良いお年を。
今年も一年、ありがとうございました。
年末だし、noteだし、ちょっとだけ表面的ではない部分を、振り返ってみようかな。
あんまりポジティブじゃない。
あんまりポジティブじゃない。
今年は楽しい反面、ずっと何かに抗ってました。
恐ろしい程メンタルが落ち込んでるところから、今年は始まりました。
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「A.I〜AIと遺伝子についての考察〜」
稽古がとても寒い時期だったけど、冬の稽古ってなんかいいなって思いました。帽子プリン初の長編。見返すと、ここのセリフ切りたいな…てところと、もっと丁寧に間を取ってあげたい場所が多かった。
企画当初の去年の10月頃「自分の選択で、その人の人生を大きく悪い方向に変えてしまったんじゃないか…?」という出来事があり、かなり自分を責めてました。
(演劇を続けず就職してたら??)
(上京せず福岡に残ってたら??)
(その人に対してできた事が、何かあったんじゃないか??)
色々考え過ぎてしまい、自分のやってきた事が全部間違いな気がして、相方の前で「とても公演はできない」と倉式珈琲で大号泣したのを覚えています。でも、結局その日の内に「やっぱり公演やる」と結論を出したのも覚えています。
何が正解かは分からないけど、今いる場所で出会った人と演劇をやる事で
「この時間があるのは確かにあなたの選択のおかげで、間違ってはないよ」
と自分に言ってあげたかったのかもしれません。
いろんな選択をして、今演劇をやっているので、私にとって演劇を通して見た景色は本当に夢のように尊いです。一つ選択が違えば、出会ってない人もいる訳で。
そんな気持ちを抱えて脚本を執筆し、臨んだ公演でした。
その人が今この文章を見てることはないと思うのですが、それでも今、健やかで幸せであることを私は祈ってます。
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「すずめの夢をみた。」
実は「A.I」と「すずめの夢をみた。」の間の時期に、犯罪に巻き込まれました。相方と、友人一人にだけ相談しました。
それでもまだ、しっかりと言葉に出来ないし、飲み込みきれない。
でも、そういうことでウジウジするのが心底嫌で、演劇に触れてた気がします。
演劇を楽しむことで、その後ろにあるよく分からないぐちゃぐちゃした気持ちに対して
「ざまあみろ!!!気にしてねぇから!!!!」
と中指を立ててた気がします。パワフル。
そしてこれからも私は、なにか辛い事がある度、演劇を楽しむことを武器に、こんな風にそれらと戦っていくんじゃないかな、と思いました。
更に私の人生には敵が多く、生きてく上で戦いは避けられないように感じます。嫌だなぁ。
仕方ないので来年は、自分の中の楽しさをもっと大事にしていきたいです。自分が生きるための武器を磨きたい。
私が好きな作家も役者もアーティストも、いつも楽しそうに見えます。彼らが本当に楽しいかは分からないけど、その姿がとても素敵。戦う人は美しいのかもしれません。自分もそういう風に振る舞えたらな、と思います。
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自分の正直な言葉を書くと本当にネガティブで、こんな事書いていいのかな、と書いては消してを繰り返すのですが、誰かが同じような気持ちを抱えてるなら、その人の気持ちを肯定してあげたい。だからまずは、自分が書いてみようと思いました。
自分語りはこのあたりでおしまいにします。
今から楽しいことを考えます。
そういう生き方をしていこうと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
良いお年をお過ごしください。
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