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小説を書くために、才能を列挙しよう

自分に才能があるかないか、悩むのはやめてください。あるから、列挙しましょう。

例を挙げます。

・武道の経験があるので立ち方や動きを小説に書ける
・珍しいものが好きだから取材が好き
・キャラクターを書いていると勝手に動いてくれることがある
・見た景色をもとに自分の小説のイメージを展開できる
自分にできること、自分の良さを意識するのが大事です。

慣れてきたら、自分そのものの良さを挙げてください。古代ギリシャの哲学者アリストテレスは「全体は部分の総和に勝る」と言いました。だから、全体の良さも言語化しましょう。
たとえば、こんな風に。
・小説を書いている自分が好きだ。
・学業や仕事をしながら小説執筆について考える暮らしは楽しい。

注意点として、言語化された自分の才能の数々を人に話すときは、充分に注意してください。
時間を取らせたらいけないから、一個だけ聞いてもらう……というのは相手によってはありです。仲良し同士なら微笑ましいですね。
しかし世の中は広いので「楽しんで小説を書いてるなんて許せない!」と憤慨する人もいるのです。くわばら、くわばら。

プロの小説家としてデビューして14年になるので、少しずつ小説の書き方を言語化しているところです。またお会いできたら嬉しいです。

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