お酒との付き合い方がわからない、という話
\そろそろ忘年会の季節がやってきまっす!/
ここ1~2年で、お酒を飲む量がめっきりと減った。
そもそもそんなにお酒を飲むタイプではないのだけど、コロナ禍になるまえは家で晩酌したり、またちょくちょく知り合いの飲食店やバーに顔を出すくらいは嗜んでいたほうだ。
しかし最近では家ではまったく飲まなくなり、また飲食店やバーにも足が遠のくことが多くなった(知り合いの飲食店&バーのみなさん、ご無沙汰していてごめんなさい!)。
そんなお酒だが、いまだに「付き合い方がわからない」というのが正直なところである。
というのも、酔っぱらって「人に迷惑をかけてはいけない」、「醜態をさらしてはいけない」、「吐いてはいけない」などといった自分ルールがあり、我を忘れてまで飲むことはほぼなく、いつもどこか客観的に自分を制御しながら飲んでいて、素直にお酒を楽しめない自分もいたりする。
なぜならば、むかしからお酒(というか酔っ払った人)に良い思い出がないからなのである。
……話は変わるが、ボクの父は飲食店のオーナー兼、料理人であった。2011年に他界している。
炉端焼き、フランス料理、中華料理と、都内で3店舗を経営し、とくに炉端焼きは、東京初の炉端焼き店として昭和40年代に開業し、亡くなる直前まで父はお店に立っていた。
ちなみにボクは、小学生のころから炉端焼き店に出入りしつつ、また学生時代はフランス料理店および中華料理店で皿洗いのアルバイトもしていたのだが、そこで数々の酔っ払いの醜態を見てきた。
同時に「絶対こんな大人にはなりたくない!」と思ったのを覚えている。
ベロンベロンになって、周りに迷惑をかける酔っ払いはいまでも苦手だし、自分もそうなりたくはない。
我を忘れるくらい飲んだらどんなに楽しいだろうか? と思うこともあるのだけど、"自分自身を制御できないくらい酔う"というはやはりボクにとってはとても怖いのだ。
とはいえ、お酒の場は好きなので、これからも付き合い程度には飲むけれど、個人的にはお酒はなくても困らない嗜好品かもしれない。反面、お酒を飲んで"楽しくなれる人"を羨ましくも思ったりする。
そんなこんなで、今年も忘年会の季節がやってきた。お酒を飲むのは苦ではないのだが、楽しく飲みたいものである!
<まとめページ>【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ
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