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ブレーキのタッチ

ブレーキレバーを握ったときに感じるブレーキの効き具合
ブレーキペダルを踏んだときに感じるブレーキの効き具合

30年前のホンダとヤマハでは随分違っていましたが、今も大きくは変わって
いないのでしょうか?

ホンダ車の場合だと、
ブレーキレバーを軽く握ると軽いなりにブレーキは作動しますが
決して強いブレーキングにはなりません。
ブレーキレバーを握る強さに応じてブレーキのかかり方も強かったり弱かったりするので、ある意味で初心者にも使いやすいと言えるかもしれません。
しかし、悪い言い方をすれば、ブレーキレバーがグニューという感じなので、強めに握り込まないと本気のブレーキングにならないとも言えます。

ところがヤマハの場合だと、
ブレーキレバーを握った途端にカツンという感じでブレーキがかかります。
極端な言い方をするとオンかオフなので強く握らなくても早い段階でしっかりとブレーキがかかります。
悪い言い方をすれば、微妙な調整の苦手な人や初心者にとっては扱いにくいブレーキと言えなくもありません。

で、僕はヤマハのブレーキのタッチが大好きなんです。
僕が乗っているCBというバイクは大好きですが、このホンダのブレーキのタッチだけはどうしても好きにはなれません。
かなり強めにブレーキレバーを握らないと強い効き方にならないので、ブレーキの効きが遅れるんです。
しかも、
ブレーキレバーも奥深くまで握れてしまう感触がとても嫌ですね。

僕がまだ20代の頃、ホンダはNSR250、ヤマハはTZR250という2サイクル250ccが販売されていました。
TZRを買った初心者はことごとくパニックブレーキで転倒してました。
咄嗟の時に焦って急なブレーキ操作をしてしまうので、フロントブレーキを
ロックしてしまって転倒するわけです。
でも、僕はこのブレーキ大好きでした。
軽く握っただけでしっかり効いてくれるタッチが良いんです。
恐らく、この頃からじゃなかったかと思います、一部でABSを装備した車種が販売されるようになり、僕の記憶ではBMWに搭載されていたように思います。
そしてリターンした今年、聞くところによればABS装備が義務化されたとか、、、。
まぁ、この話はブレーキのタッチや感触、効き具合とは別の話ではありますが。

ブレーキというのは前も後ろも共通して言える事ですが、
その目的は停車するためだけにあるのではなく、速度調整のためでもあります。
例えばコーナーリング中、バイクが傾いている状態のときにほんの少し
スピードを落としたくなったとします。
でもスロットルを戻すことでスピードを落とそうとすると急激な挙動の変化につながるので車体が不安定になりがちです。
なのでハーフスロットルのままリアブレーキで微妙な速度調整をしたいんです。
ところが、ホンダ車の場合リアブレーキペダルをかなり強く踏んでも、思ったほど速度が落ちてくれません。
というか、ブレーキはディスクプレートを摩擦しているというだけで殆どブレーキが効いている感触がないんです。
この症状が著しいのは僕のCBなんですよね。

・コンボブレーキをやめてしまいたいけれど、そのためには前後の
  キャリパーを交換しないといけない
・ABSとの兼ね合いがあって電気的な対処もしないとコンボブレーキを
  なきものにするのは難しい

思い切ってブレーキをそっくり全部移植してしまうか・・・
と思ってはみたものの、ここに書いた2つのことが壁となり、簡単にはできそうにありません。

10月には車検もあるので、まずは車検に向けて全体的な整備をすることが優先なので、休日をフルに使って、
・フロントブレーキキャリパーオーバーホール
・場合によってはマスターシリンダーのオーバーホールも
・前後ブレーキパッド交換
・フロントフォークの組付けアライメント再調整
・前後ホイールを外し、ブレーキディスクも外してホイール洗い
  ついでにホールのベアリンググリスアップ
・クラッチのフルード全交換

この辺のことをやろうと考えています。
車検向け整備に関しては別に記事を書いて紹介したいと思います。

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