詩集 哀愁館
六角文庫今月の本に『哀愁館』を掲載しました。
詩集「哀愁館」、
詩集「魔女かしら」、
未完作品「月光の家」、
詩画素描「哀愁館日誌」。
読書の秋、夜長にどうぞ。
http://rokkaku.que.jp/bunko/bunko.html#book
哀愁館に住んだのは1981年秋から1989年秋まで。その2年後、1991年の台風19号で壊れて解体された。今年の19号は猛烈な雨台風だったが、あの19号は風台風として凄まじかった。その3ヶ月前に空家を再び借り出してアート・ジャム・セッション「哀愁の館」というイベントを打っていたのがせめてもの慰めとなった。
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『哀愁の館』展を紹介しておきます。
当時のパンフレット。文庫サイズ観音折り8ページ。
──ART Jam Session 館にこころ惹かれた作家たち
Part.1……〈闇の中の鏡〉
館を一つの美術空間として設定。
それぞれの作家が部屋毎、壁毎にアプローチ。
Part.2……〈宇宙哀愁感〉
館を一つの人間交感の場として設定。
かつて出入りした者達による集合展。
この内、二部を担当企画しました。
絵画・写真・陶磁器・燭台・陶像・手製本etcの展示の他、
ギター・コンサート、詩と尺八の夜、三昧琴の夜、蓄音機コンサート、
舞踏、句会、茶会、川柳パフォーマンス、星見会などが連日ありました。
大阪で開店予定の蕎麦屋さんが試食会でふるまってくれたり、大正時代の家だからと、みんなに古い着物を着せまわったりする人もいて、実にたのしい
イベントでした。