2024年の先祖調査の進捗状況(1年を振り返る)
皆さん、こんばんは。2024年も残すところあと6時間を切りました。NoteやXでご覧になってくださる皆様とのご縁に感謝申し上げます。今年は先祖調査で多くの情報が得られたと同時に、Noteに連続投稿をした年でもありました。自分の1年を振り返ってみようと思います。
父方
① 大叔母の逝去と本家訪問 + 高祖父母の肖像画
→2023年11月、末期のすい臓癌が見つかったと聞いていた大叔母が2024年の1月に90歳で亡くなられました。私には祖父が居ないので、大叔母(祖父の姉)に先祖について沢山取材しました。未婚でしたので、秋田の曾祖父母の墓に納骨されることになり、そこで初めて本家(曾祖父の実家)の親戚と対面しました。そこで、前々からずっと気になっていた私の高祖父母の肖像画を初めて見せてもらいました。私たちの顔立ちは、この高祖父から来ていると分かり、大変感心しました。
② 高祖母の曾祖母(文化14年)の写真を見せてもらう + 高祖父の実家を訪問+曾祖父の兄弟の墓を全部周る
→夏になり、再度秋田を訪問し、本家に再度上がらせてもらい、前回の訪問よりもより大きな情報が得られました。そこで、本家の本家の方が生前に配っていた家系譜を見せてくださり、先祖が初代から17代まで、妻の名前も含めて全て書き足されていました。その中に、文化14年生まれの先祖の写真があり、私の7代前ですので驚愕しました。
その後、高祖父の実家にも伺いました。撤去前の墓の写真も見せてくださり、5代の祖の妻の旧姓が分かり、父方家系図が大幅に変わることになりました。
曾祖父弟の墓を本家の方に教えてもらえたので、お参りしました。これにて、秋田県に4件、埼玉県に1件、東京都に1件散らばる、私の曾祖父の兄弟の墓全てを発見+お参りできました。
母方
③ 富山に住まわれている12親等の方(苗字 Hさん)に手紙を書き、返信を頂く
富山県は戸籍の廃棄の影響で、母方高祖父の系統が全然分かりませんでした。何かしら先祖について情報や言い伝えを得たい、5代の祖の墓参りがしたい、と考え、12親等の遠戚宅に手紙を出したところ、その息子さんが富山に帰省されており、手紙を受け取り、ご丁寧に返信を下さりました。念願の富山に行けることが決まり、嬉しかったです。
富山に行く3日前、返信を下さった息子様が急遽、打ち合わせをしたいということで、私の通う大学の最寄り駅まで来てくださり、カフェで色々お話できました。現地で協力してくださる人がいてくれて本当に嬉しかったです。
次の日、自分の家から自転車で20分の所にある高祖父のお墓を訪問し、富山に行くので、いい結果が得られますようにとお願いをしました。
富山での現地調査では、祖母の旧姓について菩提寺や同姓宅を伺いましたが、詐欺だと思われて門前払い的な対応をされた後、大雨降ってきて精神的に参りましたが、息子様が車で迎えに来てくれて本当に助かりました。
④ Hさんの姉の家が5代の祖の妻の実家の真向かいということで、紹介してもらい、廃棄前の戸籍謄本をゲット
富山の2日目の調査もあまりいい結果は得られていませんでしたので、宿泊施設に戻ろうと思い、Hさんのお宅に感謝の言葉を述べに行ったところ、最後の最後に12親等のHさんから、
『俺の姉の家が、君が伺いたいと言っている(私の5代の祖の妻の実家)Mさんの家の真向かいにあるんだよ、繋いであげるから話を聞きに行こう』
*事前に旧土地台帳で住所を特定してHさんに話しておいて正解でした。Hさんは、その住所を見て地図で検索し、姉の家と近いことを発見してくれていたのです。
と言ってくださり、Mさんのお宅に緊急訪問しました。紹介と言う形ですので、Mさんは私のことを瞬時に理解してくださり、廃棄前の戸籍謄本の写しを全て持ってきてくださり、明治2年生まれの5代の祖の母親、みつ(天保12年生まれ)、父、五左衛門、祖母、そよ(文化12年生まれ)、祖父、五左衛門と、計8人の先祖が新たに分かりました!! 廃棄されてしまってどうしようもなかった系統がこうして分かってしまいました。本当に運が良すぎました。最後の最後まで皆様本当に親切に対応してくださり、絶対に忘れない素晴らしい思い出になりました。
*後になって分かったことですが、その姉と高祖父は親戚ですので、何度も会ったことがあり、家族写真で一緒に写っていました。高祖父が導いてくれたのでしょうか(笑)不思議な経験でした。
⑤ 祖母の実家を訪問し、5代の祖の墓参りを全てコンプリ―ト
中々伺う機会のなかった父方祖母の実家に伺いました。父の従兄弟の方が親切に対応してくださり、高祖父母の写真を新たに3人分見つけました。
文久生まれと慶応生まれの高祖父母です。
現地で高祖母の実家のお墓を見つけることができ、お参りを完了しました。これにて、私の五代の祖、全員のお墓参りを完了させることが出来ました。
⑥ 曾祖叔父とご対面
曾祖父の弟さん95歳がありがたいことに存命されていますので、急遽、会いに行きました。特攻隊で亡くなられたお兄さんの思い出や、高祖父母の話など貴重なお話を伺うことが出来ました。富山に調査で行った、全系統の家系を作成したと言ったら、曾祖叔父さんは、若いのに本当に感心だ、偉いと言ってくれて嬉しかったです。
こんな感じで、今年はコロナも開けて田舎へ訪問する機会が沢山あり、大学4年生、最後の人生の夏休みで色々やり切りました。
残す高祖父3人の写真がもしかしたらあるかもしれないので、何とか来年はやりきりたいと思います。来年もよろしくお願いします。
令和6年12月31日 19:07 六右衛門