見出し画像

夏のツーリングを考えてみた

真夏の好天でのツーリング、
気温は35度を超えてもバイク乗りの数はそれなりにありますね。
まぁ、僕もその中の一人であることに間違いありませんが。

今朝、5:40に千葉の自宅を出発して海老名SAに到着したのは 1時間20分後の 7:00
ここで8:30まで、朝食したり冷たいものを飲んだり、SAに入ってくるバイクの数々を眺めながら過ごしました。

8:30に海老名を出発してから夕方5時過ぎに帰宅するまでの9時間半、
細かく休憩を入れて水分を補給をしていたものの、
ゆっくり腰を下ろして休んだのは昼食だけです。

◇ 脱水症状対策・水分補給

僕にとっては休憩時間よりも走りたい派なので、休憩の回数はあってもなくても良いのですが、走り出すとなかなかバイクを止めることがありません。
しかし、案外脱水症状になる可能性が高いのだということを、今日改めて感じたのでした。
バイクに乗っている間に少し強めの筋肉痛みたいな痛みが足に出ます。
今日の御殿場からの帰り道でCBを買ってから3回目ですが、足の痛みに襲われました。
これ、最初はわからなかったのですが、「このまま放置していると脱水症状起こすよ」 という僕の体からの警告なんです。
足の痛みを放置していると最後にはバイクを運転するのが辛いというくらいの痛みになります。
ところが、痛みが酷くならないうちにしっかり水分補給をすると何事もなかったかのようにすぐに痛みは消えてなくなるんです。

誰にでも同じような「体からの警告」があるのかどうかはわかりませんが、
休憩する都度、腹がタプタプするほど水分を摂っていても警告されてしまうほど脱水になりやすいようなので、
これは何か対策をしないといけないなぁと、少し考えさせられましたね。

そりゃぁそうです。
何もしなくても気温が35度というだけでも汗だくになるのに、バイクからの排熱、アスファルトからの熱、その上プロテクターは上半身にも下半身にも装着してジャケットを着てますからね。
もちろんヘルメットも被ったままです。
その状態で10時間もツーリングしていたら、サウナに10時間連続で入り続けてるようなものです。
脱水症状にならずにいられる方が不思議かなって。

僕なりの対策として・・・
本当はハンドルにナビとかモニターとかスマホとか、一切何も装着したくないのですが、バイク用のボトルホルダーをハンドルに付けてみようかと考えています。
想像するに、1時間に500ml のペットボトル2本を飲み切るくらいの
水分補給をしないと本当に脱水症状になりそうな気がします。
それをやろうと思うと、けっこう細かく休憩をとらなければいけないと思います。
でも実際には1時間や1時間半くらいは走りっぱなしなんてザラです。
ですので、バイク運転中に信号待ちで止まった時とか、少しでも喉が渇いた時すぐに、ハンドルに付けたボトルホルダーのペットボトルから飲み物をさっと飲めるようにすればなかなかの対策になるんじゃないかなということです。

◇暑さ対策も忘れない

どんなに暑さが嫌だと思っても、さすがに気温を下げることはできません。
なので、少しでも暑さから逃げる、少しでも気温以外の熱を受けないようにするにはどうしたら良いかということを考えました。

第一にツーリングルートの検討をしっかりやっておくということですね。
今日のツーリング向かう東名高速では朝から渋滞している区間がありました。
経験的によくわかっていますが、渋滞にハマると直射日光 + 路面の熱 + 周囲の車の放熱 + 自分のバイクからの排熱
と、熱だらけの状態にさらされます。
「すり抜けをすれば良いんじゃないか?」
良くないです。
すり抜けをまったくしないわけではありませんが、10km 20km の渋滞を最初から最後までずっとすり抜けで走るわけにはいきませんし、やはり事故の危険性があることと車に対して迷惑をかけることにもなるので、
すり抜けは暑さ対策にはほぼなりません。

ツーリングルートをできるだけ事前によく考えて、
・渋滞の少ないルートをいくつか選んでおく
・ツーリング当日、Yahoo地図やiPhoneのマップで渋滞状況をリアルタイム
    にチェックして、できるだけ渋滞を避ける工夫をする
・高速道路をやめて一般道を走るのも一案
   高速道路ではPAやSAでしか殆ど休憩する機会がありませんが、
   よほどの遠隔地にでも行かない限り、一般道ならどこにでもコンビニやカ
   フェ、ファミレスなどに入店できます。
   PAやSAのあの独特な雰囲気を味わえないというデメリットはありますが、
   熱中症になってしまって楽しいはずのツーリングが台無しになるよりはマ
   シかなと思います。

もう一つの暑さ対策は、休憩をしっかりとるということでしょうか。
僕自身、走り始めたら止まらない人なのであまり偉そうなことを言えた立場ではありませんが、だからこそ少し反省をしたのです。
ツーリングを急ぐよりも、ゆっくりと余裕のあるタイムスケジュールで計画して、SAでもPAでも、ファミレスやカフェでも良いのできちんと体に溜まった熱を冷ますだけの十分な休憩をとることかなと思います。
暑さは単に暑いというだけでなく、体力をかなり奪うので、場合によっては運転に対する集中力を低下させたり、いきなり意識がもうろうとしたりして本当に事故に直結しかねないこともあります。
それを防ぐ意味でも、長時間連続で無理に走り続けずに、冷房の効いた場所でしっかりと体の熱を取り除ける休憩を定期的に入れるのが良いかと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?