勝ち組・負け組
ちょっと前
10年くらい前か20年くらい前か
勝ち組とか負け組とか
そんな言葉があちこちでささやかれていた時期がある
殆どの人は
例えば起業して成功し金持ちになったり
世渡り上手で人脈や金を上手く使って思い描いた人生を進むとか
そういう人を勝ち組と呼ぶことが多かった
負け組とは
その反対の人を指すことが多かった
起業しても上手くいかないとか
不器用で世渡りが下手で
社会の底辺にまで落ちるとか
そういう人がそう呼ばれていた
でも
僕の中での勝ち組・負け組に関する定義はまったく違っている
それが合っているか合っていないのかは考えてはいないのだけれど・・・
社会の中の、世の中での競争に勝ち残っても
すべてが重い通りになったとしても
それを勝ち組とは言わない
本当の勝ち組というのは
勝ってもなお、驕らず、謙虚さをなくさず
人の事を気遣いながらさらに上を見る人のこと
もし負けていても
次に向かって進むことを諦めない人のこと
もしかしたら結果は出ないかもしれない
それでも最期の最後に
精一杯やるべきことをやったと言える人
それこそ勝ち組である
本当の負け組とは
負けたらそのまま沈み
負けっぱなしでいる人
たとえ勝ったとしても
有頂天になり驕り他人を顧みない
金があるか地位があるか
そんなことは勝ち組かどうかとは関係がない
地位を勝ち得ても人として満足なものでなければ
バランスが取れないから
これも負け組と言っていい
今の時代にも
勝ち組・負け組 という言葉は生きているんだろうか?