サッカーする上で最も重要な事。

この事を考え出した時に色んな意見や考え方があるのは百も承知。

今子供たちにサッカーを教える立場になったけど、そのチームは

出来たばかりの新米チームだ。そして初心者が半数以上の

芽が出たばかりの若葉チームである。ただ代表者を初め僕も含めて

自分で言うのも変だけど、スタッフは素晴らしい人材ばかりである。

そんな中スタッフ達は伝えたい事が沢山ある中やっぱり基本的な部分に

まずはフォーカスしている。止めて・蹴る まずはここからだろうと。

もちろんそこはサッカーを始めて行く上で重要だろう。

それは分かる。止めて・蹴る が出来なければ次のステップへ進めない。

でも僕自身が思う最も重要な事とは、好きになること だと思っている。

もしかしたら、兄弟がしているから入団させられた。親がサッカー好きだから

入団させられた。友達が始めたから入団してみた。サッカーを始める

きっかけは人それぞれだと思う。そんな事はどうでもいい。

ただ、サッカーとは楽しいスポーツ、好きになれる

スポーツと思ってもらえたら、その子達はどうだろうか?

これから始めようとする子、今は興味無い子、そんな子達にも

そう思われたらどうだろうか?

何より、そう思わせるためには、まずは興味を持ってもらえばいい。

その次に興味から、やってみように変わるはずだ。

やってみようから、やってみたら楽しいに変わるはずだ。

もしかしたら、やってみて合わないから辞めとこうになるかもしれない。

それでもやってみる事に意味があるわけで、行動を起こせているから

僕の中では、それはいい事だと思う。やってみて初めて分かる。気がつく。

すごく大事だと思う。

話は戻って、やってみて楽しいとなれば、上手くなりたいと思うはずだ。

プラスの思考で捉えられたら、物事はプラスが続くはずだと思う。

もちろん壁にぶち当たる事もいくつもある。それでも好きでいれれば

乗り越えれることも沢山ある。

その為にまずはやっぱり、好きになる事が重要じゃないかな。

当たり前だろ。と思うかもしれない。でもその当たり前を

始めようとする子たちは当たり前じゃない。

なぜなら知らない世界だから。サッカーだけじゃない。全部に言えることだ。

基礎学、知識、性質、その他色々あるだろうけど、やっぱりまずは

好きになること。

サッカーだけの話をすれば、僕自身もサッカーが大好きだから

今年でサッカーと23年付き合うことになる。

プレーする立場から指導する立場に変わっても、やっぱり楽しい。

恥ずかしながら、練習日にはワクワクしている。今日は何しよう、

どんなこと伝えよう、みんなどんなかんじでくるかな。

色々考えてたら鼻歌歌いながらメニューや伝えたい事など

考えている。ただのサッカー馬鹿だと思う。

それでもそう思わせてくれるのは、僕自身がサッカーを大好きだから。

だから僕はチームの代表者にこう言った。

チームの今年のテーマは「遊びの延長」にしませんか?と。

快く快諾してくれた。むしろ代表も同意見だった。

やっぱりまずは好きになってもらおうよサッカーを!!って事である。

子、親御さん、スポンサー様、スタッフ達、皆がサッカーを好きになろうよ

って気持ちを忘れず成長しようよ。って事である。

我ながら良い言葉のチョイスだと自画自賛した。

好きでいる事は簡単そうだけど難しい。当たり前だと思われるけど

果たしてその当たり前が、今サッカーをしている全人口の中で

どの位の人が頭の中にあるだろうか。誰かに言われたら思い出して

当たり前だろ。と思うはずだ。

僕からしたらそれは当たり前ではない。

プロの選手も仕事としてサッカーをしているが、よく聞く言葉が

仕事だから大変だよ。と返事が返ってくる。

もちろん、弱肉強食の世界。ミスすれば明日が無いかもしれない。

怪我したら明日が無いかもしれない。そんな人達に楽しいですか?と

聞くのも酷だと思うのは分かる。生活をかけている訳だから。

それでも好きでいたから、好きでいるからそこまで上り詰めたはずだ。

やっぱり根本として「好きになる」は大事なんだと。

だからまずは、何かを始めようとする君。

なにかにつまづいて悩んでる君。

皆に言いたい。好きになりなよ。と。

そしたら自然と考え方や感じ方が変わるはずだから。

と思うただのサッカー馬鹿でした。

ギナギナいきましょ。

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