webディレクターが学ぶべき3つのライティング技術
こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。
今回は、「webディレクターが学ぶべき3つのライティング技術」というテーマで書いていきたいと思います。
webディレクターが学ぶべき3つのライティング技術とは?
①webライティング(SEOライティング)
webディレクターは、webマーケティングの一環としてSEOや広告運用などの集客部分を担うことも多いです。
大抵のwebサイトはコンテンツSEOと言って、webサイトのメインコンテンツで取り切れないキーワードを記事コンテンツを作成することで対策する、という手法を取っています。
webディレクターとして、その記事コンテンツを運用していくことは重要な仕事のひとつです。
記事の文章自体はライターさんが書いてくれる場合もありますが、その記事をレビューして、修正指示を出すのは、担当のwebディレクターの仕事です。
自分でもSEO対策をした記事を作成できないと、ライターさんが作成した記事のレビューをすることはできません。
ライターさんがSEOの知識があるとも限らないですし、SEOの知識があったとしても、サイトに合ったキーワードを対策していくには、サイトを利用するユーザー層やサイトの戦略に関する知識が必要。
したがって、webディレクターがwebライティングの技術を持っておき、その上でレビューをしたり、戦略を考えたりできるのがベターです。
僕自身は、webライティングを自分のブログ記事を作成していく中で学びました。
僕はwebの勉強がてら、レンタルサーバーを有料で契約しましたが、noteで記事を書いてみてもいいと思います。
「百聞は一見にしかず」という諺の通り、webライティングに関しては、ネットで勉強しながら実際にやってみて、上手くいったり、上手くいかなかったりするのが1番効率が良いと思っています。(SEOライティングについては、ネットやYouTubeで十分なので本は不要だと思ってます)
SEOは上位表示されたら成功、下の方にしか出なかったら失敗、と成否が分かりやすいので、独学に向いてると思います。
②コピーライティング
webディレクターの仕事は多岐に渡ることが多く、メルマガの作成、LPのキャッチフレーズさくせ作成、SNS投稿など、文章を書くことがかなり多いです。
その文章は、担当のwebサイトの提供価値を的確に伝えて、ユーザーに「このサイトを使ってみよう」と思わせる必要があります。
そこで学ぶべきなのが、コピーライティング。
webが誕生する前から、主に広告のキャッチコピーの分野でノウハウが蓄積されてきました。
僕が勉強した方法は、以下の本!
コピーライティングを学ぶときには超定番の一冊です。(帯に「90年読み継がれている伝説のバイブル」って書いてる。90年..すごい...)
この本にはあらゆる広告コピーを研究した上で、本質的に大切な法則を具体的な例を挙げて説明してくれていて、素人にも超分かりやすいです!
この本で体系的にコピーライティングの知識を学び、それを意識しながら普段の業務で実践を積むのがオススメです!
③UXライティング
ここ数年、コピーライティングのアンチテーゼ的に有名になった概念。
コピーライティングが「一瞬で顧客の目を惹く売り文句」なのに対して、UXライティングは「ユーザーのサイト利用をサポートする文言」です。
よく例に挙げられるのが、iPhoneのロック画面に表示される「ホームボタンを押してロック解除」。
これはiPhoneを売るための文言ではなく、iPhoneのロック解除が分からない方へ、できるだけ端的に分かりやすくその方法を教える文言です。
webサイトでは、むしろUXライティング的な文言の方が多くて、「パスワードを忘れた方へ」や「8文字以上で入力してください」のような、利用を妨げる状況を簡潔な文章で解決してあげられるライティング技術が多用されています。
webサイトを企画・設計するうえで、何気ない説明の文章を作成する機会はかなり多いです。
それを無意識に何となく決めるのではなく、UXライティングの知識を元に考えると、より使い勝手(=UX)の良いwebサイトを作成することができます。
↓まずは、コレさえ読めばOK!
↓これはもっと勉強したい方向け
今回は、「webディレクターが学ぶべき3つのライティング技術」について書きました。何事も自分で本を読んで基礎理論を学び、それを踏まえて実践することが重要です。
では、六地蔵でした!
みなさま、お疲れ様でした。