「夏の夜の夢」を見た

日芸の舞台「夏の夜の夢」を見ました!呼び声の大道具の子が関わっていると聞いていたので、大道具に対するコメント多めになってます

・大道具が豪華すぎる。まず最初にローマ風建築(壁3、柱5、ベンチや手すりなど)が現れただけで「金かかってるなあ」って思ったのに、わりと序盤で引っ込んだからびっくりした
・ローマ風建築(壁)、磨りガラス風の窓がある壁2、可動ドア付きの壁1で構成されていて、レンガみたいな素材だな〜見た目より軽そうだしポリスチレンかな〜って思ってたら絵だった 絵…!?
・ローマ風柱5のうち1つだけ可動式で(転換時に連れてかれる)、残り4つは回転する(裏に木が描かれてる)。転換時は柱が一瞬で木になり、上から葉のような布が降りてくる(柱上方の装飾部を隠す)。奥には平面の木も生える。2~3層の奥行ある森、舞台が広いのに持て余していなくて、リッチだ…になった
・妖精のベッドや既製品を感じない衣装など、随所に「金かかってるなあ」ポイントがある。大道具の子曰く、「布200m買ってる、この予算だけで2回呼び声(弊演劇)できる」とのこと リッチ…!!
・舞台の一番手前に透け感のある布と花の装飾があって幻想的。あと森に蜘蛛の巣があるの好き。舞台の下から見ても目立つサイズ感、実物はそこそこ大きいのかもとか、あのサイズの舞台慣れしてないと作れないかもとか考えた。
・スモークずっとたいてた?後半、朝日のビームまで気づかなかった
・朝日のシーンらへんでキラキラが降ってた…あれなに落としてたんだろ どこから落としてたんだ…?
・ほぼ商業演劇!!広い画面を使い切ってて、「画面狭いな」「持て余してるな」と思うことがない

・シェイクスピア、ほぼ初めて触れたけど普通に面白かった。やっぱり人間関係のもつれというのは数百年単位で面白いトピックなんだろうな
・どのくらい現代語訳?入ってるんだろう。話の筋が分かるくらいには現代語になんだけど、時々シェイクスピアらしい重甘い言い回しがあったりして面白かった
・「処刑されないクソつまらん演劇をやろう!」で出てくる演劇が逆に面白いのバグ ライオン役も月役も壁役も想像通りの面白さだった 劇中劇、いいよね それまで自然な演技だったキャラクターが「演技する」ことによって急に棒読みになるの上手かった
・演者の二役三役がすごすぎる!!最初「あれ?領主?と蛾の妖精と無口な職人同じ人?」って思ったけど転換が早すぎて「着替える時間ないし別の人か」思った 同じ人だった…そういう何役もやってる人が何人もいた…
・推しはロバになっちゃう職人
・いいもん見た


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