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今日


きょうは夕方にアルバイトを終えて帰宅。アルバイトの掛け持ちを始めてからは朝から終電の時間まで働くので、夕方に仕事が終わることの健康さを身に沁みるほど体感した。健康だなぁとほくほくした気分になれる日がこれからも週に一回くらいあればいいな。

こないだ、高校生の頃に足楽通った場所を通った。今もその場所で今の高校生たちがあの頃の私たちの様にすごしている。私はあの頃を思い返すと、楽しかったなぁとぽかぽかしたきもちになる。大好きだった時間が過ぎてしまったことで、大好きな時間がいつまでも自分の中にあることが心強い。うつくしい時間はいつまでもつづかなくていいから、然るべきときにうつくしい時間を過ごしたい。バカンスでも恋でもない、うつくしい時間。


うまく思い出せないことがある。うまく思い出せないのだから、その程度のことだと片付けてしまう。うまく忘れてしまえないことがある。うまく忘れられないのだから大きな出来事だといつまでも抱えてしまう。だけど、どちらもそうではないよなぁと自分の間違いにようやく気づく。本でさえも、しおりを挟んでおかないと、どこまで読んでいたのか曖昧になってしまうというのに、本のように手に取れない記憶を頭の中でクリップするのは難しい。だからどこかに手記を残す。うまく忘れられないのは、きっと忘れてはいけないことだと思うから、また同じように傷つかないように覚えておかないといけない。


毎日が健康でリズム良く過ごせる日ではなくていい。たまにやってくる時間を贅沢に思えるように、少し苦しい日々からうつくしい時間を精製する。
経験にフィットしない例え話を聞くよりも、ひらがなの言葉でわかりやすく伝えられる豊かさを求めて心を探す。

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