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『選んだ運命』と『選べなかった(選ばなかった)運命』

毎週水曜日更新の『ROKUJOの花占い』にお付き合いいただきましてありがとうございます。
いつもの常連様も、Twitterのフォロワー様も、どの方でも購入の連絡が届くと大変嬉しく、「良い未来と、良いご縁がありますように」と祈らずにはいられません。
高校時代に軽い気持ちで始めた占いが、今では私と多くの方とを繋ぐ糸となっていることに驚いております。


さて。今回、思うことがありnoteに文章を書くことにしました。

毎週、花占いに使う花が部屋に届くと、

「あのヒトはこの花を選ぶだろう」

とその方の顔がぱっと脳裏をよぎる時があります。
そして、更新日に8割方その方は私が思った花を選ぶのですが、本当に時々、別の花(特に「え、アンタこれ選ぶの!?」と思う花)を選んでいくことがあります。

そういう時は、本当に本当に小さことですが、

「あぁ、きっとあのヒトは違う運命を選んだんだ」

と、思うんです。

新しい運命を「選んだ」のか、今の現状が続く運命を「選べなかった(選ばなかった)」のか、きっとそんなことその方にしか分からないし、もしかしたらその方も分かっていないような小さな変化なのかもしれません。


運命は変わるんです。
数年前、ROKUJOという名すらなかった私が、泣きながら最後の人肌を求めたように。
吐きそうになる位の緊張を飲み込み、ビアンバーの門をくぐった時のように。
あれ程に執着していた仕事を、あっさり辞めたように。
新しい運命を「選んだ」ROKUJOが、そのままの運命を「選ばなかった(選べなかった)」ROKUJOが、この文章を書き、占いをしているんです。

毎週花を千切り、運命と未来を契る仕事をする私が望んでいることはただ1つ。

「社会の目も、時代遅れな偏見も、お固い法律も、運命すらもねじ伏せて幸せになっていく人を見てみたい」

そんな単純な願いだけが私を動かしているように思います。


どうぞどの方も、自分らしくある未来に辿りつきますよう、少しでもそのお手伝いができますように。
今後ともよろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。


ROKUJO

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