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【水曜日はスキレター】音楽的で、似て非なる。
powered by たかやん様 ←気まぐれに名前変えないでくださいw
はい、今週も水曜日は勝手に一人企画の日。
「水曜日はスキレター」
僕が一方的に「スキです」と告げるという、完全片想いなこの企画。
よく考えると、おじさんから熱烈スキレター届くって、キモくない?笑
…って、ちょっと穿った目で冷静に斜めから見てみて思いましたw
というのも、本日のスキレターが「女性宛」だったもので。
だめだ、揺らぐな、おれ!
大丈夫キモくない、キモくないぞ!
純粋だ!
…というわけで、気を取り直しまして。笑
本日は、こんな切り口で。
↓↓↓
noteって、「文章メイン」のSNSだからこそ、「コンテンツが面白い」というところのほかに、
使う言葉や口調、文体で感じる「雰囲気」で好きになる
ってことがあると思うんですよね。
「雰囲気」なんだけど、「世界観」なんです。
「世界観」って「個性」で、「存在感」。
行間、展開、段落、強弱、そういうもの含めてすべて、「その人なりの」在り方であることが、読む側の安心感になっている。
それは例えば「すゑひろがりず」さんの口調みたいな「インパクトが強ければいい」というようなものではなくて、
「なんとなく」「この感じが心地いい」っていうような、自然と醸し出す間とか声のトーンとかみたいな感じ。
瞬発力に頼らないような「それ」って、僕的には一番「強い」んじゃないかなって思うんですよね。30年変わることなく奏で続けて、気づけば皆から愛されるようになった「スピッツ」みたいな感じのイメージです。
…って、なかなかわかりにくいかもですが。。。
今日は、noteで「それ」を感じさせていただけているお二方に、「スキレター」を書かせていただきたいと思います。
ほんとはお一人ずつ書きたいくらいにスキなので迷いましたが、僕の中でこのお二人はどこか「似て非なる」ところがあるなぁって僕は感じてて、自分的に「並べて書いてみたいな」と思いましたので、この機会に勝手ながらそうさせていただきました。
コーヒーの豆の違い、ワインの葡萄の違い、お二人の紡ぐ言葉はそれと似たような感覚があって、うまく伝えられるかわからないけれど、頑張って書いてみようと思います。
そして、あくまで僕の「感じ方」なので、的を射てなかったら、すいません。。。
*小川千紗 Chisa Ogawaさま
小川さんの表現、というか、醸し出している世界観って、アンビエントな音楽、ヒーリングミュージックに近いんだけど、一般のそれよりもっと自然的で、でも単なる自然音ではなくて、例えば草木の呼吸や風の流れの方にしたがって、テンポにとらわれないような、大きなバイオリズムの中で楽器の音色を奏でているような印象があるんですよね。
…って、まわりくどくてわかりにくい説明ですね^^;
でも、僕はそういうイメージなんだもの笑
どうか、伝わってくださいw
コンデンサーのマイクで録ったASMRのサ行の囁きみたいな、風にそよいだ草原の草一本の機微みたいな、わずかにささくれだった部分が少しだけ気になって、それを気にする意識がほんのずっとちょっとだけ存在していく感じみたいな、そんな「やわらかく、些細」な感覚が心地いい世界なんですよね。
肌の表面にある産毛にあたったことでわかる感覚、みたいな。
…もっとわかりにくくなったかも笑
小川さんのnoteに触れて、僕的には、坂本美雨さんの「in aquascape」という楽曲が浮かびました。
言葉の在り方や、余白の漂い方。
この曲は、坂本龍一さんが娘・美雨さんのためにつくった「aqua」というピアノ曲を歌にしたもの。
後にそれを「本人が歌い、美しく映える」という着地の必然とかも、小川さんから感じる世界観に在り方が近いなぁと思ったり。
しなやかに流れを受け入れ、同化するような在り方の、小川千紗さん。
*Alen ~Netflixと共に生きていく~さま
例えば油彩で「空」を描いたとき、描いた「空」そのタッチからは「抽象的」で重ためなイメージを纏ってしまうけど、例えばその中に凛とした線で、ペン画で「人物」が描かれたような感覚が、Alenさんが綴る言葉にはある感じがします。
その「人」の存在によって、「空」であることを認識させ、よりそれが「抽象的」であることの意味や深みを伝えてくれる。そんな感じです。
何か自然の現象が起こったとして、それを受け入れた上で、それを「人」という感性でどう捉え、その中に何を見出すか、みたいな。絵画の下につけられる「キャプション」のような在り方で、「アーティストとデザイナー」で分けるとしたら、「デザイナー」的な目線での感性があるように感じます。
言葉の切り取り方という点では、「コピーライター」的な感じである気もしますね。
…ご本人には「そこまで考えてない」とか言われるかもですがw、僕的にはそういう印象があるんですよね。
Alenさんの世界は、小川さんの感じにもう一個、輪郭のはっきりとした「歌メロディの旋律」みたいのが乗っかっている感じがするんです。僕的に。
小川さんのような「受け入れる感性」を持ちつつ、用いる言葉や表現によって「人の感覚という存在を感じさせる」というのかな。
Alenさんの文章に触れると、僕的には「ヨルシカ」とかに近い感覚を覚えます。
激しくない方のヨルシカ。ま、ヨルシカは激しい曲でもちゃんと言葉が埋もれないんだけど、Alenさんのnoteの佇まいが落ち着いてるので、合うイメージは激しくない方のヨルシカ。
音楽の合間に「言葉」が浮き出て、心に置いて残してく感じ。
言葉の響き方や、余韻の残り方。
受け入れたものを見つめ、それを対象として感情を残していく、Alenさん。
*
まとめ
僕的にはお二人とも、どこか「音楽的」なイメージがあるんだけど、リズム楽器が拍を刻む感じではなくて、ストリングスのようなふわりとした空気の流れが和音を奏でている感じ。
その中で、「自然音が重なってくる」イメージなのが小川千紗さんで、チェンバロとかの「細い輪郭のある音色がさりげなく抑揚をつけている」ようなのがAlenさん。
僕の中では、そんな感じのニュアンス。伝わるかな?
超絶、イメージの世界だけどw
例えば、目を閉じて立っているとして。
日がさして、肌が少し温もりを感じて、「日が差したんだ」ってわかるような感覚が小川さんの世界にはあって、「日の温かさを感じてる」って思うのがAlenさんの世界。
ほんとにちょっとの違いなんだけど、そのミリ単位のニュアンスの違いを僕は感じていて、いつもそれを楽しみに読ませていただいている感じです。
…って、どんどんとわからなくさせてますねw
どうも、お二人の世界に触れると、僕は「例えたがり」になるようです。
お二人とも、言葉や世界観が丁寧なので、僕も些細なニュアンスとかまで丁寧に言葉にしなきゃと思って、わけわからなくなってく。。。あゝどつぼ。苦笑
ま、それくらいにお二人とも、イメージの世界へ連れていってくれるということです。
その感じが心地よく、大スキなのです。
ということを伝えたかった。
…と、半ば強引に「スキレターだぞ」という着地に持っていきました笑
お二人の丁寧な世界に引っ張られ、慎ましく書かせていただきました本日。笑
でも、ちゃんと丁寧に触れてスキレターしてみたかったので、僕的には満足ですw
ということで「水曜日はスキレター」、また来週。
See you next Wednesday!
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