ゆぎお同位体カプの話
【同位体カプとは】
これは私の中の「同位体カプ」の話なんですが、ひとりの人間が複数の人格を持っていたり、同じ顔をした〇〇という存在が複数存在していたり、元は同じ存在だったけれどふたつに分かれていたり、元は別の存在だったけれどひとつの存在になったり、そういう関係性のことを「同位体カプ」と定義しています。
遊戯王って、そういう「同位体カプ」がものすごく多いんですよ。しかも主人公側に多かったり、ストーリーの根幹に深く関わってくるキャラクターが「同位体カプ」だったりするので、それはもう描写も緻密に、美味しそうに描いてくださる。全シリーズ皆勤賞か?ってくらい。素敵!!
というわけで、この文章では全シリーズを通して「同位体カプ」がどのように関わっているかを殴り書きしていきたいと思います。
今回はDM から5D'sまでを語って、次の記事ではぜある以降を語っていきます。
ネタバレ注意!!!気をつけてね!!!!
【DMの話】
表くん闇くん:
軽い気持ちで覗いてみたら、ものすごい沼だった闇表闇!!わーい!!!
現代を生きる「器」と古代を生きた王様の魂がひとつの体を共有しながら生きる。最初闇くんは自身を「武藤遊戯のもうひとりの人格」と定義していたところも最高。
序盤の敵ペガサスに対して、彼らならではの戦法「マインドシャッフル」発動!同位体カプ必殺技!!ろくに6000のダメージ!!1ターンキルありがとうございました。
彼らが初代の主人公で半端ない量の萌えを補充できたおかげで、遊戯王シリーズ全作品を4ヶ月くらいで完走した。すべてはここから始まった。
DM完走したあとに原作ぶっ通しで読んで超融合とDSODも観た。
原作序盤のめちゃくちゃ闇のオーラ放ちまくっている闇くんがDMの闇くんとはまた別人のように感じた。この初期の雰囲気をファンは「魔王様」って呼んでるみたい。ピッタリですね魔王様。この人間かも怪しい武藤遊戯の体を乗っ取った悪霊っぽい顔大好き。
ファンによっては、表くんと闇くんの他にも「魔王様」「王様」と呼び分けてたりするので、実質4人で好きなCPが組める。最強。
超融合の先輩武藤遊戯さんもかっこいい………DSOD社長のクソデカ感情は世界をも飛び超える………すごい。DSODはぜあるの監督さんだそうで、ぜある観てるとあっここDSOD!シーンがいくつかあった。また別日に語りたいDSOD。
獏良くんとバクラくん:
このふたりもひとつの体を共有しながら生きる。バクラくんの方は自分が獏良くんのもうひとりの人格」とは思っておらず、記憶もちゃんと所持している模様。
原作の方がバクラくんのデレが拝める。初対面からガンガンに好意ぶつけてきたりご主人のためになる(かどうかは知らん)ことを半笑いでやってのける狂犬。好きですね。
彼らはW遊戯くんたちと違って、獏良くんがバクラくんを受け入れなかったため意識が奪われるように入れ替わるしかなかった。それもまた彼らの歪な絆となっていて好き。
マリクくんと闇マリクさん:
いい塩梅のゲスととんでもねぇゲスの組み合わせ。好きですねぇ。
どうしようもない苦痛に耐えられず表マリクくんが生み出したのが闇マさんの人格だから、彼だけは前世の人格がない。
正真正銘のひとりが生み出したふたつの人格同士の憎しみと殺しに塗れた確執、つまり同位体カプである。ありがとうございます。
マハードさんとブラックマジシャン、マナちゃんとブラックマジシャンガール
一度死んでカード(カー)になるマハードさんどちゃくそかっこよかったし、マナちゃんブラマジガールも超可愛いので好きです。王様への尊敬の念が半端ないふたり。生きた体が滅びてもなお、王様の魂を守るエースモンスターたち。好きだああ………
前世の古代エジプトを生きた人たちと今世を生きる人たちのそっくりさんコンビは、生まれ変わりということでよろしいのでしょうか。ちょっとオカルトのことはよく分からない。こんなに同じ顔がよく現代に揃ったなという感じ。
若かりし頃の双六さんに手を伸ばす王様、どちゃくそかっこよかった。多分あれが正史を辿った王様。
【GXの話】
ゆべるじゅうだい:
予想外のところから同位体カプでぶん殴ってきた公式。
ラスボスゆべるさんのクソデカ感情をゆうきじゅうだいのような空っ風人間が受け入れられるわけがないだろう!えっどうしようGX全員滅亡でゆべるさんの死体愛好エンド!?!?
ってハラハラしてたら、じゅうだいくんたちもまさかの前世持ちでした。前世から彼らは愛と守護で結ばれていたのね。
それを思い出したじゅうだいくんの行動は早かった。彼の十八番「融合」をここで使い、無事にゆべるじゅうだいという世界の切り札的存在となる結末を迎えるのです。
ひとつの体にふたつの魂が同居している。同居人はラスボス兼前世では運命の人。やばい。
別離の選択をしてそれぞれの世界を進んで行った闇表と真反対の結末を迎える。
当初は主人公がラスボスと融合ハッピーエンドって、それで良いのかゆうきじゅうだいと思ったりもしたが、覇王覚醒したあとのじゅうだいならやりそうだなと納得した。同位体カプ的にはハッピーエンド。
覇王とじゅうだいくんと前世じゅうだいくん:
ビフォーじゅうだいとアフターじゅうだいで作品生み出してる人、いると思います。同じ体なのに一期二期と三期でここまで性格が違うのすごくないか???やばい。三期バトルロワイヤルくらいからゆうきじゅうだいの可能性が未知数すぎて震えてた。
ゆべるじゅうだいも合わせるとひとりで4粒楽しめる、それがゆうきじゅうだい。
ブラックサンダーとホワイトサンダー
お菓子かな?って思うでしょうけれど、違うんです。
万丈目サンダー(ブラックなすがた)と光の結社に洗脳された万丈目サンダー(ホワイトなすがた)なんです。詳しくは本編を見てください。
洗脳って恐ろしいですよね、洗脳前と後では人格がガラッと変わってしまう。美味しいですね。その洗脳を解くのも我らがゆうきじゅうだいなところが良いですね。
【5D'sの話】
ゆうせいくんとゾーンさん:
オリジナル主人公と完璧複製ロボなラスボスの関係性がやばい。
ゾーンさんがどれだけ現状に絶望し自分では何もできないと思い、偶像としての「不動遊星」に縋ったのか、どれだけの覚悟であの人体改造を自ら行ったのか。つらい。つらすぎる。彼らのラストバトルも観ていてしんどいものがあった。だって彼、「不動遊星」のことめっちゃ好きじゃん。
彼のやったことにより未来が大きく変わったし、これからも変わり続けると信じて、ゆうせいくんは今日もライディング・デュエル!!アクセラレーション!!!
ジャックと偽ジャック:
あの回もえっっいいんですか!?!?って少し興奮した回でしたね。同じ顔同じ声で、「キング」だった頃のジャック・アトラスと闘う元キング。ジャックは「キングである自分」の殻を破ってまた大きく魂が磨かれるところが最高です。これからも貪欲にデュエリストの魂を磨いていってください。
きりゅー兄さん:
流石チームサティスファクションのリーダーだ!!彼はひとりで3粒美味しい。
1人目:チームサティスファクションのリーダーの姿
2人目:ダークシグナーの姿
3人目:クラッシュタウンでの不満足な姿
ここまでアップダウンが激しいキャラクターはなかなかお目にかかれません。素晴らしい。
どのきりゅー兄さんも最高なんですが、個人的にはチームサティスファクションからのダークシグナーしてた頃のきりゅー兄さんが最高に輝いていて好きですね。ゆうせいくんが離れられない危なっかしさとやることなすこと全部裏目に出まくる満足兄さん。デュエルの神(製作陣)に愛されている。好きだなあ。
謎のDホイーラーとブルーノちゃんとアンチノミーさん:
これさぁ………(語彙がなくなる)
謎D時代から好きだなあと思ってたけどまさかのトリプルフェイスでしたか。そうですか。大好きです。同じ顔同じ体、けれども前2人は記憶をなくしている裏表の姿、アンチノミーさんはすべての記憶を持つ厳しくも優しい人。ゆうせいくんのアクセルシンクロの師匠で、とても良い仲間、だったな………ゆうせいくんが「仲間」と言ってくれてよかった………うわまた泣けてきたつらい。来世は幸せになってくれブルーノちゃん。
プラシドとルチアーノくんとホセさん→アポリアさん:
これずるくないですか!?!?ただでさえ3人ともキャラが濃い(笑)のに、Dホイールと合体するだけじゃなく3人が合体って、なんなんですか!?!?サイボーグの為せる技なんですよね、それにしたって彼ら3人とも元はひとりの人間だったって、時代ごとに人格分けたって、ずるい、ずるい!!!すごい発想だなごっず製作陣……尊敬の念。
ぜある以降は次の記事に書きます!!!またお会いしましょう( ✌︎'ω')✌︎