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webディレクターがSQLを使いこなすには?

こんにちは、webディレクター/UXデザイナーの六地蔵です。
今回は、webディレクターがSQLを使いこなすために必要なことを書いていきたいと思います。

webディレクターがSQLをマスターするには?

まず、webディレクターにはどこまでSQLの知識が求められるでしょうか?
それは、基本的にデータの取り出しまで、です。

SQLとは、データベースのデータを取り扱う言語です。例えば、Amazonの商品一覧ページはデータベースにある商品情報を取得して表示しているため、SQLでデータを取得してそれを表示しています。

データを取得して表示することは、webサイトに必要な機能ですから、エンジニアにとってはSQLは必須の知識であり、適切に実装する必要があります。

ただ、エンジニアほどの知識をwebディレクターは必要がありません。
それは、webサイトに正しく実装をする必要がなく、ただマーケティング分析のためにデータを取り出すことが出来れば良いからです。

webサイトを利用してユーザーが行ったことを、データベースからデータを取り出して分析する。それが、webディレクターに必要な業務であり、その際にSQLを書く必要があるのです。

データベースのデータを扱うには何が必要か?

データベースのデータを分析するにはSQLの知識が必要なのですが、その前にまず、自分のサイトのデータベース構造を知る必要があります。

データベースの作り方はサイトによって異なるため、本やネットで学べるものではありません。

先輩社員に聞くでもよし、データベースを一覧で見ることができるなら「どのデータがどこにあるか?」を自分で調べるのもよし。

とにかくどこにどんなデータがあって、どことどこが紐付くのか?を知っておく必要があります。

それが大体理解できたら、SQLの出番です。
以下は、例です。

-- カテゴリごとに商品の平均価格を取得
SELECT category, AVG(price) AS avg_price
FROM products
WHERE category = 'food'
GROUP BY category

SELECTで取得するデータを指定して、FROMでそのデータがあるテーブルを指定。
この2つが最小単位です。

あとは追加で、WHEREで条件を指定したり、GROUP BYで〇〇ごとにデータをまとめてみたりします。

この辺はよく使うものが決まっているので、その都度調べるか、ネットで軽く知識を付けておくと良いと思います。

ただ、なんと言ってもSQLでのデータ取得は、経験が肝心。特に誰かの手を煩わせるものではないので、ひたすら自分の取りたいデータをSQLを書いて取れるように練習しましょう。

SQLを書く→エラーになる→調べる→SQLを書く→エラーになる→調べる→SQLを書く→エラーになる→調べる→…の繰り返しで上達します。

中級以上はchatGPTを活用しよう

初学者は自分で調べながらやる事で、基礎が身に付くため、使わない方がいいと思いますが、中級者以上は絶対にchatGPTを使用するべきです。

chatGPTはSQLを作成したり、SQLを修正したりするのが超得意!
僕の場合は、「何となくこんな感じかな?」というざっくりとしたSQLを書く→chatGPTに完成してもらう、という使い方をしています。

SQLを送ることで、何となくやりたい事を理解してSQLを完成させてくれます。もしうまくいかない場合は、文章でやりたい事を補います。

また、SQLを書いてエラーが出たけど原因が分からない時。chatGPTは、修正点を教えてくれて、さらには正しく修正をしてくれます。

正直便利すぎて、もはやSQLの知識無くてもいけるのでは?と思うのですが、やはり基礎はないとchatGPTに支持を出せないので、とっとと基礎を身につけてあとはchatGPTにやってもらいましょう。

では、本日はwebディレクターにとって必要な範囲のSQLの話でした〜。
みなさまお疲れ様でした、六地蔵でした。

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