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悲しみの先にあるものを見つけたい

人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。
悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない。

「悲しみの秘儀」若松英輔 著

昨日、親友を突然失うという経験をした。

苦しくて、悲しくて、そして悔しくて。。。
様々な感情が絶え間なく、寄せては返す波のように、浮かんでは消えていく。
少し落ち着いてきたと思ったら、次の瞬間絶望的な悲しみに襲われて涙がとめどなく流れる。
その繰り返しだ。

そんな感情をなんとかしたくて、手に取った本の中に書かれていたのが冒頭の一文だった。

それは暗闇の中で前に進めずにいる私にとって、希望を与えてくれる言葉。

この悲しみが私に伝えてくれる何かがきっとあるはず。
今はまだわからない。
でも悲しみの中に小さな光が見えてきたら、必ずそれを掴み取ろう。

どんな扉が開くのかは、きっと自分次第。
悲しみから目を逸らさず、正面から向き合い、扉を開けよう。

そんな私の姿を親友はきっと見守ってくれているはず。
そう信じて前に進もう。

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