隊長@沖縄で発達障害の理解を広め隊

はじめまして、「沖縄で発達障害の理解を広め隊」隊長の6と申します。  このnoteでは、発達障害について自身の体験などを記載することで発達障害の理解度が向上して貰えばと思い作成致しました。  沖縄のこと自分の趣味のことも絡めて書いていければと思いますのでよろしくお願い致します。

隊長@沖縄で発達障害の理解を広め隊

はじめまして、「沖縄で発達障害の理解を広め隊」隊長の6と申します。  このnoteでは、発達障害について自身の体験などを記載することで発達障害の理解度が向上して貰えばと思い作成致しました。  沖縄のこと自分の趣味のことも絡めて書いていければと思いますのでよろしくお願い致します。

最近の記事

【発達障害短編小説】異能の輝き〜第15章 潜入〜

第15章 潜入  翌日、葵たちは嶋田の計画に従い、政府の超覚醒者追跡部隊の本部に向かう準備を整えた。  嶋田の指示で街中から外れたルートを使い、誰にも気づかれないように静かに進んでいく。  「到着したら、まず監視カメラを消去する。そ  れから内部に侵入するが、時間は限られてい  る。できるだけ速やかに行動しなければならな  い」  嶋田が厳しい口調で言った。  彼らが到着した基地は、灰色のコンクリートで覆われた無機質な建物だった。  周囲には高い塀と監視カメラが巡らさ

    • 【発達障害短編小説】異能の輝き〜第14章 次なる作戦〜

      第14章 次なる作戦  数時間が過ぎ、嶋田の隠れ家にて葵たちは休息を取りながら、今後の作戦を話し合っていた。  「追跡者たちは、俺たちがここにいることに気  づくのも時間の問題だ」  嶋田が切り出した。  「彼らの動きを抑えるためには、こちらから一  手打つ必要がある。奴らの基地を叩くんだ」  「基地を叩く…? 本当にそんなことができるの  か?」大和が不安げに尋ねる。  「できる。政府の超覚醒者追跡部隊の本部は、  市街地の外れにある。そこには彼らの指揮官が  

      • 【発達障害短編小説】異能の輝き〜第13章 嶋田の能力〜

        第13章 嶋田の能力  通路の奥にある隠れ家は、思ったより広く整えられていた。  無骨な金属製の机や古い椅子がいくつか並べられ、壁には書類や地図がびっしりと貼り付けられている。  その一部は、政府や軍の機密情報を記したもののようだった。  「ここが俺の避難場所だ」  嶋田は冷静に言い、椅子に腰掛けた。  「今は安全だが、いつまで続くかはわからな  い。あいつら、俺たちを根絶やしにするつもり  だからな」  葵と大和は緊張を解くことができず、黙って嶋田の話を聞いていた

        • 【発達障害短編小説】異能の輝き〜第12章 新たな仲間〜

          第12章 新たな仲間  地下通路は暗く、ひんやりとしていたが、追跡者たちの気配は感じられなかった。  葵たちは息を切らしながらも、何とか安全な場所へと逃げ込むことができた。  「何とか…逃げ切ったな」  大和が荒い息をつきながら言った。  だが、その安堵も束の間、通路の奥から新たな足音が聞こえてきた。  誰かがこちらに近づいてくる。  「敵か…?」  葵が緊張して身構えた。  しかし、通路の奥から現れたのは、予想外の人物だった。  ぼろぼろのコートを羽織り、鋭い

          〜2024 heart bookmark 福岡〜水瀬いのりのライブに初参加してきました!

           どうも、「沖縄で発達障害の理解を広め隊」隊長の6です。  今回は私の推しの水瀬いのり(以下いのりん) のライブに初めて参加してきたのでその感想を書いていきたいと思いますが、その前に私のいのりんとの出会いなどから書いていきます。  ライブの話をする際はネタバレを含みますので、見たくない方はライブの話は飛ばして頂けますと幸いです。 声優 水瀬いのりとの出会い 私がいのりんを知るきっかけになったのは、 アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」です。  アニメはちょこちょこみるも

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          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第11章 戦いの始まり〜

          第11章 戦いの始まり  真奈美と葵は一緒に廃ビルの入り口へと戻り、やがて近づいてくる追跡者たちを待った。  彼女たちは心を静め、それぞれが自分の能力に集中していく。  真奈美は精神の波動を高め、相手の感情を操作する準備を整える。  一方で葵は、未来の映像が頭の中で流れるのを感じながら、それをできる限り正確に把握しようと努めていた。  「彼らが来たら、私がまず精神的に混乱させ  る。その後、葵、君が未来予知で逃げ道や次の   行動を指示して。大和たちが地下通路から逃げ  

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          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第10章 絶体絶命〜

          第10章 絶体絶命  廃ビルの窓の外、追跡者たちの無骨な戦闘装甲車が音を立てて接近していた。  ヘリコプターのローター音も上空で響き渡り、逃げ場はもうほとんど残されていない。  葵たちの呼吸は荒く、静まり返った廃ビルの中に自分たちの心臓の鼓動が大きく響いているのを感じていた。  「逃げ道は…?」  葵が真奈美に尋ねた。  真奈美は迷いなく廃ビルの奥へと歩き出した。  「地下通路があるわ。そこから出れば、少なく  とも一時的にはやり過ごせるかもしれない」  「それで

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第10章 絶体絶命〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第9章 決意〜

          第9章 決意  廃工場を離れ、真奈美の指示で辿り着いたのは、郊外の廃ビルだった。  荒れ果てたビルの中はひんやりとしていて、不気味な静寂が広がっていた。  皆が疲れ果てた様子で、その場に座り込んだ。  「ここで少し休もう」  と真奈美が言った。  「でも、長くはここにもいられない。彼らはす  ぐに追いつく」  葵は息を整えながら、考え込んでいた。  自分の未来予知が完全ではないこと、そしてこの状況下でどう役に立つかが分からず、焦りが募っていた。  だが、大和はそんな

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第9章 決意〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第8章 追跡者たち〜

          第8章 追跡者たち  その夜、廃工場を後にした葵たちは、静かに街の外れへと向かっていた。  真奈美を先頭に、一行はほとんど無言で移動していた。  緊張感が漂い、誰も余計な音を立てようとはしなかった。  しかし、すぐにその緊張は現実の危険に変わる。  後方から、サイレンの音とヘリコプターのローター音が聞こえてきた。  「まずい、見つかった!」  大和が声をあげた。  真奈美はすぐに指示を飛ばす。  「分かれて逃げるわ! できるだけ目立たない  ようにして、それぞれが

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第8章 追跡者たち〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第7章 新たな危機〜

          第7章 新たな危機  数週間が過ぎ、葵たちの能力は少しずつ向上していた。  だが、彼らが力を高めるにつれて、外の世界からの脅威も増していった。  政府や秘密組織が、超覚醒者を「危険分子」として監視し、捕獲しようとしているという噂が広がっていた。  ある日、廃工場に帰還した真奈美は緊迫した表情で皆に告げた。  「私たちが追われている…ここを早急に離れな  ければならない」  葵たちは驚愕し、次なる逃亡の計画が動き出す。  これが単なる能力の訓練ではなく、生死を賭けた戦い

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第7章 新たな危機〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第6章 共鳴〜

          第6章 共鳴  翌日、葵と大和は廃工場に通い始めた。  そこで待っていたのは、能力を持つ者たちが互いに力を引き出し合う訓練の場だった。  真奈美がリーダー的存在となり、それぞれの能力の特性を理解し、制御するための練習が行われていた。  まず、葵は自分の「予知能力」をどう活かすかを試みた。  しかし、未来が断片的にしか見えないという特性上、それをコントロールすることは難しかった。  頭に浮かぶのは一瞬の映像であり、それが何を意味しているのかを瞬時に判断しなければならなかった

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第6章 共鳴〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第5章 廃工場への道〜

          第5章 廃工場への道  夕暮れが迫る中、葵と大和は廃工場へと向かっていた。  住所をもとにたどり着いたその場所は、荒れ果てた建物がいくつも並ぶ閑散とした工業地帯だった。  鉄のフェンスが錆びつき、無数の落書きが壁を覆っている。  人の気配はなく、空気には静かな不気味さが漂っていた。  「ここで本当に合ってるのか?」と、大和は不   安げに周囲を見回した。  「たぶん…でも、少し怖いね」と葵も小さな声  で答えた。  二人はしばらく躊躇していたが、ついに重い扉を押して廃

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第5章 廃工場への道〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第4章 出会い〜

          第4章 出会い  大和との会話から数日後、葵はその疑念を捨てきれずにいた。  もし大和の言う通り、他にも超覚醒した人間がいるなら、自分たちだけでどうにかなるものではないはずだ。  そう考えた彼女は、ネットで情報を集め始めた。  だが、「超覚醒」という言葉は都市伝説的な噂でしかなく、具体的な情報は見つからなかった。  そんな中、ある掲示板の書き込みが彼女の目に留まった。  「同じ力を持つ者たちへ。自分を隠す必要はない。私たちはここにいる。連絡が欲しいなら、この場所へ——」

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          それでも僕は普通になりたい〜発達障害は背伸びして生きている〜

           どうも、「沖縄で発達障害の理解を広め隊」隊長の6です。  今回は私の「普通」に対する思いについて話をしたいと思います。  タイトルにあるように、私は普通になりたいと思っています。  ここで、普通ってなんだよ?そんな当たり前のことなんで言っているの?と感じた方は是非私の記事の「This is me 〜普通じゃなくても私は私〜」を読んで頂けたら幸いです。 何が普通じゃないのか? 1.忘れ物がひどく多い  定型の方は忘れ物くらい私もあるよと言いがちですが、それ発達障害の方には

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          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第3章 異能の仲間〜

          第3章 異能の仲間  葵は予感に支配される日々を過ごしていた。  最初は偶然だと思い込もうとしたが、連日のように繰り返される出来事に、その否定は無意味だと悟った。何かが自分の中で変わった。  だが、それが何なのかは依然として分からなかった。  そんなある日、学校での授業中にまた「見た」。  教室の片隅に座っていた大和(やまと)が、教科書を机から落とす未来が一瞬頭の中をよぎる。  無意識に目を向けたその瞬間、彼はまさに教科書を落とした。  「まただ…」  葵は、心臓が高

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第3章 異能の仲間〜

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第2章 能力の目覚め〜

          第2章 能力の目覚め  その夜、葵は自分の部屋でノートを開き、今日の出来事を書き留めていた。  日記を書くのは彼女の日課だったが、今日の記述は特に慎重だった。  あの瞬間、確かに「未来」を見た気がした。  そしてそれが、単なる錯覚ではないという直感があった。  「一体、私はどうなってしまったんだろう…」  その言葉が書かれたページの上に、かすかに手が震える。  翌日も、また別の「予感」が葵を襲った。  街中で見知らぬ人がスマートフォンを落とす瞬間が頭に浮かび、それが実

          【発達障害短編小説】異能の輝き〜第2章 能力の目覚め〜