見出し画像

人工透析に思いを馳せ 掻柔マッサージの願い

あっという間に爪の色が変わる

週に3回、 #腎臓機能に問題 を抱えた患者さんたちが行う人工透析。
#足壊疽が進むと人工透析が視野 に入ってきます。
#足壊疽 が進んだ状態とは腎臓機能に大きな影響が及んだ状態です。
つまり #足壊疽と人工透析は双子のような存在 でした。

これまで足壊疽を一旦発症すると、その先の人工透析まで一直線というのが既定路線でした。
そして人工透析の先には患者さんの命のろうそくが見えています。
業界の方々には申し訳ありませんが、私自身も一人の患者としてその状態を見過ごしては置けなかったのです。
なので、すみません。

※座るな危険!

足壊疽は「何となく足が冷たいな」という感覚から始まります。
でもすぐに足の爪の色が変色をはじめ、あっという間に指から痺れが出てきます。
冷たいと感じてから痺れが出るまでは、割とあっという間というのが個人的な印象でした。
とにかく一旦進行が始まるととても速いのです。

痛みは痺れの後から付いてくる感じです。
最初はそれこそ足の指先だけ、でもすぐに足全体が鉈で肉を断ち切られるような痛みに襲われます。
同時にそれだけ腎臓への負荷がかかっていたのでしょう。

ただ腎臓の方の自覚症状は殆どありません。
しいて言うなら、時折ものすごく頻尿になります。
この頻尿はそれこそ一晩中といったもので、2~30分おきにトイレに行って出ない尿との戦いに明け暮れるそんな感じです。

結局この状況が続けば、自分の身体で血液のフィルタリングが出来なくなり、命の危険が迫って人工透析になってきます。

少し前に人工透析を拒否して、亡くなったというニュースがありました。
この気持ち物凄くよくわかります。
私も以前毎日点滴の針を刺さなくてはならない時があって、痛さ以前に吐き気がしてくるそんな状況に苛まれたことがありました。
正直気が狂いそうになったことを思い出します。

この状況、とても辛いのです。
最初はそれこそ何という事はないのですが、ある所から拒否反応が出てきます。
一旦出てしまった拒否反応はそれこそどうにもならないものです。
亡くなった女性の気持ちが手に取る様にわかるニュースで、とても他人事ではなかったことを思い出します。

この頃糖尿病の原因を追いかけていた時分でもあり、悶々としていたことを覚えています。
そしてなかなか糖尿病の正体がわからず、自分の能力のなさを自問自答し、自分の足の時間さえも無くなっていたそんな時の出来事でした。

現在の日本の糖尿病患者数は予備軍を含めて1100万人と言われています。
そのうち34%の方が人工透析へ移行すると言われています。
1970年代にはわずかに7000人程度だったものが、この50年で50倍にも増えました。
現在の透析人口はなんと35万人です。

忌々しい生活習慣病の糖尿病、現在論文の共著者を募集しています。
どうか心ある方の参加をお待ちしております。
また研究費のカンパも大歓迎です( ´∀` )

            ご意見はこちらから

「共著者はまだかー」と事務局から届くお便りが、結構恐怖ですw

本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
また次回お会いしましょう。


いいなと思ったら応援しよう!