【ツーリングルート】上野原丹波山線
去年の経験から
昨年、僕が走ったツーリングの中で最も印象に残ったコース、上野原丹波山線に関する記事です。
以前、僕の記事の中で簡単に紹介させてもらいましたが、なかなかテクニカルな道路で、個人的にはかなり楽しめたので中級者から上級者向けとし
お薦めしようかなと思いました。
何がそんなに面白いかというと、かなりきつい勾配もそうですが、これに加えて狭い道幅でのヘアピンだったり、上っている途中でいきなり道が下るとか、まぁトリッキーというか面白い道だったので、個人的には是非もう一度走りたいと思っているところで。
多分、今年、もう一度行くと思います。
場所は?
このルートは、山梨県の県道で、県道18号線 上野原丹波山線が正式名称のようですが、新山王橋(上野原市)から北西へ延びて丹波山村へつながる県道です。
新山王橋から国道139号線までの間は残念ながら走っていませんが、この国道139号線沿いの小菅村役場入口から丹波山までの間を走りました。
※下の地図参照
下の写真のように、国道139号線を大月方面から北上すると、T字路に突き当たります。
右へ行けばR139で奥多摩方面、左へ行けば県道18号線で丹波山方面です。
道路の状況は?
道路状況が概ね以下のような感じなので、はっきり言いますが初心者が一人で走るのはお薦めしません、というかそれはやめた方がいいです。
・交通量が極端に少ないので道路上に何が落ちているかわからない
落葉や枯れ枝は普通に落ちてます(季節にもよるかもしれませんが)
・転んでも誰も助けてくれる人はいません
人が通りませんし、すれ違う車もいませんし民家もありません
・急こう配とヘアピンカーブが連続するような場所がいくつもあるので
ギヤの選択を間違うとコーナーリング中でエンストするなんてことも
あり得ます
高速コーナーは殆どありません。
全体的にトリッキーな道なので、キツい上り/下り坂でヘアピンコーナーになっているような場所では 10km/h、20km/h など、極低速で走ることもあります。
ですから、万一転倒などしても致命的な怪我にはなりにくいと思います。
ところが、人が通らない、車も通らない場所なので、転倒したバイクを自分一人でなんとかできる自信がない人は行かない方が良いかもしれません。
下の写真を見ていただけるでしょうか?
写真なのでスピード感がわかりませんがかなりの急こう配の上りです。
一番高いところの先が見えてませんよね?
この先、上り切ると一気に急な下りになってまして、さすがの僕も登り切った時に思わず声を出したくらいです。
たまたまこの時はあまりスピードを出していなかったので何もありませんでしたが、初めてここを走る人がそれなりのスピードで突っ込んで行くと、
かなり焦るというかビックリすると思います。
この上りのてっぺんが頂上なのでしょう、これを過ぎると延々と下りが続きます。しかも急勾配の下りです。
上りの時と同じように、けっこうきついカーブもありますが、下り坂のヘアピンカーブもあります。
下の写真ではわかりにくいかもしれませんが、木の立っている角度はほぼ垂直なので、それに対して道路がけっこう急な角度になっていませんか?
一枚目の写真には右カーブが写っていますが、このカーブを抜けた先に
とても美味しい(笑)左のヘアピンカーブがあります。
混雑状況は?
動画を見ていただけるとわかりますが、良く言えば貸し切り状態なので混雑はありません。
悪く言えば誰もいない田舎道です(笑)。
つまり、もし転んでも、近くには誰も助けてくれる人などいないということです。
自分で動画をチェックしてみましたが、3分間ですれ違った車はゼロ、初めから終わりまでに1台か2台くらいすれ違ったかな?
なにしろ車は走っていませんし、恐らく携帯も圏外ではないかと思います。
つまり、よほど運が良ければ助けを呼べるかもしれませんが、そうでなければ転んだ場合には自分でバイクを走れる状態に戻すか、携帯のつながる場所まで歩いていき、救急車なりレッカーなりを呼ばないと家には帰れないということです。
僕がここを走ったのは平日だったので、貸し切り状態を目いっぱい楽しむことができました。
恐らくですけど、休日や週末でも交通量はとても少ないのだろうと思います。
テクニカル、トリッキーな道を楽しみたい人にはお薦めですし、
初心者の人でもベテランライダーと一緒に走るのであれば、是非一度走ってみて欲しいコースです。
動画
YouTubeにドラレコの映像を上げてありますので、参考になれば良いなと思います。