得ない状況において、身体の自由こそいまだオフィシャルには拘束されていない東京において、それでもがんじがらめになりつつある心とともにあって、息苦しい日常にあって。
旅行、というのものは、これまでだって、決して「当たり前のこと」ではなかったかもしれないけれど、お金とか時間とか、それでも「調整さえすればなんとかなった」ことだったかもしれない。
今はそれが、どうしたって難しい、もはや、夢や幻のような感覚さえあるものに、なってしまった。
だからこそ、 なんだか何十年も前の、懐かしくて大切な記憶を取り出して語るように、つい数ヶ月前の旅行について、書いてみたくなったのです。
また旅に出たい、そんな明日がやってくるように、祈りを込めて。
眠たい夜に、少しずつ。
或いは、饒舌に。